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出典: 急な仕事で帰りが遅くなってしまったときや、忙しい朝のお弁当作りに便利な『作り置き』。週末に頑張ってたくさん作っても、日持ちは冷蔵で大体2~3日。「すぐにストックがなくなってしまった!」なんていう経験、ありませんか?そんなときには"冷凍保存できる"作り置きがおすすめです。日持ちが長くなり、毎日の食事作りがうんと楽になりますよ。
こちらの記事では、おいしく衛生的に『作り置き』を冷凍する方法や、賢く活用する方法、そしておすすめのレシピをご紹介します。
この記事の監修者
管理栄養士・㈱エミッシュ 代表取締役
柴田 真希
女子栄養大学短期大学部卒業後、給食管理、栄養カウンセリング、食品の企画・開発・営業などの業務に携わり、独立。現在はお料理コーナーの番組出演をはじめ、出版・WEB媒体にレシピ・コラムを掲載する他、食品メーカーや飲食店のメニュー開発・プロデュースなどを手がける。『私は「炭水化物」を食べてキレイにやせました。』(世界文化社)、『切るだけ&漬けるだけ! おうちで簡単ミールキット』(学研プラス)など著書多数。
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Twitter出典: ●こんにゃく(しらたき)、豆腐
●大きめのじゃがいも
●レタス、きゅうりなど水分の多い野菜
水分や繊維が多い食材は冷凍するとボソボソした食感になってしまうので避けた方がよいでしょう。じゃがいもや豆腐は大きいまま調理するのではなく、潰してコロッケやハンバーグにすればおいしく冷凍保存することができます。
出典: 冷蔵庫に余っている食材で作り置きを作るのではなく、買ったばかりの新鮮な食材で調理し冷凍保存しましょう。
出典: 冷凍の過程で食材の組織が破壊されたり、長期間保存により味が染み込みやすくなるので、いつもより控えめな味付けを心がけましょう。
出典: 冷凍保存の際には「衛生管理」が大切!温かいまま入れると傷みやすいので、必ず粗熱が取れてから冷凍しましょう。しかし、冷えているのにすぐに冷凍しないのも腐敗の原因になってしまうので"置きっぱなし"にはしないように。味落ちを防ぐためにもよきタイミングで保存しましょう。
出典: おかずを平たくすると早く冷凍できて衛生的。解凍時間の短縮にもつながります。冷凍庫に収納するときも省スペースで済むのがうれしいですね。また、「冷凍焼け防止」と「におい移り予防」のためにも、冷凍用の厚手のポリ袋などに入れ、できるだけ空気に触れさせないように保存しましょう。ハンバーグや卵焼きなどはひとつひとつラップで包んでからポリ袋へ。ご飯も1食分ずつラップで包んでおくと便利です。
出典: きんぴらごぼうやひじきの煮物など、お弁当用カップに詰めるものはあらかじめカップに入れて冷凍しておくと、必要なだけ取り出して使えるのでとても便利。凍ったままお弁当箱に入れれば保冷剤代わりにもなりますよ。
冷凍保存の基本を押さえたら、次はレシピをチェックしていきましょう!
夕食にもぴったりの「メインおかず」や、ランチにおすすめの丼・パスタなどの「主食メニュー」、副菜、お弁当向けのおかずまでたっぷりとご紹介します♪
メインのおかずは、和風・洋風、肉・魚…とバリエーション豊かに作っておくと便利です。冷凍することで味が染み込みさらにおいしくなるレシピも!
