フルーツを焼いてみよう!
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
《焼きフルーツ》の、いいところ
アップルパイのリンゴ、コンポートやジャムなど…火の通ったフルーツの美味しさは、誰もが知るところ。お砂糖などは加えなくても、多くの果物は火を通すことで甘味が増すので、とっておきのスイーツに限らず普段から、焼きフルーツに挑戦してみたいですね。
焼き果物は健康促進にも一役買うという。「果物を焼くのは皮ごと食べられるようにするため」と話すのは、焼き果物健康法の提唱者、崇城大学薬学部教授の村上光太郎さん。風邪対策に食べる地域もある焼きミカンはその代表だ。
「リンゴやバナナをはじめ、たいていの果物の皮は果肉以上に健康に役立つ栄養成分を含んでいる」と説明する。焼くことで、皮から実へ浸透する成分もあるという。
どうやって焼く?
オーブンで
一番お手軽な方法は、オーブンにお任せすること。180~200℃で、じっくり焼き上げるので、表面だけ焦げてしまう心配も少なめです。まるごと焼く場合の加熱時間は、果物の大きさによって変わりますが、りんごで20分程度。
ブドウやカットした果物であれば、10分程度から様子をみるようにしてみましょう。焼きフルーツは水分が抜けて濃厚な味わいになりますが、何回かチャレンジして好みの加減を見つけてみてくださいね。
フライパンで
もちろんフライパンで焼いてもOK。コーティングされたフライパンならそのまま焼いても大丈夫ですが、オーブンに比べて全体に火が通りにくく焦げやすいので、カットして火が通りやすい状態にしてから焼くのがおすすめです。
スキレットをお持ちの方は、ある程度余熱して火をじっくり通すのも◎
そのまま焼いてももちろん美味しいのですが、バターなどを引いて焼くと、ひと味違ったスイーツのように仕上がります。ここからは、とっておきのスイーツレシピをご紹介します*
《焼きフルーツ》レシピ集
リンゴのオーブン焼き
和風焼きバナナ
グレープフルーツのバターオーブン焼き
焼き桃アイス
バニラアイスキャラメルバナナ添え
焼き柿のパルフェ
焼きフルーツの餃子ピザ
フルーツグラタン
リンゴとビスケットの焼きプディング
あったかいフルーツで、冬のほっこりタイムをどうぞ
そのままでもおいしいフルーツに、ひと手間加えるだけで、ぜいたくなスイーツのような仕上がりを楽しめる《焼きフルーツ》。まだまだ寒い季節に、ぜひおうちで楽しんでみてくださいね。
季節ごとに私たちを楽しませてくれる、たくさんのフルーツたち。そのままフレッシュにいただくのも美味しいですが、「温めて」も美味しくいただけますよ。自然の甘みが優しく広がる《焼きフルーツ》のイロイロをお届けします。