パスタ料理や炒め物など、様々な料理にコクと旨みをプラスする「パンチェッタ」。
自宅でも簡単に手作りできるって知っていましたか？
市販のものはもちろん美味しいですが、お家で手作りしたパンチェッタならその味わいも格別。
今回は自家製パンチェッタと、パンチェッタを使った美味しいレシピをご紹介します♪

パンチェッタとは豚バラ肉に塩・ハーブ・胡椒をまぶし、塩漬けにして熟成・乾燥させた食品です。深い味わいとしっとりとした食感が特徴で、パスタ・ピザ・スープ・サラダ・炒め物など、幅広い料理に用いられます。

パンチェッタはイタリアンの定番・カルボナーラやピザをはじめ、スープ・リゾット・ガレット・炒め物など様々な料理に使用できます。

パンチェッタは加熱することでコクが増すので、こんがりと炒めてサラダのトッピングにするのも◎。幅広いレシピに使えるので、冷蔵庫にストックしておくと便利ですよ。

たっぷりのハーブで風味付けした美味しい「自家製パンチェッタ」の作り方です。塩・胡椒・ハーブは防腐効果もあるため、表面をしっかりと覆うことがポイントです。作り方はとっても簡単なので、以下のレシピを参考にチャレンジしてみてくださいね。

パンチェッタを手作りする際には、食品用の脱水シート「ピチット」を使うのもおすすめです。ピチットにくるんでおくだけで食材の余分な水分が脱水され、作る工程がぐっと楽になります。ピチットシートの使い方については、以下のリンク先を参考にしてくださいね。

冷蔵庫で保存する場合には1週間ほど持ちますが、使い切れなかった場合には冷凍庫で保存しましょう。使用する料理に合わせてあらかじめカットしておくと、解凍してそのまま使えるので便利ですよ。

濃厚ソースが絶品の「カルボナーラ」は、パンチェッタの定番レシピのひとつ。こちらは卵黄・2種類のチーズ・生クリームで作ったソースにパンチェッタを合わせ、半熟ポーチドエッグをトッピングしたおしゃれな一品です。ポーチドエッグの黄味がパスタに絡んで、さらにコクのある味わいに。

こちらは牛肉の旨みがぎゅっと凝縮された「本格ボロネーゼ」です。お肉が主役の濃厚ソースは、幅広のパスタ「タリアテッレ」と相性抜群。たっぷりのチーズと一緒にパスタに絡めて召し上がれ♪

パンチェッタはイタリアンの人気パスタ料理、「ペペロンチーノ」にも良く使われます。山菜が美味しい季節には、こちらのように蕨を使った和風パスタを作ってみませんか？パンチェッタのコクのある味わいと山菜特有のほろ苦さ、唐辛子のピリリとした辛さなど、様々な魅力が詰まった一品です。

料理にコクや深みをプラスするパンチェッタは、イタリアンの定番「リゾット」にもおすすめです。こちらはラディッキオという野菜を使った美味しいリゾット。ラディッキオはチコリの仲間で、最近日本でもじわじわと人気を集めている野菜です。スーパーで見つけたら以下のレシピを参考に、美味しいリゾットを作ってみてくださいね。

こちらはほうれん草のリゾットに、カリカリに焼いたパンチェッタをトッピングした美味な一品。ほうれん草のグリーンがとっても綺麗ですね。シンプルな食材で簡単に作れるので、ランチやお夜食にもおすすめです。

様々なレシピに活躍するパンチェッタは、チーズとの相性も抜群です。パンチェッタに水で戻した切り干し大根とキムチを合わせ、チーズをのせてこんがり焼けば、見た目もおしゃれな簡単おつまみに。パンチェッタ×チーズの濃厚な味わいに、お酒がすすむこと間違いなしです。

こちらはワインのおつまみにぴったりな「モッツァレラ&パンチェッタピザ」。モッツァレラチーズをピザ生地の代わりに使ったユニークな一品です。チーズにパンチェッタをのせてオーブントースター焼くだけなので、時間のない時にもパパっと簡単に作れますよ。

こちらはサツマイモや人参などの根菜類と、大豆・マッシュルームを合わせた具沢山の「トマトスープ」。クミンのスパイスをアクセントにしたおしゃれな一品です。朝食にお野菜たっぷりのスープを食べれば、一日元気に過ごせそうですね◎。

昆布だしと野菜の旨みが効いた美味しい「ポトフ」も、朝食におすすめの一品です。モチモチした麦の食感も美味。お野菜はよく炒めると甘みが出て、より美味しく仕上がるそうです。

幅広い料理に使えるパンチェッタは、炒め物・焼き物・煮物料理にも◎。こちらはフライパンでこんがりと焼いたパンチェッタと菊芋に、ドライトマトとオリーブを合わせたおしゃれな一品。ワインとの相性も抜群です。

ワインのお供には、ローズマリーの香りをアクセントにした「里芋とパンチェッタのソテー」もおすすめです。シンプルな材料で簡単に調理できるので、里芋が美味しい季節になったらぜひ作ってみませんか？

タイムや月桂樹の香りをアクセントにした「ポロネギとパンチェッタのハーブ蒸し」は、イタリアやフランスなどで栽培されるポロネギを主役にしたおしゃれな一品です。ポロネギが入手できない時には、長ネギや下仁田ネギでも代用可能。仕上げに塩を加える場合には、パンチェッタの塩気とのバランスをみながら味付けしてくださいね。

こちらは自家製パンチェッタにひよこ豆と玉ねぎを合わせ、トマトとスパイスを加えた美味しい煮込み料理です。こんがりと焼いたトーストとお気に入りのワインがあれば、至福の時間が過ごせそうですね♪

料理にコクと旨みをプラスしてくれるパンチェッタは、フレンチとの相性も抜群です。こちらはフランスの家庭料理として親しまれている「ガレット」。さつま芋の甘みとパンチェッタの塩気のバランスが絶妙です。

こちらはパウンドケーキのようなおしゃれな雰囲気のお惣菜「ケークサクレ」です。ケーキの中にはパンチェッタ・じゃがいも・玉ねぎなど、たくさんの具材が入ってボリューム満点の一品。こんな風にワンプレートにして素敵な器に盛りつければ、まるでカフェのような雰囲気に。

パンチェッタはアメリカの家庭料理「コーンブレッド」の具材にもおすすめです。ホットケーキミックスを使えば、簡単に美味しいコーンブレッドが作れますよ。ひと口大の可愛いコーンブレッドは、ちょっとした手土産にも喜ばれそうですね。

「生ベーコン」とも呼ばれるパンチェッタは、加熱せずに生ハムのようにそのまま食べることもできます。こちらは梨・モッツァレラ・空心菜の新芽に、パンチェッタを合わせたおしゃれな一品です。空心菜の代わりに、イタリアンパセリを使っても美味しくいただけるそうです。サッと手早く作れて彩も綺麗なサラダは、普段の食卓にはもちろんのこと、おもてなしシーンにもおすすめです。