出典: 面倒な煮込み料理も、時間のあるときに作って冷凍保存。マッシュルーム以外に他の食材を入れてもいいですね。ただし、定番の「じゃがいも」は冷凍に不向きなので避けましょう。
出典: ひと口大で食べやすい角煮。今回は短時間でできる圧力鍋を使った調理法を紹介していますが、普通のお鍋でもじっくり弱火で煮込むことでやわらかく仕上がります。
出典: 冷凍する過程で味がよく染み込む「豚バラ大根」。大根の厚さは1.5cmくらいにすると、解凍したときも食感が気になりません。
出典: みんな大好きハンバーグ。小さく作ればお弁当用にも◎。食べるときは、冷蔵庫に移して自然解凍してから電子レンジで温めて。
出典: 家計にうれしい「鶏むね肉」で作る、しっとりおいしいサラダチキン。使いやすいよう切り分けてから冷凍保存しましょう。自然解凍後そのままサラダや和え物に。
出典: おつまみやおかずとして活躍してくれるいわしの煮付け。下処理が面倒な魚料理は多めに作って、半分はその日のおかずに、残りを冷凍保存しておくと便利です。
出典: 鮮度が落ちやすい生さばは、買ったらすぐに調理して冷凍しちゃいましょう!お弁当用に保存するなら一切れずつラップに包んでからポリ袋へ。
出典: 野菜たっぷりの南蛮漬け。鮭は揚げずに焼いてヘルシーに。肉だけでなく魚の作り置きもいくつか冷凍しておくと、献立のバリエーションが広がりますね。
出典: かぼちゃとベーコンを交互に重ね、チーズをのせて焼いたキッシュ風レシピ。パイ生地や生クリームを使わずに豪華な一品の出来上がり♪
出典: ほうれん草をたっぷり一袋使った揚げないコロッケ。焼いてから冷凍保存もできますが、こちらは小判状に成形し、パン粉を付けた状態で冷凍保存がおすすめです。
アレンジいろいろ!丼・パスタなどの「主食メニュー」
ミートソースや肉みそ、カレーなど、たっぷり作って小分けにして冷凍すれば、何通りもの食べ方を楽しむことができますよ。
出典: みじん切りにした玉ねぎとひき肉を炒めたら、あとは調味料を加えてコトコト煮込むだけ。タコライスやミートグラタン、オムライスのソースなどいろいろな料理に大活躍!
出典: ご飯を炊いている間に、みそ汁とサラダを作り、「牛丼の素」を解凍したら、あっという間に夕飯の出来上がり。前日の夜に冷蔵庫に移して自然解凍しておくとスムーズです。
出典: 「肉みそ」も作っておくと便利な定番おかずです。中華麺にかけてジャージャー麺に。ご飯にたっぷりのせてがっつり肉みそ丼に。冷凍しても味が落ちないので、たっぷり作って冷凍保存しておきましょう♪
出典: こちらも、麺・ご飯、どちらにも合う絶品レシピ。バジルを大葉に替え、ナンプラーを使わず和風な味わいに。
出典: フライパンでササッと作れるチキンカレーは、じゃがいもが入っていないので冷凍にぴったり。トマトの酸味とうま味、さらにバターのコクで子供にも食べやすいカレーとなっています。
出典: 玉ねぎを丸ごと一個、じっくり炒めて甘みを引き出したハヤシライス。作り方も簡単なので、定番レシピとして覚えておきたい一品です。
出典: ちょっと手間のかかるピラフや炊き込みご飯は多めに作って冷凍しておくと◎。1食分ずつラップに包むか保存容器などに入れて温かいうちに冷凍しましょう。炊きたてを冷凍すると、ご飯に水分を残した状態をキープでき、解凍後もパサパサにならずおいしく食べられます。
下処理が面倒な野菜や、戻すのに時間のかかる海藻などの副菜は、忙しい毎日の中で調理するのが面倒なことも…。週末に2倍、3倍と多めに作り、冷凍ストックしておくと便利です。
出典: 定番の副菜「きんぴらごぼう」は、常に作り置きしておきたい一品です。お好みで七味唐辛子をふっても◎。
出典: 和食の定番「なすの煮びたし」は麺つゆでお手軽に。なすを炒める前に油を絡ませるのがポイントです。
出典: 色鮮やかなにんじんしりしりは、にんじんが苦手な人ても食べやすい味付けに。面倒な千切りもスライサーを使えばとっても簡単♪
出典: 酒・みりん・砂糖・醤油…基本の調味料で作る甘辛炒め。じゃこの香ばしさが食欲をそそります。汁気をしっかり飛ばしてから保存しましょう。
出典: ご飯がとまらなくなりそうな、きのこの生姜きんぴら炒め。お弁当のおかずやちょっと一品欲しいときなど、冷凍庫から取り出して温め直すだけで、あっという間に立派な一品の出来上がり。
出典: こちらも定番「ひじきの煮物」。いろいろなレシピがありますがシンプルに、にんじんと油揚げで作ります。
出典: 大豆の水煮で栄養と食べ応えアップ!倍量で作って冷凍保存がおすすめです。切り干し大根の戻し汁は、みそ汁などに活用を。
これまでにご紹介したレシピもお弁当にぴったりですが、あらかじめ"お弁当用"と決まっているのであれば「煮物はカップに入れ、そのまま冷凍する」と取り出しやすくて便利ですよ。
出典: だし巻き卵に片栗粉を加えて冷凍向けのレシピに。凍ったままお弁当箱に入れれば保冷剤代わりにもなってくれます!
