「ミクソロジーカクテル」って、何?
まるで飲むサラダ!?
素材そのものの食感を活かして創り上げていくのが、ミクソロジー。フレッシュなおいしさや香りが楽しめます。
パフォーマンスも楽しみのうち
革新的な技術と芸術的なセンスによって料理界の最先端はますます進化していきています。カクテルにおいても、液体窒素や遠心分離機、バーナーなどが用いられ、斬新なオリジナル作が誕生しています。見た目のインパクトも大。
アイデアが凝縮されたフュージョン・ドリンク
想像の上を行く素材の組み合わせもあります。例えば、「ジンとレタス」「ペリエとトマト」「レモンジュースと魚介のスープ」など。レシピは料理のように幅広く、意外なおいしさにたどり着くことも。
世界の注目が集まる「ミクソロジスト」
カクテルのおいしさにバーテンの腕が重要なように、ミクソロジーの要となるのが「ミクソロジスト」。素材と技術を駆使していくスペシャリストです。新感覚の味を生み出すプロたちは、まるでシェフのようでもあり、科学者のようでもあります。
イギリスから広まったカクテル界のトレンド
ミクソロジーの発祥はロンドン。もう20年近く前に生まれたそうですが、ここ最近になって世界的にブームが巻き起こっています。
専門バーも続々オープン
日本でもミクソロジーを扱うバーや、専門のラウンジが増えてきました。日本人ミクソロジストたちの高い技術も評判です。
お酒が苦手な人のためのノンアルコールでも個性がいろいろあるので、一度体験してみては。
家でもできるミクソロジー風カクテル・レシピ
ここからは、旬の食材やアイデアが詰まったカクテル・レシピをご紹介します。
甘酸っぱいプラム + しゃりしゃりキュウリ
リフレッシュできるサマーカクテル♪
日本酒ベースの爽やかフローズン
漢方食材「クコの実」をミックス
ついクセになる一杯。決め手は「パクチー」
生姜シロップで心身ほっこり
フレッシュ素材を飲んで体感!
ミクソロジーの語源は、mix(混ぜる) + ology(科学・学問)。混ぜ合わせること。“科学するミックス論”といったニュアンスでしょうか。定まったパターンではない素材の組み合わせを追求していくことがミクソロジーです。料理のようにレシピの可能性は無数にあり、また、料理とは違う形で食材の持ち味を活かすことができます。
あなたもぜひ試してみてください♪
お酒をジュースやシロップで割るのがクラシカルなカクテル。一方ミクソロジーとは、フレッシュなフルーツや野菜、ハーブなどを使っていくモダンな一杯。混ぜ合わせるだけではなく、さまざまな技法でクリエイトしていくドリンクです。