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とろみのあるルーカレーとは違い、サラリとしたスープが特徴のスープカレー。
札幌でサラサラのカレーを出すお店は1970年代からありましたが、本格的な「スープカレーブーム」のはじまりは1990年代から。お店ごとに異なるスパイスの香りや辛みに、丁寧に仕込んだスープの旨味が融合し、ルーカレーよりもダイレクトな味わいが特徴です。
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スープカレーのもう一つの特徴は、ゴロゴロ大きな具材。チキンレッグや豚の角煮、ラムチョップなどのお肉に、大きくカットした旬の地元産野菜が彩りを添えて、具材でも「北海道」を存分に味わえます。
今回は札幌でも評判の12店、さらにお店自慢の看板メニューを合わせてご紹介。「ここに来たらこれを食べなきゃ!」の一品をぜひチェックしてくださいね。
「お店でいただく意外の選択肢はあるの?」近頃は多くのスープカレー店がテイクアウトメニューを用意しています。ほかにもデリバリーサービスやお取り寄せに対応しているお店もあるので、直接行かずに名店の味を楽しむこともできるんです。
やっぱりマスト!初期からのファンが支持する【定番店】
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90年代、まだ「スープカレー」という言葉がなかった頃にオープンした「マジックスパイス」。インドネシア料理「ソトアヤム」をヒントに編み出されたスープは、鮮烈なスパイスの香りと複雑な旨味がクセになります。オススメメニューは札幌本店限定、北海道産野菜がたっぷりの「北恵道(ほっけいどう)」。医食同源、食べると元気になるスープカレーです。
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お店は地下鉄「南郷7丁目」駅から徒歩5分ほど。「ここは本当に日本なの!?」と目を疑いたくなる、オリエンタルでカオスな店内も魅力です♪
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メニューや辛さの設定も、数字ではなくお店オリジナルの基準があるのです。「天空」「虚空」まで行ったら、どんな世界が待っているのでしょう!?
札幌本店では、注文から決済まで一気にできるアプリでテイクアウトのオーダーができるほか、デリバリーサービスも。そのほか、札幌本店から直接お届けする冷凍スープカレーもありますよ。
Piacante(ピカンティ)/サクッとPICAチキン
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90年代、スープカレーブームを盛り上げたのは「北大生」の若者たちでした。北海道大学そばの「ピカンティ」はその当時からの人気店。本店で選べるスープは3種類の定番+日替わりスープの4種類。具材のオススメは「サクッとPICAチキン」。サクサクに焼き上げた皮はスープを吸って次第にしっとりと。身はほろりと柔らかです。
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スープカレーの楽しみのひとつは、自分で好みのトッピングを選べること。こちらは北海道産牛すじ煮込みに、蒸しキャベツ、プレミアム舞茸、オクラ、チキン、海老の唐揚げ…スープが見えないほど豪華なトッピングです!
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北大のそば、地下鉄「北12条」のそばにあるのが本店です。そのほか、札幌駅周辺に「ピカンティ札幌駅前店」、西区に「札幌琴似店」、宮城県仙台市に姉妹店「ヴァサラロード」があります。
テイクアウトに対応しています。お持ち帰りメニューがwebサイトに載っているので、先にオーダーしておくと受け取りもスムーズですよ。
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「こうひいはうす」という名前だけれど、人気メニューはスープカレー。昭和52年創業、「スープカレー」という言葉が定着する以前からの老舗です。さらりと仕上げた、繊細でスパイシーなスープが特徴。ほろほろに柔らかなチキンカレーが人気です。
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ハンバーグもスープカレーによく合う食材。肉汁たっぷりのひき肉がスープを吸ってますますおいしくなるんです。このほか、寄せ豆腐や納豆・なめこ・オクラのネバネバカレーなど変わり種メニューも。