出典: お弁当の定番「肉だんご」は、凍らせるときにひと工夫。トレイの上にラップをしき、隣同士がくっつかないように冷凍庫へ。凍ってから冷凍用のポリ袋に入れ保存します。
出典: 豆腐を水切りしてヘルシーなハンバーグに。ひじきを入れて彩りよく。枝豆やれんこんなど、季節の野菜でアレンジしてもいいですね。
出典: 調味料にひと晩漬けた、味しみしみの竜田揚げ。ひと口サイズで食べやすいのでお弁当にぴったりですね。揚げ焼きにしてから冷凍しましょう。
出典: 野菜たっぷりのなんちゃってナポリタン。ケチャップ&ソースで子供にも食べやすい味付けに。彩りのいいおかずはお弁当に欠かせません。
出典: 緑が鮮やかな簡単おかず。味付けもシンプルに。何度もリピートしたくなる一品です。やわらかめのいんげんがお好みなら、炒める前に1分ほど下茹でをすると◎。
たっぷり作って冷凍保存!これでおいしさずーっと長持ち?いいえ、実は「冷凍」といっても家庭での保存には限度があるのです。おいしいまま解凍する方法って?保存期間とはどのくらい?そんな冷凍保存にまつわる疑問にお答えします。
出典: 基本的には、冷蔵庫へ移し自然解凍してから再加熱します。どうしても時間がないときは電子レンジで温めることもできますが、味が悪くなってしまうことがあるのであまりおすすめしません。おかずの種類別の解凍方法は以下の通りです。
●揚げ物…天板にクッキングシートをしき、自然解凍後(ものによっては凍ったまま)オーブンやトースターで加熱します。
●カレーなど汁気の多いもの…自然解凍するか、電子レンジで軽く解凍後、鍋に移して温めます。
●炒め物・茹で物…自然解凍後、炒めるか電子レンジで加熱します。
●冷たいまま食べたいもの…流水解凍、もしくは冷蔵庫で解凍します。
出典: 市販の冷凍食品は「急速冷凍」により長期保存が可能となっていますが、家庭用の冷蔵庫ではそうもいきません。マイナス18℃以下での保存がベストですが、冷凍庫の環境(温度が下がりにくい・開け閉めが多いなど)や使用している食材にもより保存期間はさまざまです。2~3週間程度を目安とし、長くても1か月以内には食べ切るようにしましょう。食べる際にはしっかりと加熱を!
冷凍庫の中に入れておけば絶対に安心…という訳ではないので、保存する際はなるべく早く冷凍されるように注意を払い、期間内に消費できるよう冷蔵庫などにメモしておきましょう。
作り置きを冷凍する際にあると便利なキッチングッズをピックアップしました。
これであなたも冷凍上手♪
出典: 保存の定番「フリーザーバッグ」。そのままおかずを入れて保存する他、ラップなどで小分けにしたおかずをまとめておくのにも便利。袋に直接「メニュー名」と「日付」を書いておくようにしましょう。
キチントさん マチ付きフリーザーバッグ M 16枚
202円〜(税込)
※価格等が異なる場合がございます。最新の情報は各サイトをご参照ください。
出典: こちらは【耐熱温度250℃・耐冷温度-18℃】と、オーブンも電子レンジも、そして冷凍にも対応できる便利な保存アイテム。サイズも豊富なのでいくつか揃えておくとなにかと使えます。
出典: 半透明で中身がわかりやすく、冷凍庫にもすっきり収納。冷凍から解凍、加熱までこれ一つでOK!
出典: 液体系の作り置きは100均などで売っている保存容器がおすすめ。電子レンジOKのものを選びましょう。こちらにも忘れずに、マスキングテープなどでメニュー名と日付を。
出典: ステンレスなど金属製のバットにのせて冷凍すると早く凍らせることができますよ。
"冷蔵"の作り置きより、長期間保存できて便利な"冷凍"の作り置き。ボリュームのあるおかずやアレンジ自在のソース、朝のお弁当作りを楽にしてくれるおかずなど、冷凍保存が利くものって意外とたくさんあるんです。週末に「冷凍の作り置きを作るだけ」に時間を費やすのは大変なので、普段から「作る量を倍にして半分を冷凍保存する」と、時間の有効活用にもつながりますよ。ぜひ、冷凍の作り置きおかずをうまく活用してみてくださいね。
仕事、家事、育児…平日は、やらなければいけない事がいっぱいで、ゆっくりご飯を作る時間が無い…。そんな時におすすめなのが、週末の作り置き。まとめて作る手間はありますが、平日のご飯作りが時短できます。今回は手軽でおいしい作り置きおかずレシピをたっぷり集めました。作り置きで気を付けたいポイントや素敵なレシピ本も合わせてご紹介します。
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