自家製シロップの作り方には2つの方法があります。ひとつは、あらかじめ砂糖を火にかけ砂糖を溶かしておく方法。
いわゆる「ガムシロップ」ですね。

作り方は簡単！砂糖と水が「1:1」の同量になるように鍋に入れ、かき混ぜながら煮詰めます。
また、レンジでもOK◎ 砂糖・水を耐熱容器に入れ、600Wで約20秒ほど加熱します。様子を見ながら途中でかき混ぜると失敗がないでしょう。

もう1つは、密閉瓶にお好みの果物と氷砂糖を交互に重ねていき、数日置いておく方法。この方法のポイントは、出来上がるまでは、一日一回全体をしっかりと混ぜること。時間とともに完成する楽しみも味わえます。

低温調理器で作るユニークなアイデアも。シーラーを使って真空パックにしたり、加熱OKな袋を使って低温調理器や炊飯器に投入。果物を煮崩れさせずに作れるのだそう。お持ちの方はぜひチャレンジしてみて。

自家製シロップの保存方法は、季節などによって変わってきます。明確な賞味期限はなく、しっかりとした密閉タイプの保存容器を使えば、半年～1年ほど保存できるようです。
また、冷蔵庫で保管すると鮮度が安定します。

ただし、途中で発酵してしまった場合は、アク抜きをして3週間程度で飲み切るようにしましょう。
※腐らないというわけではないので、常日頃から安全性を確認するようにしてくださいね。

糖度が高いものやアルコール入りだとつい油断しがちですが、保存瓶の消毒は必須です。ポピュラーなのは煮沸消毒です。
煮沸消毒するときは、急冷で割れやすいガラス容器は水から入れて沸騰させましょう。煮沸時間は10分程度、80度を下回らないよう温度にも注意を。

また、消毒用アルコールで拭いたり、液体アルコールを入れて容器を振る方法もあります。どちらもしっかりと乾燥させておきましょう。

美しく、そして可愛らしさもある赤色が魅力的。
この色をキレイに出すためには、小さめのイチゴを使用すること、水を加えて煮るときに煮過ぎないことなんだそう。
炭酸で割って、スライスしたイチゴを浮かべれば、まるでデザートのような華やかな仕上がりに◎

目に良いといわれるブルーベリー。旬の芳醇なブルーベリーで作るシロップは、格別！凍らせてグランデ（かき氷）にすれば、大人にぴったりなおしゃれ&爽やかなおやつに。

目を酷使する方におすすめなのは、クコの実を加えたブルーベリーの薬膳ゼリー。ゼリーなら疲れて食欲がないときでも、つるんと食べやすい。見た目もおしゃれなので、ランチ会のデザートにもおすすめです。

コロンと可愛いぶどうをシロップ漬けに。真空できるガラス瓶に入れて、冷蔵庫で一晩おけば完成です。ヨーグルトにのせてフルーツソースとして食べても美味です♪

葡萄界の王様・巨峰と、香りのいい梨を使ったシロップのレシピです。氷砂糖で丁寧に漬け込んだシロップは、芳醇な香りとフルーツの旨味がじっくり染み出て、シンプルにソーダー割りするだけでもおいしい。簡単、おしゃれなパンプディングは、ぜひとも食べてみたい一品です。

グレープフルーツの苦味をやわらげ、甘さを引き立てるために入れたミントがポイント。
こちらのレシピは、材料を入れて砂糖、水で煮詰めればできあがるお手軽なもの。気が向いたときにささっと作れます。

野菜と果物のコラボレーション。アイスティーやスムージーに入れたり、ソーダ割りにしたりと、アレンジは色々あります。一週間程で使い切るのがおすすめです。

ジューシーなオレンジとグレープフルーツに、爽やかなローズマリーをプラスしたシロップ。ソーダー割りのほかにも、紅茶に入れたり、料理の香りづけにも◎フレッシュな香りを楽しみましょう。

皮をむいたミカンをそのままシロップ漬けに。見た目も可愛らしいですね。みかんに火を通していないので、あまり日持ちはしませんが、フレッシュでジューシー。何個でも食べられちゃう美味しさです。

レモンと生姜を組み合わせた自家製シロップ。レモンの爽やかさが加わって、また違った風味が楽しめます。お湯を注ぎ、漬けておいたレモンの薄切りを浮かべるだけでレモン生姜ティーのできあがり！寒い朝や寝る前の癒しのひとときにいかがでしょう。

