見た目はキャラメルに似ているけど、全然ちがった味わいのお菓子「ファッジ」。濃厚な甘さなのに、口に入れるとホロリと崩れる軽い食感は、一度食べたらクセになってしまいそう。

「ファッジ」の正確な起源は、実は不明だそう。アメリカで1886年に書かれたものが、現存する最も古いレシピとされていますが、その発祥の地はイギリスだとも言われています。

オックスフォードの辞書には、「ファッジ」とは、お砂糖・バター・ミルクから作られる柔らかいキャンディーとだけ、記されています。

「ファッジ」の味や食感は、お茶にもコーヒーにもお酒にも合うと、イギリスで大人気なのは事実。カフェのカウンターに並んでいたり、「ファッジ」専門のお店や露店も見かけたりします。

シンプルなものから、チョコレート味やドライフルーツ入りのものまで、バリエーションも様々です。

ココアパウダーを加えてチョコ味に。バレンタインにもぴったりですね。

ホワイトチョコなら、よりミルキーな味わいに。雪のような見た目も素敵です。

バタースコッチチョコとラムを加えて、ちょっぴり大人な味わいにも。

いちごを加えたフランボワーズファッジ。ほんのりピンク色もきれいです。

オレンジピールでさわやかな味にも。クルミの食感も絶妙。

コーヒー豆を使ったファッジは、ほろ苦さがクセになってしまいそうですね。

紅茶の葉を加えればミルクティー味に。ホロりと紅茶の香りが口いっぱいに広がりそうです。