ショパンや皇妃エリザベートも大好きだったスイーツ
出典:www.flickr.com(@Miss Copenhagen)
オーストリア・ウィーンのハプスブルグ家最後の皇妃エリザベートに愛された、すみれの花の砂糖漬け。
「ピアノの詩人」と呼ばれた作曲家ショパンも、大好きなショコラショー(ホットチョコレート)に入れて毎朝飲んでいたと言われています。
可憐なすみれを砂糖漬けにした、こんぺい糖のような舌触りと、ほのかなすみれの香りを大切に味わうのって何だかとっても優雅で素敵ですよね。
実は砂糖漬けに使われる「ニオイスミレ」は咳止めや口内炎にも効果的な消炎剤でもあるそうですよ。
「ピアノの詩人」と呼ばれた作曲家ショパンも、大好きなショコラショー(ホットチョコレート)に入れて毎朝飲んでいたと言われています。
可憐なすみれを砂糖漬けにした、こんぺい糖のような舌触りと、ほのかなすみれの香りを大切に味わうのって何だかとっても優雅で素敵ですよね。
実は砂糖漬けに使われる「ニオイスミレ」は咳止めや口内炎にも効果的な消炎剤でもあるそうですよ。
出典:www.flickr.com(@Antoon Kuper)
ウィーン王宮御用達菓子店「デメル」では有名な人気菓子。
子供の頃、大事な宝物をしまっておいた小箱のような、かわいらしいパッケージです。
出典:www.flickr.com(@Rachel Lovinger)
ウィーンの「デメル」には、薔薇の花びらの砂糖漬けも。
可憐なスミレ、華やかな薔薇…どちらもエレガントで憧れます。
すみれの花の砂糖漬けを作ってみる
出典:www.flickr.com(@Steffi Schuld)
砂糖漬けは、花びらの卵白を薄く塗ってグラニュー糖をまぶす「クリスタリゼ」という製菓の技法でつくります。作り方はとってもシンプル。バラやビオラ、ラベンダーなど、すみれ以外の花でも作ることができるので、機会があったら試してみてはいかがでしょうか?
スミレの花の砂糖漬け(バニラあり)
1.スミレの花は優しく洗い、キッチンペーパーで水気をふきとっておきます。
2.軽く切るように卵白をほぐし、お好みでバニラエッセンスを加えます。
3.卵白を刷毛でスミレの両面に塗り、グラニュー糖をまぶします。
4.日陰で2~3日、乾燥させてできあがり。
2.軽く切るように卵白をほぐし、お好みでバニラエッセンスを加えます。
3.卵白を刷毛でスミレの両面に塗り、グラニュー糖をまぶします。
4.日陰で2~3日、乾燥させてできあがり。
ビオラの砂糖漬け(バニラなし)
ケーキや焼菓子の彩りに♪スミレの砂糖漬けの楽しみ方
すみれの花の砂糖漬けは、その彩りと香りが魅力。ケーキや焼菓子に添えれば、気品ある花のスイーツに。
そのほか、シャンパンやワイン、炭酸水、紅茶、ミルクなど、ドリンクに入れるのもおすすめです。
そのほか、シャンパンやワイン、炭酸水、紅茶、ミルクなど、ドリンクに入れるのもおすすめです。
すみれの花の厚切りクッキー
ビオラの砂糖漬けをのせた冬のレアチーズケーキ
春のお花で濃厚レアチーズケーキ
モンテビアンコ
すみれだけじゃないよ♪ エディブルフラワーのおしゃれなレシピ
スミレ以外にもたくさんの種類がある食用花=エディブルフラワー。華やかな色合いは春のパーティメニューにぴったり。デザートやサラダなど、おもてなし料理にいかしてみてはいかがでしょうか?
桜の塩漬け
ストウブ鍋で作る桜餡ガトーショコラ
パルミジャーノドレッシングでいただくエディブルフラワーサラダ
食用菊でパスタ
ラベンダ―シュガー
栽培から始めることもできます
スミレやビオラ、ゼラニウムなどのエディブルフラワーは、最近はスーパーでも扱っているところが増えました。栽培キットも販売されているので、自分で育ててみるのも楽しそう。
いかがでしたか?
スミレの花の砂糖漬けについて、人気のお品から作り方や味わい方、また、エディブルフラワーのアレンジレシピやスミレの花の育て方までご紹介しました。
窓辺の鉢から摘んだスミレを、自分の手で砂糖漬けに…なんて、ちょっと優雅で素敵だと思いませんか?
窓辺の鉢から摘んだスミレを、自分の手で砂糖漬けに…なんて、ちょっと優雅で素敵だと思いませんか?
※花屋さんで売られている切花や鉢植えの花には、農薬などの薬品が使われています。お料理には必ず「食用」のものをお使いください。
ハプスブルク家全盛期の宮殿、ホーフブルク宮殿。近くに王宮御用達の菓子店「デメル」があります。