手加減不要!? 親子みんなで遊べる「テーブルゲーム」はいいことづくめ
そのように、いいこと尽くめな「テーブルゲーム」の中から、簡単なルールで、小さなお子さんから大人同士でも本気で盛り上がれるオススメゲームを5つご紹介。
運任せのほのぼのしたものから、大人が思わず「もう1回!!」とリクエストしたくなる面白味のあるものまで。なかには、親子の間でも手加減不要!むしろ大人でも“本気で勝負したのに子どもに負けた!”というシーン連発な、驚きのゲームも。
実は“侮ることなかれ”なテーブルゲーム、おうち時間のお供にいかがですか?
1. 子供ならではの斬新な発想で難易度UP!かわいいバランスゲーム
ワニに乗る?/HABA(ハバ)
コマになっている動物は形状だけではなく、重さや厚みも違うので、大人も子供も、頭は常にフル回転…! 積む順番や場所・角度などを工夫して細やかに手先を使うので、知育要素も満点ですよ。
サイコロの目によって、「土台を広げる」「他人にコマを押し付ける」などの駆け引きも・・・。
子どもならではの思いもよらない置き方に、難易度が大きく左右されるという点も面白さの一つです。真剣にやっても年齢問わずいい勝負になりますが、大人は「利き手以外で置く」などとハンデをつけてもいいですね。
2. 同じ形を見極めるだけなのに、大混乱!?
窓拭き職人/アミーゴ社
対象年齢は5歳位~とされていますが、ルールはこの上なくシンプルなので、もっと小さなお子さんから世代を超えて盛り上がりやすいゲームの一つ。
コンパクトなカードゲームなので、旅行やお友達のおうちなどにも持っていきやすいのも嬉しいですね。
カードを裏返すと正解が…。一番多く正解した人が勝者です。
カードの枚数を減らしてコンパクトに遊び終えることもできるので、隙間時間を使って子どもたちの心を満たしてあげたり、何かを決めるときにくじ引き感覚で取り入れたり・・・活用の幅も広いゲームです*
3. 完全なる「運任せ」♪ 雲の上でかわいいビンゴ大会を*
ビンゴゲーム・雲の上のユニコーン/HABA(ハバ)
完全なる運任せなのも◎。気を遣わずフェアに遊べるのが気楽で嬉しいゲームです。
クリスタルが最初に一列並んだ人の勝ち!
モチーフによっては、似たような絵柄があるので、「色」や「ポーズ」を見分ける練習にも◎。
4. 相手のカードを見極めて戦略勝負!
ペンギンパーティー/ニュー・ゲームズ・オーダー
対象年齢は6歳~とされていますが、色が見分けられる2歳後半くらいから一緒に楽しめますよ。
筆者宅では、3歳手前頃から次女が直感で…。長女は5歳ごろからきちんと自分なりの戦略をもって遊べるようになりました。
一番下の段(8枚)には好きな色を出せますが、上段に積み上げていくときには、土台となる下の段のカードとリンクした色しか置くことができません。
相手を邪魔したり、自分の置ける場所を戦略的に確保しながら、カードが置けなくなったプレイヤーから脱落・・・。そして全員の置けるカードがなくなったら、そのラウンドが終了します。
大人がどれだけ戦略を立てても、直感的にカードを置く子どもたちによって、思わぬ展開に振り回されたり…。
みんなで協力して全員がカードを置き切ってピラミッドを完成させよう!というルールにアレンジしても一体感が深まりますよ。
5. 4歳から遊べる! 難しそうな「将棋」が、可愛い動物の追いかけっこに
どうぶつしょうぎ/小学館
そこで、「4歳でも遊べるように」と女流棋士によって開発されたのが「どうぶつしょうぎ」です。
かわいらしいイラストの動物たちが動き回り、さいごに森の王様「ライオン」をキャッチできたら勝ち!
「どうぶつしょうぎ」をマスターしたら、発展版「おおきな森のどうぶつしょうぎ」にステップアップするのもオススメ。9×9の、まさに本将棋と同サイズで勝負することができます。将棋盤はコンパクトに折りたためるので、本棚やおもちゃコーナーにすっきり収納できますよ。
少しずつ腕を磨いて、おじいちゃんと勝負!というのも素敵なコミュニケーションですね*
「子どもに付き合う」のではなく「一緒に楽しむ」ゲームタイムを!
大人が仕方なく付き合う子供だましのものではなく、簡単なルールですぐにみんなでスタートできる、大人もハマる5つのゲームたち。
大人も子供も頭の体操になるのが、これらアナログゲームの魅力でもありますね。心から集中してどっぷり本気で楽しむほどに、コミュニケーションも深まり、いいことづくめですよ。
勝敗で盛り上がるのはもちろんのこと、みんなでテーブルを囲んで大笑い!
・・・そんな、心をほぐし満たしてくれる時間を存分に味わってくださいね。
おうち遊びの定番、「テーブルゲーム」。家で過ごす時間の増える「夏休み」の強い味方でもありますね。
遊びとして面白いのはもちろん、ルールや順番を学び守ることで「社会性」を養ったり、家族やお友達との「コミュニケーション」が深まったり、頭や手先を使うことで「知育」にもなったり・・・実はいろんなメリットがあるんですよ*