「近くまで来たから」と友人が顔を見せに立ち寄ってくれたり、子どもが友達をたくさん連れて帰って来たり。
嬉しいことではあるのだけれど、それがたまたまお茶菓子を切らしているタイミングだとちょっと慌てますよね。
買いに行く時間はないし、急いで手作りしようにも、ケーキやクッキーのような手間のかかるものはできないし…。

そんな時は、いつも家に常備している材料やフルーツ、市販のお菓子などを組み合わせて、簡単スイーツに変身させてみましょう。「材料を混ぜるだけ」「交互に重ねるだけ」といったひと手間でも、工夫次第で美味しくておしゃれなおもてなしスイーツがあっという間に出来上がりますよ♪

材料は絹ごし豆腐、卵、砂糖、純ココアの4つだけ。全部をよく混ぜ、電子レンジで1分30秒〜2分加熱すれば出来てしまうチョコレートケーキです。小さなココットで作り、フルーツやナッツなどを飾れば見映えもバッチリ。失敗知らずなのも嬉しいですね。

シロップではなく、サイダーで作るフルーツポンチはさっぱりしていて、子どもも大人も喜ぶ甘さです。フルーツを丸くくり抜いて形を揃えるだけで、見た目の可愛さもアップしますよ。

型を使うホールのレアチーズケーキも比較的作りやすいスイーツではあるのですが、さらに手軽なのがこちらのレシピ。クリームチーズやヨーグルト、砂糖、レモン汁といった材料を混ぜ、器に入れて冷やすだけです。すくって食べるタイプなので仕上がりの形も気にしなくて大丈夫。ジャムやミントで飾れば上品なデザートの出来上がりです。

溶かしたチョコレートに砕いたビスケットを混ぜ、もう一度ひとくち大にまとめるだけのお手軽スイーツ。オレオのほろ苦さや歯触りが絶妙で、食べ応えもアップします。パッと作って、お客様の手土産にプレゼントしてもいいですね。

片栗粉と牛乳、ジャムの3つで作る、柔らかくてフルーティなミルク餅です。寒い季節にはあたたかいまま、夏にはひんやり冷やしていただきましょう。ジャムの種類を変えれば、いろいろな味を楽しめます。

市販のカステラとチーズ、甘く煮た黒豆を合わせたピンチョスです。黒豆の煮汁に少量の醤油を加え、カステラに数滴染み込ませる甘塩っぱさがポイント。おやつにはもちろん、おつまみにもなりますよ。おすすめは赤ワインだそうです。

こちらはマシュマロとドライフルーツのピンチョスです。
ドライフルーツはアプリコットやいちじく、プルーンなどお好みで。美容に良いとされるマシュマロとドライフルーツの組み合わせは、女性のおやつに特におすすめです。

材料を交互に重ねていくグラスケーキは、見た目もとってもおしゃれです。こちらはフレッシュないちごと市販のココアスポンジを使っていますが、果物はフルーツ缶を使っても手軽でGOOD。スポンジもカステラを代用するなど、手近なものをいろいろ組み合わせてみましょう。

ぶどうとチーズの組み合わせってあまり見かけませんが、そういえばワインとチーズが合うわけですから、相性はお墨付きです。ぶどうは焼くとコクと甘みが増すのだそう。ぜひ皮ごと食べられるぶどうを使って下さいね。

パンの代わりにさつまいもを使ったブルスケッタ風のひと品。市販のかぼちゃサラダを使うのでお手軽です。さらに甘栗とくるみを混ぜて食感を加え、秋の美味しい味覚をぎゅっと集めた味わいに。

半分にカットしたいちじくに、クリームチーズをのせてくるみを散らします。お好みで、はちみつやメープルシロップをかけるとさらに美味しいそうですよ。あればフェンネルも添えると香りのアクセントに。生ハムを加えたバージョンはワインのおつまみにもなります。

春巻きの皮を使った、パリパリ食感が楽しい簡単パイです。
チョコとバナナとマシュマロの組み合わせは子どもたちも大好きですよね。薄くて火も通りやすい春巻きの皮なので、焼くのは余熱いらずのトースターで大丈夫。ホイップクリームやアイスクリームを添えるとさらにリッチになります。

バナナやりんごなど、焼くと美味しくなる果物はいろいろありますが、柿もそのうちのひとつ。江戸時代の料理本にも「焼柿」として載っているほどです。こちらのレシピでは、バターでソテーしてコクをプラス。アイスやシリアル、シナモンパウダーと合わせて、おしゃれな洋風デザートに仕上げます。

コーヒー好きにも甘党にも嬉しいスイーツ、アフォガート。
エスプレッソを使った本格派でなくても、インスタントコーヒーなら濃度調節が簡単で充分美味しくいただけます。ミックスナッツやレーズンのトッピングで、さらにワンランクアップしたおもてなしメニューになりますよ♪

マドレーヌやカステラ、シフォンケーキなど、お好きなスポンジを一口大に切り、フルーツやクリームと一緒に楽しむトライフル。ホイップした生クリームを使うことも多いですが、こちらのレシピではプレーンヨーグルトを加えて爽やかに仕上げます。もちろんフルーツとの相性もバッチリ！

お徳用の大袋で買ったものの、なんとなく残ってしまいがちな切り餅は、砂糖と水を加えて加熱するとアレンジしやすい柔らかさになります。あんこやチョコ、カスタード、フルーツなどをくるっと包めば、簡単オリジナル大福に。中身に何が隠れてるかは、ひとくち食べてからのお楽しみかな？

バナナの甘さにコーヒーが香るスムージーは、ナッツを加えるとコクが増すのだそう。小腹もなだめてくれる満足感と、優しい甘さに癒されるドリンクです。ナッツは水につけて柔らかくしておくとブレンダーで砕きやすくなるとのことなので、ぜひお試しを。

秋を代表する果物のひとつ、梨を使ったスムージーです。咳や痰を抑えて喉を潤す効果がある梨のドリンクは、空気が乾きやすい季節にこそ飲みたいですよね。生姜やレモンも入っているので、美味しい風邪予防としてもおすすめです。

コーヒーショップの人気ドリンク、ベークドチーズケーキ・フラペチーノがおうちで作れるレシピです。クリームチーズや砕いたクッキーが入って、とってもリッチ。味のポイントはキャラメルシロップです。おもてなしでこんなドリンクがお出迎えしてくれたら、やっぱり嬉しくなっちゃいますね。

秋が深まってきた頃には、あったかスムージーの出番も増えてきます。こちらはりんごと生姜の血行促進パワーに加え、豆乳も入っているので飲みごたえもあるドリンク。豆乳は牛乳やアーモンドミルクなどに変更してもOKです。寒い中を来訪してくれたお客様には、この一杯で温まっていただきましょう。

急なお客様へのおもてなしスイーツは、歓迎の気持ちが伝わるなら、そんなに頑張らなくても大丈夫。
おしゃべりの片手間に仕上げたり、子どもたちにも手伝ってもらったり。パッと作ってみんなで食べられる簡単美味しいスイーツで、楽しいお茶の時間を過ごしませんか？