人気の観葉植物モンステラの魅力や特徴
室内でも元気に育つ
空間を演出しやすい
個性的な葉の形が美しい
モンステラという言葉の語源には「怪物のような」「奇怪な」という意味があるそうです。そんな名がついたのも、切れ込みが入ったり葉に穴が開いたりする不思議な葉の形状を特徴としているから。葉が育つたびに異なる個性を見られるのが楽しみです。
葉に切り込みや穴があるワケは?
なぜ葉に切れ込みができるのか?その理由には諸説あるようですが、熱帯雨林の環境下で「日光を下の葉にまで届けるため」「風を通すため」「雨水を根に送るため」などと言われています。
モンステラの花言葉
モンステラの花言葉は「献身」。
また、穴が開いた葉が太陽の光を通すことから、希望の光を導く「嬉しい便り」という言葉も付けられているそうです。
自分の部屋に招いて毎日を一緒に過ごすにも、新居祝いなどのプレゼントにするにもピッタリのステキな意味が込められていますね。
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
モンステラの育て方
適した置き場所
モンステラはベランダでも育てることができます。ただし、低温と乾燥に弱いので、冬場は室内に置いたほうが健康状態を保てます。
美しく育てるコツ
モンステラはグリーンインテリアの中でも手間がかからない品種です。特別難しいケアは必要ありませんが、ただ、健康的で美しい葉を長持ちさせるには葉焼けやハダニの発生を予防することが大切。これからご紹介するお手入れを実践してみてください。
モンステラのお手入れ方法
水やり
葉水
ホコリ拭き
葉に水を吹きかける際には、葉の表面にホコリがたまっていないかチェックしましょう。ホコリがあったら、少し水につけて絞った布やキッチンペーパーで拭き取ってください。
剪定
葉の重みで茎が倒れるようなら、剪定して整えましょう。方法は、気になる葉の茎の根をカットするだけ。イッキにたくさん切りすぎないように注意してくださいね。
切った葉は水にさして飾っておけば、おしゃれなインテリアになりますよ。
切り戻し・挿し木
数枚の葉が生えている茎には気根と呼ばれる根が生えています。この気根は土に埋めるとまた新芽を出します。大きく育ってきたら気根の節と節の間をカットして切り戻し、別の土(鉢)に埋めて挿し木をすると、新たにモンステラを増やすことができます。
樹液でかぶれを引き起こすこともあるので、軍手や園芸用の手袋をつけて作業しましょう。
植え替え
元気に育っていくモンステラをそのまま放っておくと、次第に根詰まりを起こしてしまいます。成長が早いので、大きくなってきたら鉢のサイズも大きめにしましょう。購入してから2年くらい経ったら一度植え替えをすることをおすすめします。
栽培・挿し木・植え替えの時期
枯れる原因は?
・直射日光が当たりすぎている
・自然光が全く当たっていない
・水をあげすぎている
・根詰まりしている
・害虫がついている
といった原因が考えられます。手遅れになる前に、上記のお手入れを心がけてください。
モンステラの選び方
部屋に合うのは大型?小型?モンステラの種類
モンステラには色や形が違う約40種もの種類があると言われています。自然の中には高さが8mを超すものもあるとか。
もっとも代表的な品種は、葉の切り込みが左右対称にキレイに現れる「デリシオーサ」。葉の大きさは1mにまで育つそうです。
インテリアとして好まれる小ぶりのモンステラは、総称して「ヒメモンステラ」と呼ばれています。
モンステラをおしゃれなインテリアに
参考にしたいモンステラの飾り方
中型のモンステラは、スツールやチェストの上に置いても絵になります。
育つほどにさまざまな動きがつき、南国風のイメージも与えてくれます。
湿度に強いので、洗面所やバスルーム付近に飾ってもOK。
玄関・リビング・寝室に置けば風水効果も
風水の観点から、モンステラは「幸運の気をもたらす」と言われています。また金運アップにも良いとか。プラスの気を取り込むには気の出入り口である玄関に置くのがおすすめ。リビングや寝室にも向いています。
モンステラは初心者でも育てやすい観葉植物
生命力が強い植物なので、これまで手ごわい観葉植物たちを枯らしてきたという人でも、モンステラなら比較的育てやすいのではないでしょうか。今では100均ショップでも小さなモンステラが売られています。小ぶりのグリーンをデスク周りやキッチンに置いて明るくするというのもいいですね。
徐々に葉の切込みが大きくなって形を変えていく姿を観察するのは、とても楽しいですよ。ぜひあなたもモンステラを部屋に飾ってみてください。
もともと熱帯雨林に自生している植物であるモンステラ。木々が生い茂る中で元気に育つ耐陰性があり、家の中でも日が当たらない場所でさえよく育ちます。