大掃除などで、気が付けば大晦日！でも大丈夫、まだ間に合いますよ。簡単おせち料理なら、前日から始めても元旦までに仕上げられます◎お手軽レシピを味方につけて、おいしい楽しいお正月を迎えましょう。

おせち料理にはいろいろな種類がありますが、お重箱に入れるときにはそれぞれの段で入れるものが決まっています。正式なお重箱は四段重ですが、現代では三段重が主流となっています。

上から数えて、1段目の「一の重」には「口取り」として黒豆や栗きんとんなどの甘味のあるものを多く詰め、2段目の「二の重」にはメインとなる料理に鯛や海老、酢の物として数の子やなますなどを詰めます。3段目の「三の重」には筑前煮や里芋などの「煮物」を詰めます。

手作りする際は、全ての料理をそろえるのは難しいこともありますので、作れるものだけでOK。上記のお重箱の構成を覚えておくと、バランスの良いメニュー作りに役立ちますよ♪

また、お重箱が2段しかない場合でも、詰め方をコンパクトに分けて工夫すればキレイにまとまります。1段目はそのまま、2段目に煮物も入れて、隙間に酢の物などを入れるなど臨機応変に楽しく詰めてみてください。

お重箱がないときには、お皿に盛り付ける方法もありますよ。趣あるお皿を使えば雰囲気もアップ♪家にある食器を活用してみてくださいね。

黒豆は煮汁に一晩漬けておく作業が必要なので、30日に漬けておく下ごしらえだけはしておきましょう。煮る時間が長いのが黒豆の難点ですが、圧力鍋を使えばぱぱっと簡単♪ずっとお鍋を見ていなくても良いので、その間に別の料理が作れますよ。

ほっこりした甘さの栗きんとんも手作りに挑戦してみましょう。一度に7～8人分作れるほか、クチナシの実はなくても作れます。1時間以下で作れるので、それほど時間はかかりません。急いでいる時には、さつまいもの皮を厚めに剥いて、裏ごし作業をカットし、マッシャーで潰すなどの裏技も駆使して♪

こちらは、子供から大人まで楽しめるおなじみブリの照り焼き。漬けておく必要はないので、お手軽です。食べやすい大きさに切って、骨を抜いておくと食べやすくなりますよ♪

柚庵焼きもおせちの定番料理のひとつ。こちらは、サワラを使ったレシピです。漬ける時間は30分ほどでOKですよ。焦げ過ぎないように焼くのがコツです。

紅白の色合いが楽しめるおなじみ、なますのレシピです。調理時間は10分以下なのでお手軽に挑戦できますよ。大根と比べて人参の方を少し細めに千切りにするのが、見栄えよくキレイにするコツ♪

なますの代わりに、かぶを使って酢の物にすることもできますよ。こちらのレシピは、かぶを華やかな菊の花のように飾り切りするので、見た目も豪華です。漬け汁はレンジでできて簡単♪

煮物カテゴリには、いつもの得意な煮物を利用するのもアリですよ♪お弁当のおなじみのおかずを入れるのだってOK。こちらは、こんにゃくだけで作れる甘辛煮のレシピです。10分以下で完成！

細部までこだわりぬいた豪華なおせち料理も素敵ですが、ホームメイドのおせち料理もまたあたたかみがあっておすすめ。手作りのおせち料理をぜひ、家族だんらんのお供にしてみてください。少しくらい形が崩れていても大丈夫♪思い出の味になりますよ。お正月前日だからもう間に合わない、とあきらめてしまわないで！手作りおせちで、素敵な新年を迎えましょう。