りんごの大量消費にも持ってこいのアップルジンジャーシロップ。りんごの深い甘さとジンジャーのさっぱりとした苦味が美味しい相乗効果を生み出します。

体を温める効果があるといわれる生姜と、免疫力を高めるといわれるりんご。
寒い冬には、お湯割りで、夏には炭酸割りで、季節それぞれに美味しさが引き立つシロップです。

さくらんぼとレモンをトッピングしたさくらんぼシロップは、どこか懐かしく、喫茶店メニューのよう♪
爽やかな酸味があとひく美味しさ。見た目にも涼やかで可愛らしい色合いです。

保存は、常温だと酸味が増すため、冷蔵庫がおすすめなのだそう。

バナナもシロップに出来るんです！酢が少量入るのがポイント！バナナは滋養強壮にも良い果物といわれています。ぜひ、毎日の食生活に取り入れてみてはいかがでしょう。水やソーダなどで5倍に薄めて飲むのがおすすめ♪

梅シロップなら作ったことがあるという方も多いのでは？
一つひとつ丁寧に処理した梅を瓶に重ねていく工程は楽しいもの。琥珀色に色づいていくシロップを眺めているだけでもワクワクします。炭酸割りやお湯割り、カクテルに…梅の爽やかな香りと酸味が楽しめます。

生のアプリコットは、傷みやすい果物ですが、シロップ漬けにすることで、長期間楽しむことができます。瓶からのぞく漬け込んだその姿も、なんだか可愛らしくてキッチンにあるだけでおしゃれな雰囲気♪

比較的お手軽に手に入るパイナップルとレモンでシロップ作り。コクのある甘さとほど良い酸味がたまらない美味しさです。
炭酸割りと相性抜群◎シュワっと爽やかな味わいを楽しみましょう。

ざくろの鮮やかなルビー色がとっても美しいシロップ。長持ちさせたい時は、実を取り除きシロップを煮詰めておくといいそうです。残った実は冷凍保存も可能です。水やお湯で割るのは勿論ですが、紅茶に入れると、とっても美味しいんだとか！

そうめんや焼き魚にキュッと絞れば、爽やかな香りが立つすだち。すだちももちろんシロップにできるんですよ。半分にカットした断面がかわいらしく、見た目も涼やか。夏の定番飲み物にすれば、真夏の茹だるような暑さを吹き飛ばしてくれそう。

家庭菜園はもちろん、ベランダ菜園でも人気のプチトマト栽培。たくさんできて困ったら、ピクルスもいいですがシロップに挑戦してみて。お酢やレモンの酸味をプラスすれば、フルーティーな味わいを楽しめるのだそう。そのまま食べてもトッピングにしてもいいですね。

果物ではありませんが、夏のシロップといえばミントも外せません！どんな果物とも相性が良いので、ミントシロップに果物を漬け込むのもおすすめ。ミントは自家栽培だと爆発的に増えるので大量消費にもってこい。アイスやかき氷にかけてもおいしいですよ。

美しい紫色がワインのよう。お水や炭酸で割ることで、透明感のある紫色にはっとするほど。
飲んでいると優雅な気持ちになれそうですね。
こちらのレシピは、きび砂糖使い、甘さも控え目にした身体のことを考えたレシピです。
夏の手仕事として挑戦してみてはいかがでしょうか。

柿のシロップって珍しいですよね。けれど、レシピ紹介者のちょりまめさんは、むしろシロップ漬けのほうがお好きというくらい美味しいお味。
作るのも簡単で、白ワイン、レモン汁、グラニュー糖を煮詰めたらからめてひと晩置くだけ◎
日持ちは3日ほどなのだそう。

お鍋の薬味や冬至のお風呂に入れたりと冬に大活躍なゆず。ゆずシロップはお湯で割っても美味しいので、風邪をひいて体を冷やしたくないときにもぴったり。皮の部分はトーストに塗ったり、ケーキに混ぜ込んでいただくとgood。

ちょっと変わりネタとして、金木犀のシロップを。金木犀は三大香木の一つで、食用としても古くから親しまれています。星形の小花が愛らしく、ジャスミンのような甘い香りにうっとり。金木犀のお酒、桂花陳酒を入れるとよりおいしく仕上がります。

ソーダやジンジャーエール、ビールなどの炭酸系で割ると、シュワシュワの泡がはじけて、爽やかなのどごしに。

漬け込んでおいた果肉も一緒にトッピングすれば、贅沢なスペシャルドリンクに♪

プレーンヨーグルトのソース代わりとしても。他にもバニラアイスやパンケーキなどにかけるのもオススメですよ♪

自家製シロップの楽しいところは、漬け込んだフルーツの果肉や皮の部分も美味しく頂けること。かき氷に果肉と共にシロップをかけて食べるのもおすすめです。