それではまず、基本のホワイトソースの作り方を見ていきましょう。材料は牛乳・バター・小麦粉・塩・コショウ。焦げ付きが心配な方は、フッ素樹脂加工のフライパンを使うと安心ですよ。

火加減は最後まで極弱火。そして、焦らずゆっくり混ぜるのがダマにならないポイントです。最初にバターを溶かし、次に小麦粉を入れて丁寧に練っていきます。

バターと小麦粉が混ざったら、牛乳を少しずつ加えてこねます。あとは、ひたすらこの作業の繰り返し。牛乳は一気に入れず、気長に混ぜる方が上手に出来るそうですよ。

とろみが付いて好みの濃さになれば完成です♪塩・コショウは料理の種類に合わせて加減して下さいね。

すくった時に流れ落ちるようなやわらかさのソースは、シチューやクリーム煮などにおすすめ。なめらかな舌触りを堪能できます。

バターと小麦粉の量を少し増やすと、ソースの濃度も上がります。すくった時に少しもったりとするくらいなら、グラタンなどに最適。具材とよく絡んで美味しく仕上がります。

バターと小麦粉をさらに増やすと、クリームコロッケにちょうどいい濃さのソースに。すくってもすぐには落ちず、もったり感が強いくらいが目安です。

こちらはクリームコロッケに最適な濃さのホワイトソース。白ワインやコンソメも入れて、本格的な味に仕上げます。冷凍保存できるので、作り置きしておけばいろいろな料理に使えますよ。

実はホワイトソースはレンジでも作れます！加熱すると泡立つので、大きめの耐熱容器を使うのがポイントなのだそう。こちらのレシピでは、ミートソースの作り方と、2種類のソースを使ったミラノ風ドリアの作り方も紹介されています。

カロリーが気になる方や牛乳アレルギーの方におすすめなのが、豆乳を使ったホワイトソース。豆乳の味は全く気にならない仕上がりになります。ダマにならないコツは、初めに豆乳と薄力粉をよく混ぜること。バター抜きで作っても大丈夫だそうですよ♪

水切りしたお豆腐で作る「豆腐クリーム」は、ホワイトソースの代用品として大活躍してくれます！コクが欲しい場合はマヨネーズをプラスするといいのだそう。乳製品・小麦粉不使用なので、離乳食にもおすすめです。お野菜とパンを使ったグラタンのレシピもご一緒にどうぞ＊

グラタンのホワイトソースは具材と一緒に作ってしまえばさらに簡単。炒めた具に小麦粉を加え、牛乳を少しずつ混ぜればOKです。さらにこちらのレシピは、マカロニも一緒に茹でてしまう時短テクニック。表示時間より1～2分長く茹でるのがポイントだそうですよ。

ポテトグラタンもグラタンの王道メニュー。明太子をプラスすれば間違いなしの美味しさです♪ホワイトソースはレンジで作った物でもOK。トースターで焼き上げて完成です。

こちらは豆乳のホワイトソースをベースにしたピザ。お子さんも大好きなカレー味のツナをトッピングしています。ホームパーティーに合いそうですね♪

シンプルなオムライスのように見えますが、実はハンバーグも入ったボリュームたっぷりのメニュー。仕上げにホワイトソースをかけていただきます。白と黄色のコントラストがキレイですね。