「アクアパッツァ」をご存知ですか?イタリアで人気のお魚料理なんですよ。今回は、イタリア本場の味をおうちで再現できるアクアパッツァレシピを集めてみました。魚の種類を変えたり、味付けを工夫したり、野菜をたっぷり使ったり、といろいろなアレンジを楽しめますよ。フライパン以外で作る調理法もありますので、気軽に挑戦してみてくださいね。2019年07月26日作成
魚をおいしくいただけるアクアパッツァ料理の基本は“シンプルさ”です。素材の味わいを堪能しながら、お好みの味付けも工夫してみましょう。今回は、基本のレシピからアレンジレシピまで幅広くご紹介しますので、ぜひお気に入りを見つけてみてくださいね。
「アクアパッツァ」は、イタリアのナポリの郷土料理で、白身魚や貝類などをオリーブオイルと水で煮込んで作るグルメです。アクアパッツァの材料は、魚、塩、オリーブオイル、水が基本。主な要素は魚と水。シンプルだから素材のおいしさを存分に味わうことができるんですよ。そのため、魚やオイルなどの素材の新鮮さが決め手になるのだそう。
アクアパッツァの言葉の意味はちょっと複雑。イタリア語の「アクア=水」「パッツァ=狂った、暴れる、不思議」をそのまま訳したものをはじめ、いろいろな解釈がありすぎて、由来はまだ明確になっていないのだとか。ミステリアスな面もあわせ持つアクアパッツァですが、漁業のさかんな街“ナポリ”に思いを馳せて食べてみれば、あなたなりの答えを感じ取れるかもしれませんね♪
アクアパッツァは元々がシンプルな料理なので、オリジナルのアレンジも加えやすい料理です。魚の種類を変えたり野菜を加えたりするほか、お好みの種類のワインやハーブを加えるのもOK。パンやパスタと合わせたり、食卓に合わせて自由にアレンジしてみましょう♪
こちらは「イサキ」を使ったアクアパッツァのレシピ。切らずにそのまま使うので簡単です。ほかには、あさりとエビをまるごと組み合わせています。材料がシンプルなので、基本の作り方レシピとしてマスターするのもおすすめ。オリーブオイルを火にかけてニンニクで香り付けしたら、トマトを炒めてイサキも両面炒めるように焼きましょう。ほかの材料と水を加えて煮込んで、味を調えたら完成です♪
こちらは「たら」で作るアクアパッツァ。たらは切り身のまま下処理をして、フライパンで焼いて調理しましょう。こちらのレシピでは、ミニトマトを炒めず仕上げにさっと煮込みます。パスタやバゲットと一緒に食べてもおいしいのだそう♪
真鯛が手に入ったら、こんなレシピもおすすめ。「鯛」で作るアクアパッツァレシピです。味付けがシンプルなので、真鯛とアサリのおいしさをたっぷり楽しめますよ。真鯛は不透明になるまで焼きましょう。あさりの口が開くまで煮込んで、最後は蒸し焼きに。レモンとイタリアンパセリを飾ったおしゃれな一品です。
こちらは「アジ」を使ったアクアパッツァのレシピです。アジをまるごと1匹分、ゼイゴやウロコ、エラ、ワタなどを取り除いて水洗いしたら、水気を拭いて、塩を振って10分待ちます。出てきた水分を再びキッチンペーパーで拭いたら下処理は終わり。少し大変ですが、この処理で生臭さを押さえることができるんですよ。それ以外はそのほかのアクアパッツァレシピと同じように作っていきます。食べづらいときには、切り身を使ってもOK♪
こちらは「鮭」を使ったアクアパッツァです。季節を問わず手に入りやすい素材なのが嬉しいポイント。切り身を使うので扱いやすく食べやすいです。レシピの特徴は、手作りのハーブオイルを使うこと。ひまわり油などのオイルに、ニンニクとローズマリーがあればできますよ。冷蔵庫で2週間程度保存もOK!オイルだけ先に作っておくと調理がスムーズに♪
「スズキ」で作るアクアパッツァのレシピです。スズキが手に入らないときには、たらや鯛に変更しても良いのだそう。プチトマトは最後の段階でケイパーやタイムと一緒に加えて、くたっとなるまで煮込みましょう。食べるときに、お好みでEVオリーブオイルをかけて♪
