いちじくを美味しく食べよう♪
まずは知っておきましょ。いちじくのあれこれ
いちじくの旬や栄養について
いちじくの原産はアラビア半島南部で、7月~10月頃に木の枝に大きな果実を実らせます。生のいちじくのカロリーは100gあたり約54kcal程度と低カロリーで、水溶性の食物繊維「ペクチン」、むくみ対策に効果の高い「カリウム」、「カルシウム」や「鉄分」などのミネラルといった栄養素を含むことから、美容効果も期待されているようです。女性には嬉しいメリットですね!ただし、ドライいちじくになるとカロリーは高くなりますので食べ過ぎにご注意を。
栽培は意外にカンタン♪いちじくの育て方
いちじくは、植物には珍しい「単為結果」という性質があり、受粉をしなくても果実が実ります。育て方は他の果樹よりも比較的簡単で、日当たりのよい場所であれば、お家のベランダなどでも育つそうです。ただし、暖かい地方が原産の植物ですので寒さには弱く、寒風が当たらないように注意が必要になります。
果実を育てるとなると、世話が大変で難しいイメージが強いかもしれませんが、国内で流通している食用のイチジクなどは、受粉をしなくても果実が大きく実る「単為結果」という性質を持っています。
なので、一個体を植えて、日当たりの良い場所に置いておくだけで、受粉を必要とせずに実がなってすくすく育っていきます。
いちじくのトリビア
いちじくは漢字だと「無花果」と書き、名前の由来は「花がない果物」とされています。でも、花がないのではなく、本当は実の中でひっそりと花を咲かせます。花言葉は「実りある恋」や「子宝に恵まれる」、「証明」、「裕福」です。何か秘めるものを感じさせられるいちじくですが、他にもトリビアが存在します。
一般的に知られている黒いちじくは表面の皮が赤紫色ですが、白い品種のいちじくも存在しており、この画像のようにうっすらと黄緑色なのが特徴です。白いちじくは黒いちじくに比べ、水溶性食物繊維が豊富に含まれているため、便秘予防や腸内環境をよくする効果があると言われています。
旧約聖書のアダムとイブが食べた実は「リンゴの果実」とされていますが、一説には「イチジクの実」だったという説もあるそうです。また、アダムとイブが素肌を隠した葉が「イチジクの葉」だったというのも有名な話なんだそうです。いちじくは古くから人間と深い繋がりがあったんですね。
生いちじくの食べ方・皮のむき方
生のいちじくの皮は軸のほうからむくとキレイにむくことができます。ジャムや甘露煮などで固い果実を調理する場合は、熱湯につけてから氷水にさらす「湯むき」をするのがおすすめです。皮を食べることはできますが、その際はしっかりと洗ってからいただきましょう。
「ドライ」や「缶詰」もあります
いちじくは「生」だけでなく、保存可能な「ドライ」や「缶詰」なども販売されており、1年中美味しく食べられる果物なんです。それでは、いちじくを使ったスイーツやお料理のレシピをご紹介しましょう!
いちじくを使ったスイーツレシピ
いちじくの瑞々しさを思う存分味わうなら、スイーツにしてみてはいかがでしょうか?
素材を味わう「イチジクヨーグルト」
風味抜群!いちじくのバルサミコ酢ジャム
保存もできる「青いちじくの甘露煮」
赤ワイン煮でおしゃれに「いちじくのコンポート」
洋酒の香りがほんのり「蜂蜜漬けいちじくのフルーツアイス」
チョコとドライいちじくはベストマッチ!「ドライいちじくの濃厚チョコレートケーキ」
たくさん手に入ったら作りたい「旬のいちじくたっぷり♡『いちじくのタルト』」
ドライのいちじくを使った「フルーツ&ホワイトチョコパウンド」
いちじくやレーズンなどのドライフルーツをパウンドケーキにたっぷり入れて、外はカリッと、中はしっとりと焼き上げましょう。ドライフルーツの酸味とホワイトチョコの甘味が絶妙です!
いちじくのゼリー
朝食に食べたい「たっぷりフルーツのカンパーニュ」
ドライのいちじくやナッツがふんだんに使われたカンパーニュは、朝食用にもおすすめです。ライ麦粉を使っているので、本格的なパンが作れそうです。
小腹が空いたときにもおすすめの「いちじくのグラタン」
旬のいちじくを使ったおすすめ料理レシピ
味に癖のない「いちじく」はスイーツだけでなく、お料理にも大活躍の果物です。美容にも効果が期待できるとなれば、せっかくならお料理にも活用したいですね。では、どんなレシピがあるのか見てみましょう。
ディナーにもワインのお供にもおすすめ「いちじくのサラダ♪バルサミコキャラメリゼ」
いちじくの冷製パスタ
シンプルに「いちじくと生ハム」
みそとの相性がいい「いちじくの田楽」
食べ応え抜群の「トロっと甘ウマ!いちじくの肉巻き」
いちじくを「生」で「ドライ」で、たっぷりいただきましょう!
いかがでしたか?いちじくはフルーツとして生でいただくだけでなく、スイーツやお料理のメイン食材としても万能な食材であることがお分かりいただけたのではないでしょうか?ぜひ、旬の生いちじくとドライいちじく、一年中食べられるいちじくをさまざまな調理法で味わってみてくださいね!
いちじくは生で食べるだけだと思っていませんか?実は、いちじくは果物として「生」で食べるだけでなく、スイーツやお料理にも使える万能な果物なんですよ。そこで今回は、いちじくを使ったスイーツやお料理レシピをご紹介します。