南蛮漬けは、南蛮酢と呼ばれる調味液に具材を漬け込むお料理。その具材に特に決まりはなく、お魚でもお肉でもバリエーションは豊富。お魚×お野菜、お肉×お野菜など、異素材を組み合わせることで食感の豊かさが増して、よりおいしく感じます。ものによってはお野菜は生のままで南蛮酢に漬け込んでしまってもOK。お野菜たっぷりで、さっぱりヘルシーにいただけるのも嬉しいですね。

豆あじなど小さなお魚なら丸のまま揚げたものを使うのがおすすめ。こうすると頭の先から尻尾まで、余すところなく食べられます。

お家にあるお野菜で南蛮漬けのもとを作っておけば、あとは漬け込むだけ。ちょっとしたアレンジで、お気に入りのおかずを2度楽しめて、手軽な保存食にもなるなんて、覚えておきたいアレンジです。

常備菜として、野菜を南蛮酢に漬けたものを作り置きしておけば、思い立った時にすぐに南蛮漬けを作ることができるので便利。漬け込む野菜もお好みで、その時の旬に合わせてアレンジしてもいいですね。

【鯖の南蛮漬け】
身がしっかりしている鯖は、煮ても焼いても食べごたえがあるお魚。南蛮漬けにするとさらにボリュームアップするので、見栄えのするメイン料理に。玉ねぎたっぷり、生姜も効かせた漬けダレは、さっぱりしていながらもパンチがあります。

【白身魚の南蛮漬け】
身が柔らかく淡泊な印象のある白身魚は、南蛮漬けにするときに、キノコなど出汁のでるお野菜と一緒に漬け込むと風味豊かに仕上がります。

【秋刀魚のレモン風味南蛮漬け】
脂ののったさんまを南蛮酢とレモンでさわやかに仕上げた一品。レモンと合わせる技は、さんまだけでなく他の青背のお魚でも試してみたくなります。

【ささみの南蛮漬け】
脂肪分が少ない鳥のささみはヘルシーなイメージだけど、調理するとぱさぱさになりやすかったり、やや淡泊すぎる印象も...。片栗粉をまぶして揚げ焼きすれば、しっとり、つるんとした食感に。甘酸っぱい漬けダレとシャキシャキの野菜との組み合わせも絶妙です。

【豚肉とたっぷりきのこのみぞれ南蛮】
食欲が落ちがちなときも、パワーを与えてくれそうな豚肉の南蛮漬け。たっぷりきのこを加えて滋味豊かに、そして大根おろしを加えて、さっぱりと食べやすく仕上げました。身体にも心にもありがたい夏のスタミナメニューです。

【長いもの南蛮漬け】
片栗粉をまぶしてカリッと香ばしく揚げ焼きした長いもを南蛮漬け仕立てに。ご飯のお供にいかがでしょうか？

【中華風なすの南蛮漬け】
揚げ焼きしたなすはジュワッととなんとも言えない食感が魅力。味もよく沁みこみやすいので南蛮漬けにぴったりです。こちらのレシピでは豆板醤を少し加えて大人味に仕上げたのがポイント。思いの外、お酒もご飯も進んでしまいそうです。