こちらは「サンマ」を使ったアクアパッツァ風のレシピです。サンマの新しい味わいに出会えるかもしれません♪材料はシンプルで、手順も3ステップのみ。ささっと作れるので、サブおかずにも良いでしょう。
こちらはイサキとアサリのコンビに、なす、ズッキーニ、パプリカなどの野菜を使ったレシピです。このレシピでは、なすとズッキーニ、イサキを揚げてから煮込むのが特徴。イサキを揚げると香ばしいおいしさが加わるのだそう。レモンが入るとさわやかな味わいに仕上がります。彩りもキレイですね♪
こちらのアクアパッツァの野菜には、ミニトマトのほかに、アスパラガスとスナップエンドウが加勢。魚には「真たら」を使用しています。野菜は最後のステップで加えましょう。鮮やかなグリーンが料理を引き立てていますね♪
「かます」でもアクアパッツァは作れますよ。フライ用などコンパクトサイズにカットされた市販のかますを使えば簡単です。野菜には、トマト、しめじ、玉ねぎ、ピーマンなどを使用。盛り付けたらパセリをトッピングしましょう♪
こちらのアクアパッツァにはたらを使っていますが、ハマグリが主役でもあるレシピ。野菜には、ミニトマトのほかに、ブロッコリーやジャガイモなどを使っていて食べ応えがあります。ハマグリのだしで野菜もさらにおいしくなるでしょう♪
こちらは「真いわし」を使ったアクアパッツァで、「バーミキュラ鍋」で作っています。材料をお鍋に入れたら、フタをして弱火で加熱するだけなので簡単♪さやいんげんや黄色いパプリカなどの彩りがキレイですね。ミニトマトとドライトマトの両方を使っているところも特徴。仕上げにすだちを添えてさっぱりいただきましょう。
こちらのアクアパッツァは「STAUB(ストウブ)」の「スキヤキ&グリルパン」で作っています。手順は、フライパンと同じように焼いてから蒸し焼きにすればOK。フタを取って弱火で水分を飛ばしたら完成です。お魚には「塩サバ」を使用。たっぷりのキャベツと一緒に召し上がれ♪
こちらは、オーブン調理可能の「グリルパン」と「オーブン」で作る鯛のアクアパッツァです。まず、鯛や野菜をグリルパンで焼いてから、水分を入れたあとにオーブンに入れます。200度で約12分焼けば完成。味付けに、塩こうじを使っているところも特徴です♪
オーブンはないけど「グリル」なら……という方。グリルで作るアクアパッツァのアイディアもありますよ。グラタン皿などの耐熱容器に、たらやアサリ、エビ、ハーブなどの素材を入れて、白ワインをかけたらアルミホイルでフタをしましょう。グリルで焼いて、お好みで味付けしたらできあがり。とってもシンプルな材料でささっと作れそうなレシピです♪
こちらはなんと電子レンジで全てを調理する、アジのアクアパッツァ風レシピ。電子レンジで使えるクッキングペーパーを上手に活用しています。ミニトマトとアジは、個別に電子レンジにかけて火を通しましょう。耐熱容器にアジを入れ、ミニトマトやブラックオリーブなどで作ったソースをかけて再び過熱。イタリアンパセリとレモンをトッピングすれば完成ですよ♪
手に入った魚でアレンジしやすく、最低限の材料でもおいしく作れるアクアパッツァ。パスタやパン、ご飯など、お好みの主食と合わせて楽しんでみてください。ささっと作れる割にごちそう感があるので、おもてなしの席にもぴったり♪慣れてきたらぜひオリジナルのアクアパッツァにも挑戦してみましょう♪
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魚をおいしくいただけるアクアパッツァ料理の基本は“シンプルさ”です。素材の味わいを堪能しながら、お好みの味付けも工夫してみましょう。今回は、基本のレシピからアレンジレシピまで幅広くご紹介しますので、ぜひお気に入りを見つけてみてくださいね。