地味だけど大切な鍋のお供
取りやすく使いやすい「とんすい・取り鉢」
カコミ とんすい：KINTO
「無印良品 からだにフィットするソファ」などを手掛けたことで有名なプロダクトデザイナーの、柴田文江氏がデザインを手掛けており、シンプルで無駄のない上品な佇まいは、和洋どんな食卓とも相性がよく、食卓のアクセントにもなります。
W14×D13.4×H6（cm）の持ちやすいサイズで、カラーはホワイトとブラックがあり、どちらも鍋料理以外にも、ヨーグルトを入れたり、サラダやお惣菜などの小鉢にも使えるうえに、電子レンジでも使えるので、残ったおかずをいれておき、そのまま温めて食卓に出すこともできる、デザイン性だけでなく、使い勝手も抜群の器です。
アグラとんすい ：4th-market
三重県の四日市市の陶器ブランド「4TH-MARKET(フォースマーケット)」の「アグラとんすい」。萬古焼が代表的な地場産業として有名な四日市市は、土鍋の産地としても知られており、そんな土鍋のお供にピッタリな萬古焼のとんすいは、約φ130×H55mmと、少し大きめに作られています。
土物ならではの風合いが食卓にあたたかみを添えてくれます。どことなくぼってりとしたフォルムもキュートで、底面はフラットな作りなので、安定感もバッチリ。取っ手の上の面には、小さな凹面があるので、親指が気持ちよくフィットし、持ちやすさも抜群の機能的な作りに仕上がっています。
深さも適度にあるので、サラダや和え物を入れたり、そうめんやそばのつゆを入れる器にしたり、多用途に使えます。カラーは、上からシックな「天目（てんもく）」どんな食卓にも似合う「貫入（かんにゅう）」素朴な「鼈甲（べっこう）」の3色。家族で色違いに使うのも素敵。しかも取っ手付きなのにスタッキングが可能なので場所を取らずに収納できるのも嬉しいポイントです。
とんすい 丸：ココチ舎
素朴な佇まいが食卓に心地よい和やかさをもたらしてくれそうな、丹波焼で作られたとんすい。ココチ舎のとんすいはφ12.8×H5（cm）と、少し浅広の作りになっており、高台がないため見た目もスッキリ。
手の中に収まりやすく、取っ手部分は指がかかりやすくなっています。「粉引（こひき）」と「マット釉」の2種類あり、こちらは、ベースの素地に白い泥をかけて作る「粉引」で作られており、やさしくあたたかみのある風情を醸し出しています。
焼き物ならではの、趣のある色の出方が面白い「マット釉」は、光沢が少ない釉薬なのに、ガラスのような質感があるので、なめらかな手触りに仕上がっています。どちらも、鍋料理の取り分けだけでなく、ちょっとした副菜やひとり分のサラダを盛りつける、和風の小鉢としても重宝します。
光春 とり皿・とり鉢：東屋
持ち手が付いていませんが、鍋に使いやすいサイズの東屋のとり皿、とり鉢。こちらのとり皿は 約φ122×H38（mm）と浅めながら、持ちやすいサイズです。
とり鉢は、約φ122×H53（mm）と深めなので、小鉢として使っても食卓で映えます。どちらも、一点一点ろくろで手挽きで作られた波佐見焼で、落ち着きのある黒さが美しい海鼠釉と、やわらかな雰囲気の柞灰。
深さも色も好みで選べるので、家族それぞれ使いやすいサイズと好みの色を選んで揃えるのも良いかも。鍋用としてだけでなく、シンプルでどんな食卓にも合うとり鉢やとり皿は多用途に活躍してくれます。
ブロックボウル ：HASAMI
鍋のとり鉢やとり皿に使いやすい「ブロックボウル ミニ：φ120×H45（mm）」と、さらに小さい「ブロックボウル リトル：φ82×H42（mm）」。親子で鍋の際、おそろいで使うのも素敵です。
スタイリッシュな佇まいは、和風の鍋だけでなく、洋風の鍋にも合い、どちらのサイズも、スープ、お惣菜、サラダ、スイーツなどの器にもピッタリ。
レッド、ブルー、グリーン、イエロー、グレー、ホワイト、ブラウン、ネイビー、マスタードと、カラバリが豊富。それぞれのサイズでいくつか色違いで揃えれば、家族で色違いで使ったり、料理に合わせて色を選んだりできて便利です。同じサイズなら重ねて収納も可能なので、場所もとらずにすみます。
鍋に欠かせない「お玉」
工房アイザワ
パセリシリーズ
金属製洋食器の産地として有名な新潟県燕市にて、大正11年に創業した「工房アイザワ」のオールステンレスのキッチンツールの、パセリシリーズのお玉。
大小サイズがありますが、大でも一般的なお玉のサイズよりも小ぶりに作られていて小さめなので汁物を注ぎやすく、鍋のときだけでなく、普段遣いにも便利です。小は食卓での取り分け用に便利。オールステンレスの継ぎ目がない作りなので、お手入れもしやすく使い勝手の良いお玉です。
アケビ巻きお玉（中）
