おもてなしにもピッタリ♪のパエリア
パエリア (paellaパエージャ、パエーリャの方が元の発音に近い) は、もともとはスペイン東部、バレンシア地方の代表料理のひとつ。
パエリェラ/パエジェラと呼ばれる専用のパエリア鍋（取っ手のある平底の浅くて丸いフライパン）で調理する米料理で、たっぷりの具を炒めて、米と水、黄色の色彩の元になるサフランを加えて炊き上げる。
こちらがいわゆる｢パエリア鍋｣。お皿のように浅く、両手用の持ち手がついているのが特徴です。
基本的な作り方
本場のパエリアの具は魚介類がメインです。そしてやはり必須なのは「サフラン」ですね。なくても美味しい「パエリア風」レシピもありますが、本格的な味わいを試したいならぜひ用意してくださいね。パエリア鍋がない場合はフライパンでもOKです！
大勢でも一人でも♪パエリアいろいろレシピ
パエリア鍋不要！フライパン、ホットプレートを使ったレシピ
ベーシックなシーフードパエリア。魚貝の旨味がたっぷりで何回食べても飽きません。サフランは乾煎りすると、香りも色も良く出るようなので、ぜひ試してみてくださいね。
フレッシュトマトを飾るのもいいですが、セミドライトマトもおすすめ♪セミドライトマトは旨味が凝縮されているので、パエリアの良いアクセントになってくれます。そして隠し味の「生ハム」！魚介だけでなく生ハムからも良いダシが出るんだそう。
大人数で食べるときはホットプレート調理もおすすめ。みんなで協力しながら作るのも楽しいですよ♪
今話題のおしゃれなホットプレートを使えば、そのままでも素敵なおもてなしに。彩りにこだわって作ればさらにテーブルが華やぎますよ♪
別鍋でサフランスープを作る工程はぜひ省かずに。このひと手間がパエリアを美味しく仕上げてくれるんです。菜の花の代わりにブロッコリーでもOKです。
炊飯器で作ればもっと簡単に♪
炊飯器ならスイッチを入れたらそのままお任せ♪面倒な火加減の調整なども必要ありません。しかもギュッと旨味が詰まっていてやみつきに♪
魚貝がない時は鶏肉で。先に鶏肉を焼いてから炊くのがポイントです。市販のパスタソースを使って本格的な味わいに♪
無理してエビやムール貝を揃えなくてもOK。魚介はタコだけで作るパエリアです。バジルとレモンで爽やかな1品。休日ランチにも、おもてなしにもぴったりです。
炊飯器ではありませんが、土鍋でも作ることができます。土鍋で作るとお米もふっくら日本人好みのパエリアになりますよ♪大きめの土鍋にたっぷり作れば、パーティーのメイン料理に。
材料を変えて…変わり種レシピ
秋の味覚、秋刀魚を使ったパエリア。この豪快でシンプルな盛り付けが食欲をそそります♪
なんとこちらはお米ではなく、麺状のパスタを使ったパエリア。パスタは長いままではなく、3～4cmに折ってから使います。旨味をたっぷり吸ったパスタパエリアは絶品ですよ♪
こちらもショートパスタを使ったパエリア。流行の一人用スキレットを使って一人ランチを贅沢なひと時に。
女性に嬉しい効果たっぷりのクコの実や松の実、生姜が入った薬膳パエリア。おうち女子会で出したら喜ばれそう♪
インパクト大のイカスミパエリア。イカスミパスタ用のソースを使うので、意外と簡単にできちゃいます。イカやアサリも入れて、さらに旨味たっぷり。味も“お墨つき”ですよ♪
おわりに
テーブルの真ん中にあるだけで華やかな印象を演出してくれるスペインの代表的な料理、パエリア。