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お店は中央区、電車通沿い。店名のとおり、喫茶店の名残を残したレトロな内装が素敵です。バーカウンターや調度品などが落ち着ける雰囲気を醸し出しています。
こちらもテイクアウト対応。注文は営業時間内であれば電話でOK。受け取りにいく際は、注文から1時間以内の来店を心掛けてくださいね。
ロープウェイ入口 / スープカレー
- 住所
- 札幌市中央区南二十条西15-3 伏見コーポ 1F
- 営業時間
- 定休日
- 平均予算
- ~¥999 /¥1,000~¥1,999
データ提供:
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北海道の人気俳優集団「TEAM NACS」の森崎博之さん一押しのお店としても知られている、1996年オープンの「Yellow」。高圧釜でとった黄色みの強いスープは、濃厚さとハーブやスパイスの鮮烈な香りが融合。「一度食べたらハマる」というファンの多いお店です。「チキン野菜カリー」は一番人気の定番メニュー。
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こちらはベーコンステーキカリー。厚切りベーコンが豪快に入った食べごたえたっぷりの人気メニューです。そのほか「じっくり煮込んだラム肉とブルーハーブカリー」も北海道らしさを感じられるメニュー。
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店内はDJブースがあって、まるでダイニングバーのようなお洒落な雰囲気。観光の合間に立ち寄りやすい、すすきの駅のそばにあります。
こちらはテイクアウトのほかデリバリーにも対応しています。テイクアウトは電話での予約もOKです。デリバリーは、お店が多忙の時間帯はストップされることもあるので、公式twitterで確認してくださいね。
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このロゴを見て「懐かしい!」と思う札幌のスープカレーファンも多いのでは?以前は中央区・電車通り沿いにあった人気の老舗、「カリー・ディ・サヴォイ」。惜しまれながら2017年に閉店したお店が、翌年、場所を変えて復活オープン。現在のお店は札幌駅北口付近にあります。
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牛骨、鶏ガラ、各種野菜や果物などをじっくり煮込み、スパイスを加えたあとにも時間をかけて仕上げるスープはここでしか味わえない味。北海道産スペアリブは、レギュラー(150g)でもお皿からはみ出しそうなボリューム感。280gのラージサイズもあります!
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テイクアウトのほか、デリバリーもスタート。デリバリーはお店の周辺エリアからスタートし、混雑状況などに合わせて範囲を検討していくのことなので、詳細はお店にお問い合わせをしたほうがよさそうです。
札幌(JR) / スープカレー
- 住所
- 札幌市北区北8条西4 ブランシャールBLD B1F
- 営業時間
- 【店内飲食】月曜~土曜
ランチ11:30~15:00(15:00~17:00中休み)
ディナー17:00~20:30(LO20:00)
日曜日は中休みなしで営業
11:30~20:30(LO20:00)
【デリバリーサービス】
10:00~20:30
※UberEats、出前館、Wolt
- 定休日
- 水曜日(営業してる場合もございます、ご連絡くださいませ)
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999 /¥1,000~¥1,999
データ提供:
スープカレーGARAKU / やわらかチキンレッグとやさい
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行列が絶えない人気店のひとつ「GARAKU」。北海道出身の俳優・大泉洋さんがTV番組でお店を訪れ、その味を絶賛したことでも話題になりました。おいしさのポイントは、和風出汁とスパイスをきかせた、コクと旨味、香りがあふれるスープ。
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じっくり煮込んだチキンレッグはホロホロとほぐれる柔らかさです。そのほか、野菜がたっぷりで女性に人気の「やさい15品目大地の恵」などさまざまなメニューが揃います。
テイクアウト&デリバリーに対応。冷凍スープカレーのお取り寄せも!
