遥か昔から親しまれている”味噌”
味噌は遥か昔の飛鳥時代に、中国から日本へ伝わったと言われています。最初は高級食材として扱われ、庶民に広まったのは室町時代の頃なんだとか。
江戸時代には各地で特色のある味噌が作られ始め、お味噌汁などの味噌料理が生活の一部として親しまれるようになりました。
味噌料理と言えば、朝食のお味噌汁。なにかと忙しい朝でも、味噌玉を使えば超簡単にお味噌汁が作れます。週末に1週間分作り置きしておけば、毎朝おいしいお味噌汁がいただけます。
ここからは、お味噌汁以外の味噌を使ったアレンジレシピをご紹介していきます。意外な料理やスイーツに味噌を加えると、深みやコクが増してより美味しくなるんです。
いつもの料理を味噌アレンジ！メインおかず
味噌クリーム仕立てのアクアパッツア
南イタリアの郷土料理であるアクアパッツア。基本の材料に白味噌をプラスして、コクをUPさせた1品です。色合いもきれいで食卓がグッと華やかになります。
味噌のクリームグラタン
ほくほくの里芋と鮭に、白味噌×白ごま×豆腐の和風クリームをのせた和風グラタン。コクのあるグラタンが食べたいけどヘルシーにしたい！というときにおすすめです。
味噌＆チーズのチキンロール
味噌とチーズは意外な組み合わせですが、発酵食品同士なので相性抜群なんです！アルミホイルで巻き、風味をしっかり閉じ込めましょう。お弁当のおかずにもぴったり◎
味噌汁じゃない味噌スープ
味噌コーンスープ
コーンスープに味噌?!と驚きの1品。味噌のおかげでこっくりまろやかなお味に。大人も子供も大好きになっちゃいそうなスープです。
カレー冷や汁
冷や汁は宮崎県の郷土料理。味噌とカレーがさっぱりした汁にコクを与えてくれます。食欲がないときにもさらりといけちゃいいますよ。
味噌が隠し味のもう1品
豆腐の味噌漬け
豆腐×味噌という“THE和風”な組み合わせですが、実はワインによく合うおつまみなんです！漬けた後の味噌は他の料理に使えますよ。
セロリの味噌漬け
味噌のコクとヨーグルトのさっぱりさが意外とよく合うお漬物。赤唐辛子をお好みの量入れて、お味をピリリと引き締めましょう。
黄身の味噌漬け
夜に仕込んで、翌朝白いご飯に乗っけて食べたい1品。シンプルかつ簡単で、日本人ならきっとみんな大好きなご飯のお供です。
新じゃがの甘辛味噌炒め煮
新じゃがの皮をむかなくていいのがラクでいいですね。パリパリといい具合に焦げた皮と味噌ダレがベストマッチ！お酒が進みます。
枝豆豆腐
枝豆のさわやかな黄緑色が鮮やかな、まるで料亭で出てきそうな小鉢料理。クリーミーな口当たりに、白味噌の風味がアクセント♪
味噌とろろ
さっぱりとした長芋に味噌をプラスすることで、コクとまろやかさがUP。やさしくほっとするお味なので、胃腸がつかれているときに食べたいですね。
味噌豆腐サラダ
味噌と豆乳でとろ～り＆こっくり美味しいだけじゃなく、ヘノンオイルドレッシングを使ったルシーサラダ。色々なお野菜を使って、あなた好みのサラダを作ってください♪
パーティーにぴったりの味噌ダレ＆ソース
麻辣醤でスパイシー味噌ダレ
豆腐や蒸したお肉、きゅうりやきゃべつなど色々な食材に合う、使い勝手のいい味噌ダレです。便利冷蔵庫で10日ほど保存できるのもうれしいですね。
わさび味噌風味の豆腐ディップ
おしゃれなのにヘルシーな和風ディップ。味が濃い料理が並ぶホームパーティーにあると嬉しい、さっぱり系のお味です。
ポークと野菜に合う！味噌ディップ
ヨーグルトとはちみつと合わせた味噌ディップは、とろりとしているのにさっぱりとしたお味。お肉にも野菜にもよくマッチします。
え？味噌でスイーツ
和風マドレーヌ
昔おばあちゃんの家で食べたような、ホッとする懐かしい味わいのマドレーヌ。味噌の風味をほんのり感じつつ、日本茶と一緒に召し上がれ。
蒸しパウンドケーキ
米粉と豆乳を使ったヘルシーなパウンドケーキ。味噌と黒ゴマの甘じょっぱさときなこの風味が、懐かしく優しい味わいです。
チーズと味噌のクッキー
味噌×チーズのクッキーは、味噌のおかげでこっくり濃いお味になります。この和風クッキーは、日本酒片手にいかがでしょうか。
白味噌のブラマンジェ
隠し味としての白味噌が、ブラマンジェをよりしっかりとした甘さにしてくれます。とろんとしたなめらかな口当たりがたまりません。
味噌アレンジ、ぜひお試しあれ♪
お味噌汁だけじゃなく、隠し味や様々な料理やスイーツ変身できる優秀食材の味噌。今回の記事を参考に、ぜひ冷蔵庫にある味噌を使ってアレンジレシピをお試し下さいね♪
お味噌汁の味の決め手となる“味噌”は、私たち日本人の食卓に欠かせない昔ながらの調味料です。