同じく工房アイザワの、持ちての部分にアケビのツルが巻かれたお玉。素朴な見た目もナチュラルで、デザイン性だけでなく、持ち手が熱くならず、滑りにくいのでお鍋にとても適しています。
お玉の部分はアルミ素材で作られており、少し大きめながら深さがそれほどないので、サービングスプーンとしも便利に使えます。
アケビ巻きお玉（中穴あけ）
上記のお玉とセットで揃えておくと便利な穴あきタイプ。穴あけは、おでんや、すき焼きなど、適度に汁を切りたい鍋の際、重宝します。また、普段の盛り付けのときにもあるととっても便利です。
豆腐スクイ
ステンレスと銅のワイヤーを編み込んで作る、工房アイザワならではの、美しい機能美が魅力的な、豆腐スクイ。すくいやすい、絶妙な角度に仕上がっているので、鍋で取るのが難しい湯豆腐や鍋料理の豆腐をキレイにすくい上げることができます。
レードル：一菱金属
スープや汁物をすくうためのレードルも、汁物の鍋のお玉として役立ちます。注ぎ口が片側のことが多い中、こちらは両端に角がついているので、利き手に関係なく使えます。
18-8ステンレススチール製で錆びにくく、全長は約270（mm）で、先端の部分は約W87xD70（mm）と、使いやすい大きさで、先端のゆるやかにつけられた曲面は、鍋の側面にフィットするので、すくうときも楽チンです。
真鍮のおたま：Lue
岡山県で、真鍮素材のカトラリーなどを制作されている菊地流架氏による「Lue」の、全長約270mmのハンドクラフトのレードル。
細部まで細かく作られたデザイン性のあるレードルは、和洋どちらの鍋料理にも似合い、経年劣化を楽しめる真鍮製なので、変化を楽しみながら長く愛用できます。
あると便利な「お玉立て」
お玉置き ：家事問屋
お玉を置くためだけのツールの「お玉置き」。立てて置くことが多いお玉を、寝かせて置く「家事問屋」ならではの、細かな心遣いが詰まった機能性もバッチリのお玉置き。食卓で鍋を囲む際に、寝かせてあると邪魔にならず、倒さずにすみます。
シンプルな形状ながら、18-8ステンレス製で、縁まで一体となった丸皿なので、隅々まで洗うことができて衛生的です。縁は手前が低く作られており、その低い部分に溝もつけられているので、お玉だけでなく菜箸も転がらずに置くことができ、普段の調理の際も役立ちます。
お玉立て：SITAKU
どんな食卓にもシンプルにマッチする、有田焼のお玉立て。φ100×H40（mm）と小ぶりなのでキッチンや食卓で邪魔にならず、見た目もスッキリ。
なめらかな磁器の質感も上品で、他の食器や鍋と調和します。お玉を支える箇所の上の部分で味見をすることもできるので、いつものお料理でも大活躍してくれます。
レードルスタンド Oki ：EAトCO
見た目も使い方もとってもシンプルで、ひかっけるだけで、お玉を立てて置くことができるレードルスタンド。シンプルでスタイリッシュな形状は様々な形のお玉にフィットし、重みもしっかりあるので、安定してお玉を置くことができます。
ステンレスの中でも特にサビにくく、高い強度を誇る18-8ステンレス製なので、清潔感もありお手入れもしやすく、丈夫なので、長く愛用できます。見た目もオシャレで約W9.3×D8.6×H2.7（cm）とコンパクトで場所を取らないので、収納にも困りません。
お玉置き：圭秀窯
福岡県小石原にある圭秀窯で昨陶された、味わいのあるお玉置き。W12.0×D11.0×H4.5（cm）と少し大きめサイズで、お玉をひっかける部分は、レンコンの形をしており、見た目もユーモラスで鍋料理の際に食卓に出すだけで雰囲気が明るくなります。
土物ならではの、口当たりのやわらかさがあるので、料理の味見にも適しており、手作りならではの温かみや、素朴な風合いと、ユニークな見た目は、お玉置きだけでなく、小鉢や取り鉢として使っても料理が映えます。
お玉&鍋ふたスタンド：TOWER
お鍋をする際に、お玉や菜箸だけでなく、フタも置き場所に困ることはありませんか？そんな悩みを一気に解決してくれる便利なお玉&鍋ふたスタンド。
食卓での鍋のときだけでなく、調理中のちょい置きにも便利で、トレイは取り外しが可能なので、使ったらサッと洗える手軽さも便利でしかも衛生的です。
お玉やフタ以外に、まな板スタンドや、レシピスタンド、タブレットPCスタンドとしても使用でき、使い勝手も抜群なので、いくつも欲しくなってしまいそう。カラーも清潔感あふれるホワイトとクールなブラックがあり、インテリアや好みで選べます。
鍋料理をより快適に
「KINTO（キントー）」の「カコミ」シリーズの「とんすい」。とんすいとは、縁の一部が少し突出している小鉢のことです。この部分に指を引っ掛けて持つことで、熱い料理を入れても持ちやすく、鍋の取皿や取り鉢に最適な器です。