気軽だけど本格的!コースで楽しむおうちイタリアン
せっかくイタリアンを楽しむなら、イタリア式のコース料理でいただきたいですね。軽いアンティパストに始まって、パスタなどの主食、メインの肉・魚料理、そしてドルチェ。イタリア料理の代表的な料理をメニューに入れながら本場の雰囲気を満喫しましょう。
イタリアンの料理コースについて
基本コースの順番とメニューの種類(料理の名前)
知っているようで意外と知らないイタリア料理のコース構成をご紹介します。

出典:unsplash.com
1.前菜の「アンティパスト」 2.一皿目のメイン料理「プリモ・ピアット」はパスタなども出ます。 3.二皿目のメイン「セコンド・ピアット」は魚か肉料理がポピュラー 4.「コントルノ」はサラダで、メイン料理の付け合わせになる場合もあります。 5.チーズ 6.デザートの「ドルチェ」 7.「カッフェ」は基本的にエスプレッソコーヒー…ぜひ覚えておきたいですね。
イタリア料理のマナー
イタリアンで登場頻度の高いパスタは、スプーンは使わず、フォークのみで食べます。口に入りやすい大きさに巻き取るのが上品な食べ方。また、料理はイタリアンではフォークの背にのせ、パンは必ずちぎってからオリーブオイルやバターをつけます。
簡単な前菜「アンティパスト」の人気料理レシピ
アンティパストは、ハム・チーズやカルパッチョ・カプレーゼ・カポナータなど軽めの料理で、次に出されるプリモ・ピアットができるまでのつなぎになるものです。
トマト・モッツァレラチーズ・バジルの定番前菜!カプレーゼ
ナスなど野菜たっぷりのシチリアの家庭料理!カポナータ
イタリア風天ぷら アボカドの生ハム巻ハーブフリット
上品でおもてなしに合う 真鯛のカルパッチョ
片手でつまめる 全粒粉ビスケットのオープンサンド風
ゆで卵のおしゃれなアンティパスト
一皿目のメイン「プリモ・ピアット」のメニューいろいろ
次に出されるプリモ・ピアットは、パスタ・リゾットなど主食が中心で、スープ料理なども含まれます。一皿とは限りません。
ピリ辛で大人味!ナスとベーコンのアラビアータ
濃厚なうまみの本格派!イカスミパスタ
魚介のうまみたっぷりの漁師風♪ペスカトーレ
野菜や魚介のだしがお米にしみ込む アスパラとタコのリゾット
赤ワイン風味のきのこソースで楽しむニョッキ
イタリアンのスープの代表格・ミネストローネ
コーンミールのおかゆ風 ポレンタ
二皿目のメイン「セコンド・ピアット」は肉や魚介料理
「セコンド・ピアット」では主菜が登場。肉はもちろん、海に囲まれたイタリアでは魚介類もよく出されます。
カチャトーラ(猟師風)の名前で知られる鶏肉のトマト煮込み
おもてなし料理にディアブル(悪魔)風マスタードチキン
ローマ名物!牛肉のサルティンボッカ
濃厚ながらもさっぱり!豚ヒレ肉でミラノ風カツレツ
めかじきとトマトのニンニク風味ソテー
海の香りいっぱい!エビとイカのフリットミスト
ホームパーティーにもおすすめ!大皿料理のアクアパッツァ
おもてなしに!炙りホタテのポーチドエッグ添え
メインのあとは、野菜サラダが中心の「コントルノ」
イタリアンでは、肉・魚料理が終わったあとでコントルノとしてサラダやマリネ、野菜のソテーなどが出ますが、メイン料理の付け合わせとして提供されることもあります。
オリーブオイルの風味豊かなシンプルサラダ
焼くから甘い!パプリカのマリネ
イタリア風ローストポテト!パターテ・アル・フォルノ
電子レンジで簡単にできるバーニャカウダ
簡単で見映えのする「ドルチェ」
やはり、コースの最後にほしいデザート、ドルチェ。何品も作るコースでは、簡単なドルチェがうれしいですね。
イタリアのフルーツポンチ、マチェドニア♪
クリスマスにもおすすめ!おしゃれなティラミス
勝手に3層になる不思議なブルーベリーケーキ
イタリアンの作り方が分かる おすすめの料理本
極上のおうちイタリアン(ワニブックス/Chef Ropia〈小林諭史〉著)
有名イタリア料理店のオーナーシェフによるレシピ本。どの料理も3つのポイントを押さえれば、パッと作れて失敗知らずなのだとか。パスタから、まかない、おつまみ、メイン、ドルチェまで絶品レシピがいろいろです。
Chef Ropia 極上のおうちイタリアン - たった3つのコツでシェフクオリティー -
1,320円〜(税込)
※価格等が異なる場合がございます。最新の情報は各サイトをご参照ください。
「ラ・ベットラ」落合務のパーフェクトレシピ(講談社/落合務著)
イタリアンレストラン「ラ・ベットラ」のオーナーシェフとしてメディアでもおなじみの落合務氏のレシピ本。基本から丁寧に説明されているのでとても分かりやすく、評価の高い本です。
「ラ・ベットラ」落合務のパーフェクトレシピ (講談社のお料理BOOK)
1,430円〜(税込)
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「おうちイタリアン」を楽しみましょう!
おうちで手軽にできるイタリアン。本当にパパっと作れてしまうものが多いので、ぜひ楽しんでみませんか。コースで用意すると、本場の雰囲気が楽しめて本格的。おもてなしにもおすすめです。
赤・白・緑、イタリアンカラーの定番アンティパスト、カプレーゼ。ワイン片手につまむのにちょうどいい軽い一品。火を通さず、あっという間にできあがるのもうれしい点です。