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お店は大通とススキノの中間。店鋪ではテイクアウトに対応のほか、周辺エリアのデリバリーにも対応。また、お店の人気メニューを冷凍便でおとどけする商品も。通販「#家GARAKU」プロジェクトで、本場札幌の味を楽しめます。
奥芝商店 駅前 創成寺/宗谷黒牛100%鉄板焼きペッパーおくしバーグカリ〜
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行列必至の人気スープカレー店「奥芝商店」。濃厚でコクのある「海老スープ」に、「宗谷黒牛」「ルスツ産もち豚」など、産地にもこだわったお肉や北海道産野菜がゴロゴロ!一皿で「北海道」をまるごと味わえます。鉄板焼きで焼き上げたハンバーグ「おくしバーグ」が人気です。
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近年すっかり一般的になった「エビスープ」のスープカレーですが、その人気を確固たるものにしたのが奥芝商店です。旨味たっぷりの濃厚な「おくおくえびスープ」、ぜひお試しくださいね。
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札幌市中心部では「駅前 創成寺」と、札幌paseo内「奥芝商店 実家」が営業中です(このほか郊外店舗もあり)。一品ずつ丁寧に仕上げるためランチタイムは混雑するので、時間の余裕をもって訪れてくださいね。
最寄りのお店からテイクアウト&デリバリー対応!お取り寄せ冷凍スープカレーも
奥芝商店では複数の店鋪でテイクアウトやデリバリーに対応しています。メニューや対応店鋪・エリアについては公式サイトやリンク先からご確認を。具材たっぷりのスープカレーがおうちに届く、お取り寄せ通販もありますよ。
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JR札幌駅・西口の改札から徒歩2分、高架下にあるから迷う心配もナシのお店が「HiriHiri2号」。クセがなくスッキリと飲み干せる「こっさり系」のスープはバランスがよく、スープカレー初心者さんにもオススメ。
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スープカレーの具として最もスタンダードなチキン。だからこそ各店ごとに、食感や仕上げに工夫がされています。こちらのチキンは、皮はパリッと、中はジューシー。食べ進めるほどに食感の変化が楽しめるんです。
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カジュアルな雰囲気のお店は入りやすく、カウンター席も落ち着ける雰囲気。観光やショッピングの隙間時間や、出張の時の一人ランチにもオススメです。大通にも店鋪がありますよ。
テイクアウト&デリバリーに対応しています。詳細はお問い合わせを。定番メニューのほか、毎月変わる「マンスリーカレー」も要チェック!
スープカリー専門店 元祖 札幌ドミニカ/黄色スープ チキン
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『ミシュラン北海道 2017』に紹介された人気のスープカレー店。こちらの特徴は、なんといっても4種類から選べるスープ。スタンダードな「黄」、トマトベースの「赤」、濃く深い「黒」、豆乳がまろやかな「白」。さらに選べる具材&トッピングで組み合わせは無限!思わず何度も通いつめてしまうのです。
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こちらは「赤スープ・豚しゃぶ」。豚しゃぶや豚トロなど豚肉もスープカレーによく合います。
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入居していたビルの老朽化に伴い、移転リニューアル。店内も明るくモダンな雰囲気に生まれ変わりました。すすきののほか、札幌市内には東区に「スープカリー専門店 元祖 札幌ドミニカ 東店」、さらには、銀座・新宿・日本橋にも、ドミニカのカレーを提供しているお店があるようです。
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札幌のみでなく、東京の店鋪でもテイクアウトやデリバリーに対応しています。対応内容やメニューなどは各店舗にお問い合わせくださいね。
すすきの(市営) / スープカレー
- 住所
- 札幌市中央区南5条西3丁目8 Nグランデビル 4F
- 営業時間
- 【月火水木金土】
11:30~翌3:00(L.O.翌2:30)
【日】
11:30~23:00(L.O.22:30)
- 定休日
- なし
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999 /¥1,000~¥1,999
データ提供:
カフェや隠れ家風♪雰囲気も味わう【おしゃれな】お店
カレー&ごはんカフェ Ouchi/北海道産炙りカチョカバロとベーコンのスープカレー
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スープカレー好きな女子に愛される「カレー&ごはんカフェ Ouchi」。チキンや豚角煮などスープカレーにお馴染みの食材のほか、注目してほしいのは野菜です。オーナー自身が札幌市内の農場で、できるだけ無農薬にこだわった野菜やハーブを栽培しています。夏〜秋にかけては、とれたて自家産の野菜が入っているかも。
