YouTubeで公開中の「あの人のお部屋へ」
注目するのは、キッチン・洗面所・リビングダイニング。いずれも毎日当たり前のように使う場所ですが、さまざまな素材や色、形が混在しているので、なかなかすっきりまとまらない場所でもありますよね。心地よく整い、インテリアとして素敵に魅せる浅川さん流の収納アイデアを教えていただきましょう。
雑貨屋店主・浅川あやさん
▶光文社から「日用美のくらしづくり、家づくり」が販売中
YouTubeで公開中
キッチンの「見せる収納」と「隠す収納」
見せる収納
扉をなくして壁面に器が収納されたキッチン。ザル、鬼おろし、鍋敷などは見せる収納に。日用品がそのままインテリアとして存在感を放ちます。
カビやすいせいろは、壁掛けの見せる収納にすることで、通気性のよさも兼ねているのだそう。軽いキッチンツールなら画びょう1つで手軽にできるので、積極的に取り入れたいアイデアですね。
隠す収納
生活感の出てしまうカトラリーやバット、食料のストックはかごにしまって収納。棚は、引っ越す前にもともと持っていた収納アイテムのサイズに合わせて作ったそうです。
金属製のカトラリーは隠す収納をしていますが、木製のカトラリーは、水気を乾かすためにも見せる収納に。カトラリーごとにまとめると色味にも統一感があって雰囲気が出ます。
洗面所の「見せる収納」と「隠す収納」
見せる収納
洗面所にも、隠す収納と見せる収納がありました。タオルはブランドと色を揃えて、お風呂場からすぐ手の届く位置に収納。
同じアイテムを並べると、ホテルのようで美しいですね。
隠す収納
洗面台の下はかごを使って収納していました。かごの中には、色味のある洗剤や掃除道具などを収納。上から見えないように布をかぶせる工夫も素敵です。
リビングダイニングの「見せる収納」と「隠す収納」
見せる収納
床から天井までの本棚。本だけでなく雑貨や器なども収納されています。手の届かない高い位置には思い出の本など、飾りたいものを並べていました。
本棚の前には、音楽スペースも。ギターやドラムなどの楽器もしまわずにスタンドを使って飾られています。
隠す収納
リビングのテーブルの横には、アイロン台が。その上に、かごや箱が並びます。かごの中には畑道具を。箱の中にはお菓子を…それぞれ用途ごとにまとめて収納しているのだそう。
奥に置かれたトートバッグには、使い古した布で作ったぞうきんを収納。いつでもささっとお掃除ができます。
ポーチには、マスク、名刺入れ、スケジュール帳などよく使うものをまとめて収納。
実用性を兼ねているから心地よい
どうしてもおしゃれさばかりを重視してしまいがちな「見せる収納」ですが、手の届く範囲の使い勝手のよさと、そこに収納すべき意味を考えながら、自分が心地よい空間へ整えていきたいですね。
浅川さんのアイデアをお借りして、今から少しずつ、年末の大掃除に向けた収納の見直しを実践してみませんか?
チャンネル登録よろしくお願いします*
ぜひチャンネル登録をよろしくお願いいたします。