とってもヘルシー！「ジンギスカン鍋」を味わい尽くす
ジンギスカン鍋ってどうしてできたの？
由来・発祥
北海道では有名なジンギスカン鍋の名前の由来は諸説ありますが、もっとも有力なのはモンゴル帝国の皇帝チンギスハンが遠征中に羊の肉を食べていたことから、その名前が付けられたというもの。
穴あきの理由とは？
一般的に使われているジンギスカン鍋には、穴が空いているものがほとんど。溶け出た肉の脂が穴から落ちるのでとってもヘルシー。また、穴から火が直接肉にあたって、こんがりと香ばしい風味を堪能できるんです♪
使う前に知りたい、正しいシーズニング
鋳鉄製のジンギスカン鍋は表面に小さな凹凸が。使い始める前に、汚れを防ぐために油でコーティングする「シーズニング」という作業を行いましょう。
まず、ジンギスカン鍋を水で洗い、水分を拭き取ってから火にかけて空焼きします。火からおろして粗熱が取れたら鍋全体（表・裏）に油を塗り、再び空焼きをします。これを何度か繰り返し、最後に野菜くずや香りの強い葉物などを焼いて鉄臭さを消したら、シーズニングの完了です。
シーズニングをすることで鍋表面がコーティングされるので、焦げ付きにくくお手入れも楽チンに♪鍋を使った後の洗い方は、水洗いがおすすめ。金たわしや鍋洗い用のブラシを使えば汚れをきれいに落とすことができますよ。
鍋にも様々な種類があります
南部鉄器
重厚感のある南部鉄器のジンギスカン鍋。お肉の脂がお鍋の溝に落ちていくのでとってもヘルシー！深型なので野菜をたっぷりと食べられます。
どっしりとした安定感のある南部鉄器のジンギスカン鍋は、キャンプなど大人数でのジンギスカンにぴったり！キャンプでもまるでお店で出てくるかのような本格的なジンギスカンを楽しむことができますよ♪
IH対応タイプ
IH調理器対応のジンギスカン鍋なら、カセットコンロがなくてもおうちやキャンプで手軽にジンギスカン！北海道の人気のジンギスカンレストランで使われているこちらのお鍋は、ムラなく焼き上げこんがりとした焼き色が。
使い捨てタイプ
使ったあとにそのまま捨てることができる使い捨てタイプは、本場・北海道ではホームセンターやコンビニのような販売店にも置いてあるほどの定番アイテムなんです。
使い捨てジンギスカン鍋はアルミ製なので、キャンプなどの屋外への持ち運びも楽チン♪使い方は一般的な鍋と同じでOK！そのまま捨られるので、面倒な後片付けの心配がないのは嬉しいですよね。
おうちで楽しむ、ジンギスカン鍋レシピ
基本のジンギスカンレシピ
ラム肉（マトン肉でも可）を使って作る、基本的なジンギスカンのレシピ。漬けだれにじっくりと漬けこんだお肉は、いつもの焼き肉とは違うこんがりとジューシーな本格的な味わい♪ジンギスカン鍋がないときには、ホットプレートを斜めに傾けて使っても◎
市販の焼き肉のたれを使えば、もっと手軽にジンギスカン鍋が楽しめますよ。ラム肉と野菜をたっぷりと入れて、ヘルシーディナーの完成です！
他のレシピにもジンギスカン鍋は◎
ジンギスカン鍋でトマトチーズタッカルビ風
甘辛味の鶏肉が美味しい、韓国料理のタッカルビもジンギスカン鍋があれば美味しく作れます♪トマトの酸味とたっぷりチーズが、口の中でとろけます。
長ネギスカン
ジンギスカン鍋で長ネギと豚こま肉をさっと炒めて、ジンギスカンのたれをかけるだけの「長ネギスカン」。シーズニングをするときの鍋慣らし料理としても◎
簡単プルコギ
韓国の家庭料理の定番「プルコギ」は、ジンギスカン鍋を使って作ります。こちらは牛肉と干したキノコ、野菜を使ったヘルシーなレシピ。ご飯にかけて丼風にしても、レタスに巻いて食べても美味しいですよ♪
じゃが芋と明太子のチーズ焼き
スライスしたじゃがいもを鍋で蒸し焼きにし、明太子と溶けるチーズをトッピング。カリカリ&とろーりな舌触りがくせになる、ボリューム満点のレシピです。
ヘルシーな「ジンギスカン鍋」をもっと楽しもう♪
羊肉と野菜がたっぷりと食べられる、とってもヘルシーな「ジンギスカン鍋」。専用のお鍋を手に入れて、本格的なジンギスカンをおうちでも楽しんでみませんか？
北海道のソウルフード「ジンギスカン鍋」。羊肉と一緒に野菜が味わえ、焼き肉よりもヘルシーなので、女性にも大人気のメニューのひとつですよね。
そんなジンギスカンはおうちでも食べることができるって知ってましたか？ひとつは欲しい専用の鍋や取扱い方、おすすめの美味しいジンギスカンレシピをご紹介します♪