本場フランスのスイーツを作ってみましょう!
マリー・アントワネットが大好きだった「クグロフ」
クグロフとは?
クグロフは、斜めにうねりのある独特の型を使って焼き上げるお菓子で、マリー・アントワネットの好物であったことでも知られています。名前の由来は、僧帽にまつわるものなど諸説あり、フランスのアルザス地方のほか、スイス、ドイツ、オーストリアなどでも食べられているそう。
基本の作り方
型にアーモンドを敷き(完成時にトップになる部分)、洋酒漬けのレーズンが入ったブリオシュ風の生地を焼き上げるのが、伝統的な作り方だとか。ぜひ、クグロフ型で本格的に焼いてみたいですね。
クグロフのアレンジレシピ
偶然から生まれた「タルトタタン」
タルトタタンとは?
タルトタタンは、かつてフランスのホテル「タタン」で、経営者の女性がアップルパイに使うりんごを焦がしてしまい、仕方なくタルト生地をのせて焼き、ひっくり返してみると偶然にも絶品のお菓子ができ上っていたという説や、焦がしたりんごタルトを間違ってひっくり返してしまったという説も。それ以来、ホテルの看板スイーツになりました。
タルトタタンの基本の作り方
タルトタタンのアレンジレシピ
ジャムなどを挟むのがパリ風♪「マカロン」
マカロンとは?
カラフルで丸くて可愛いマカロンは、女性に大人気ですね。フランスの代表的なお菓子ですが、発祥についてはイタリアで生まれたという説や、フランスの修道院で初めて作られたという説も。卵白、砂糖、アーモンドを使った生地を焼き、クリームやガナッシュ、ジャムなどを挟むのが、パリ風マカロン。
マカロンの基本の作り方
マカロンのアレンジレシピ
メディチ家からのお嫁入りで伝わった「フロランタン」
フロランタンとは?
フロランタンは“フィレンツェのお菓子”という意味のフランス菓子。メディチ家のお姫様がフランスに嫁ぐときにイタリアから伝わったものだとか。サブレの上に、アーモンド入りのキャラメルをのせて焼きます。
フロランタンの基本の作り方
フロランタンのアレンジレシピ
オレンジ風味のホットデザート「クレープシュゼット」
クレープシュゼットとは?
クレープシュゼットは、クレープをオレンジソースで煮たホットデザート。フランスのシェフ“オーギュスト・エスコフィエ”がシュゼットパンケーキとしてレシピを書き、広まったとか。冷たいバニラアイスを添えるのもおすすめです。
それぞれに物語のある、素敵なフランスのお菓子。頬張れば、おしゃれなフランスの香りがします。お店で購入するのもいいけれど、自家製の味はまた特別。ぜひ、フランスの甘く魅惑的なスイーツを手作りしてみませんか?