ブルーチーズとは…

ブルーチーズは健康にいい?気になる効果・効能
「血管が若返る」とテレビで取り上げられ話題に…
チーズ=塩分が高いは本当?
チーズ約100gに対して塩分は平均約2g前後です。もちろんチーズの種類によって異なります。
種類いろいろ青カビチーズ
ゴルゴンゾーラ

日本でもおなじみのゴルゴンゾーラは、北イタリアが原産のブルーチーズ。ブルーチーズの中でも、食べやすいので、最もポピュラーなブルーチーズかもしれません。
ゴルゴンゾーラは、青カビタイプとしては比較的やわらかい風味で、塩分も控えめ、青カビ独特のクセが少ないチーズです。ドルチェ(伊語 dolce=甘いという意味)と、ピカンテ(伊語:piccante=辛いの意味)の2種類作られています。ドルチェタイプは、青カビが少なくクリーミーな口当たりでマイルド、青カビタイプの初心者にも食べやすいと人気があります。一方、ピカンテタイプは、ドルチェに比べて青カビ独特の辛味がピリッとシャープな味わいです。
ロックフォール

フランスのロックフォール。とっても古い歴史のある南仏ロックフォール村が原産のチーズ。チーズ王国のフランスでも最古のチーズと言われているそうです。
青カビチーズの頂点といわれるのが、フランスの『ロックフォール』。2000年以上前から南仏にある洞窟で熟成されて作られてきた大変歴史の長いチーズです。ゴルゴンゾーラやスティルトンは牛乳製ですが、ロックフォールは羊乳で作られています。そのため、ほかの二つに比べてかなりコクがあり濃厚。さらに塩味がかなり強く、青カビの風味も強めです。最初は強い味にびっくりされる方もいますが、慣れるとはまってしまうことも多いグルメチーズです。
スティルトン

スティルトンはイギリス原産のチーズ。あまり聞きなれないかもしれませんが、ちょっと香ばしいのが特徴です。
スティルトンはフランスのロックフォール、イタリアのゴルゴンゾーラと並んで世界三大ブルーチーズといわれています。女王エリザベス二世の大好物としても知られているこのチーズは、ハンティンドンシャー州にある町「スティルトン」がふるさと。この町にある旅館が18世紀末に売り出したという記録が残っています。しかし、当時も現在も実際の生産地はもう少し北のダービシャー、レスターシャー、ノッティンガムシャーの3県。しかも今はEUで定められた原産地名称保護制度によって、この3つの地域で作られたものしかスティルトンとは認められません。実はチーズの名前となったスティルトンはこの3つの県のどこにも属していないので、今ではスティルトンを作ることができないのです。

上記の他にも、カマンベールチーズと、ゴルゴンゾーラを組み合わせた造語が、名前の由来となっている「カンボゾラ」。

産地であるババリア地方(バイエルン)が産地の青カビタイプのチーズ「ババリア」。フランス中南部のオーヴェルニュ地方のチーズで、「高貴な青カビ」と呼ばれてる「フルム・ダンベール(画像)」など様々な種類があり、色々食べ比べてみて好みの味を見つけるのも◎。
美味しい食べ方は?
はちみつと
ちょっとクセのあるブルーチーズですが、ブルーチーズの塩気と相性の良い、はちみつやジャムと掛け合わせることで美味しくいただけます。
ワインに♡*ブルーチーズとマスカルポーネのハチミツかけ
無塩バターやクリームチーズとあわせてまろやかに
クリームチーズや無塩バターとまぜると味わいもマイルドになり食べやすくなります。
ブルーチーズ×クリームチーズ×はちみつ
ブルーチーズとヨーグルトのディップ
ドライイチジクやレーズンと
熟成した洋梨やぶどうなどのフルーツ、またはドライイチヂクと一緒に食べるのも◎。
洋梨のブルーチーズディップ
サラダにちらして…

果物だけでなく野菜と一緒にいただくのもおすすめです。そのままサラダにまぜたり、ドレッシングの材料にも使えます。
ブルーチーズのルッコラサラダ
ゴルゴンゾーラドレッシングのグリーンサラダ
ワインに日本酒、飲み物との組み合わせを楽しむ
チーズにはどんなお酒が適しているのでしょうか。一般的にワインが合うと言われていますが、ワインにも赤、白、ロゼ、スパークリングなどあり。チーズだって様々な種類があります。
そこで、白ワイン、赤ワイン、甘口ワイン、スパークリングワインから、日本酒、焼酎、ビールなどのお酒と、チーズそれぞれの美味しい組み合わせを覚えておけば、おもてなしやお家飲みに役立ってくれるかも。
冷凍は出来るの?上手な保存方法
なお、冷凍庫での保存は解凍した後、風味が悪くなるのでNGです。
賞味期限は?

様々な種類があるチーズ。水分を多く含んでいるナチュラルチーズや、発酵がされているプロセスチーズなど、違いがあったり、開封、未開封などの状態によっても違ってきます。

種類により賞味期限も違うので購入する際によくチェックすると良いでしょう。消費期限ではないので、賞味期限が過ぎても大丈夫なタイプもありますが、賞味期限内にいただくほうが美味しくいただけます。
ちょっとお洒落に♪ブルーチーズを使ったアレンジレシピ

次に、ブルーチーズ大好きな方にも、そしてちょっと苦手、という方にもおすすめなレシピをご紹介いたします。慣れてくるととっても美味しいブルーチーズ。気づけばクセになっているかもしれません。
ブルーチーズとは「青カビ」のチーズのこと。このカビがピリっとした辛みを持ち、白い部分がとってもクリーミーなチーズ。塩分が多いのでハチミツや果物など、甘みのあるものと一緒に食べることでその刺激が少し和らぎます。