はじめに
ベジブロスの驚くべき効果とは?
使うのは、ふだんの調理では捨ててしまう野菜の皮や種、ヘタ、根、葉、茎など。じつはこれらの部位に、野菜の栄養が最も多く含まれているのです。なかでも皮は、植物の持つ天然の化学物質・フィトケミカルをたっぷり含有。こうした野菜の切れ端を水で煮込んでこすと、野菜の栄養満点のだしが取れるのです。野菜のうまみが出るので、そのまま飲めば断食中の水分補給にも◎。具材を入れたスープやみそ汁は、調整期の食事としても活躍します。
・抗酸化力がアップして老化を防止!べジブロスを飲むと、血液中の抗酸化濃度が飛躍的にアップすることがわかっています。強力な抗酸化力を持つファイトケミカルは、人の体を老化させる最大の要因、活性酸素の働きを抑制し、老いない体を作ります。
・免疫力がアップして健康に!ファイトケミカルの抗酸化力が免疫細胞を守って増やし、免疫細胞の働きを高めて、細菌などの病気に強い体をサポートします。
・女性の美しい肌を作る!ファイトケミカルの抗酸化力によって、肌のシミやしわを防ぐことができます。
・抗がん作用も期待できる!ファイトケミカルは「第7の栄養素」とも呼ばれ、ビタミンやミネラルと一緒にとることで細胞のガン化を防ぎ、増殖を抑える効果が期待されています。
ベジブロスの作り方
ベジブロス作りには、特別な材料や道具はいっさい必要なし!お鍋に水と野菜の切れ端を入れ、じっくり煮込むだけで完成します。
準備するもの
どの家庭でも出る「野菜のくず」がベジブロスの主な材料だ。複数の種類を入れるほど、おいしく仕上がる。ベジブロスは、材料となる野菜を選ばない。ただし、最低限5種類以上の野菜のくずを使うようにしたい。それぞれの野菜が持つうまみの相乗効果で、よりおいしく仕上がるからだ。香りが良くなるセロリやパセリ、味・色共に良くなる玉ネギの皮はぜひ入れたい野菜。これらをベースに、多くの種類の野菜を入れるほどおいしくなります。栄養価の高い旬の野菜を使うのがお勧めです
作り方
ベジブロスを使ったお料理
野菜のうまみと栄養素がギュッとつまったお出汁・ベジブロスを、いろんなお料理に活用してみましょう♪
毎日お料理していると、どうしても出てしまう野菜のごみ。ヘタの部分や芯、皮や種など、けっこう出ますよね…。
でも、これらの部分をごみとして捨ててしまうなんてもったいない!実は、私たちに必要な栄養素がたっぷり含まれているんです。