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カチョカバロは、加熱することで溶けて、もっちり伸びる食感が特徴のチーズ。北海道各地のチーズ工房でもよく見かける人気の味をスープカレーにイン!スパイシーなスープとチーズのまろやかさを楽しめます。
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壁面を占めるブラックボードや木とパイプのイスが、なつかしお洒落なスクールテイスト。「狸小路」の西のはずれ、ちょっと静かな界隈にある隠れ家カフェなんです。
Ouchiのスープカレーメニューは全てテイクアウトOK。また、デリバリーにも対応しています。テイクアウトは予め電話で時間指定をしておくと受け取りがスムーズなのでおすすめですよ。
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アジアよりも洋風スープカレーの気分。そんな時にオススメなのが「ZORA」です。マスターは、スープカレーの人気店「suage」出身。人気メニューの「ジャークチキン」はもともとジャマイカの郷土料理で、ハーブの香りやスパイスのコクがしみこんでいます。その他、月替りの「マンスリーカレー」、道産牛リブロースや炙りラムなどのカレーも味わえます。
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スープカレーとルーカレー、両方楽しめるのがこちらのお店の特徴。写真は「いろいろ野菜スモーキーベーコン」。
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地下鉄「西8丁目」駅のそば、大きな窓がカフェのようなおしゃれなお店。11:30~21:00まで通し営業なので、ランチ・ディナーの時間がズレたときにも入りやすいですよ。
こちらのお店はテイクアウトに対応。予約は店頭または電話で受け付けています。ピークタイムのお昼前後を外して電話するとつながりやすくスムーズかも。
スープ切れのお知らせなど、最新情報はこちらをチェックするのがおすすめです。
西8丁目 / スープカレー
- 住所
- 札幌市中央区南1条西7丁目12-5 大通パークサイドビル 1F
- 営業時間
- 11:30~17:00 (L.O.16:30) 通し営業
混雑状況により早閉めの場合があります。
随時Twitterにて最新情報を更新しています。
- 定休日
- 日曜日
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999 /¥1,000~¥1,999
データ提供:
スープカリー 藍色/撫子色(18種の彩り野菜尽くし)
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2017年1月にオープンした「藍色」。動物系&魚介系を合わせた和風スープは、さらりとしていながらスパイシー。写真は、18種の彩り野菜が美しく盛りつけられた「撫子色」です。
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「温泉宿風」をテーマにした店内は、レトロな和テイストの隠れ家風。小上がり席もあるほか、ベビーラック完備、お子様用キーマ風カレーも用意されているので、親子で訪れても安心してくつろげそう。
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夏季限定でテラス席もオープンします。隠れ家なだけあって、ちょっと見つけにくい立地なので、お出かけの際には下調べ&ナビの準備をしっかりしていくのがおすすめです。
こちらのお店はテイクアウトに対応。オフィシャルウェブサイトではテイクアウトメニューが公開中。事前に電話でオーダーしておくとスムーズです。
お店でも、おうちでも、札幌名物スープカレーを満喫しよう♪
札幌っ子に定着した歴史ある人気店から、名店で修行を積んだ次世代の新店まで、注目の12店をご紹介しました。お店ごとに個性あるスープや具材の組み合わせなど、旬の北海道とお店のこだわりを存分に味わえるのがスープカレーの魅力。テイクアウトやデリバリーでも味わうことができるので、人気店の味をぜひおうちでも楽しんでくださいね。
札幌にはレストランやカフェが沢山あります。どこに行こうか迷った時は是非参考にしてみてください。観光客のみならず地元客にも愛されるお店をご紹介します♪洋食・和食・中華から子連れでも入りやすいお店やバイキングを楽しめるお店など様々紹介しますので、美味しいランチを目指して、さあ出かけましょう!
札幌市内にある洋食・和食・中華からバイキング、子連れでも入りやすいレストラン&カフェまで幅広くご紹介!美味しいランチを目指して、さあ出かけましょう!
90年代、まだ「スープカレー」という言葉がなかった頃にオープンした「マジックスパイス」。インドネシア料理「ソトアヤム」をヒントに編み出されたスープは、鮮烈なスパイスの香りと複雑な旨味がクセになります。オススメメニューは札幌本店限定、北海道産野菜がたっぷりの「北恵道(ほっけいどう)」。医食同源、食べると元気になるスープカレーです。