毎日のお料理は「楽」に「楽しく」やりましょう♪
なんとなく町の定食屋さんのような我が家ですが、大人になるにつれて昔から使われている道具の良さと、使うことで改めてこの道具にはこんな使い方があったんだ…みたいな発見があります。そこで今回は、私が普段助けられている「あると便利な調理道具」と「テーブルを盛り上げお料理を美しく見せてくれるアイテム」をご紹介したいと思います。
筆者厳選！9つのキッチン道具
遠慮なく使いこなす「キッチンバサミ」
お料理を作る時、いくつかの段取りを決めて行う動作の中で包丁やまな板を一回一回洗うのって実際面倒ですよね。そんな面倒を解消してくれるのが「キッチンバサミ」です。豚のバラ肉をカットする際もキッチンバサミで遠慮なくカットしちゃいます。
キッチンバサミは一本だけではなく、何本か用意してその時使う食材で分けるととっても便利。お料理の彩りや薬味に欠かすことができない小口ネギもボウルやバットを置いてジャキジャキ切ってしまいます。リズミカルに切る行為がなんだか楽しい♪
包丁で細かく切るといろんなところに飛び散ってしまうネギもキッチンバサミがあれば億劫にならず切ることができます。「面倒くさい」を解消してくれる万能なキッチンバサミは私にとってなくてはならない相棒のようなアイテムです。
揚げ物や取り分けもこれさえあれば「トング」
サラダを取り分けるだけではなく、トングがあれば揚げ物や炒め物、焼き魚など様々なシーンで使えます。特に揚げ物を取り出す際はしっかりホールドしてくれるので滑ってまた油の中に食材を落としてしまう失敗がなくなります。
トングも何本か揃えておき、お料理使う用とサーブ用と分けておくと便利です。大人数が集まる際はとりわけ用のお箸よりトングの方が取りやすくて好評です。ちょっとしたバイキング気分も味わえて楽しいですよ。
挽きたての香りが◎「プジョーのペッパーミル」
つるんとした可愛らしいフォルムと持った時しっくりくる「プジョーのペッパーミル」。
焼いたお肉や挽きたての香り高い胡椒をたっぷり入れていただく餃子は癖になります。テーブルにちょこんと置いておいても様になります。ペッパーミルはプレゼントにも喜ばれますよ。私は胡椒以外に花山椒もこれで挽いています。
保温もできて美味しく作れる「ストウブの鍋」
シチューやカレー、スープなど我が家で出番が多い「ストウブ」のオーバル。たくさん作ってそのままテーブルにドーンと出せ、保温もできるので何かと出番が多いアイテムです。
ソテーでも使える「ブレイザーソテーパン」という種類。鍋の高さが約12㎝位と薄型なので、魚の煮つけやすき焼きやもつ鍋、白髪ねぎを沢山入れてしゃぶしゃぶ肉で頂く大人のネギしゃぶ（勝手に命名）などにも使えて便利なんです。
すき焼きをした時はこんな感じになります。深すぎないので具材を取り出しやすいんです。すき焼き以外にもパエリアなんかを作るときにも使えます。
そしてもう一つが「ココット de GOHAN」です。普通の白米を炊いてももちろん美味しいのですが、お米とトマトと塩、昆布だしを入れて炊きこんで、できたおこげと一緒にラフに刻んだクレソンを混ぜ合わせた洋風のようで和風なトマトとクレソンの混ぜご飯、コレおススメです。このココットもそのままテーブルに出せるので、食卓で混ぜ合わせる演出なんかもできちゃいます。ストウブのシリーズはそのままテーブルに出した時も絵になってくれるのでこちらも欠かせないアイテムです。
仕込みをする時の強い味方「アルミ製のバット」
お料理を作るとき、量が多くても少なくてもまず最初に「切る」行為を行ってしまうことが大切です。レストランでもよく拝見することがあると思いますが、シルバーの小さなバットに刻まれたパセリやネギなどがあり、お料理が完成するとそれをパラパラと振りかける。この作業をしておくことでお料理がスムーズに作れます。
実際にお料理が完成した後にパセリやネギ、大葉などを刻む行為はとても面倒くさいですよね。このバットがあれば最初に色々な盛り付けグッズを刻んでおき、ラップをしておけばお料理が完成した時にふりかけるだけです。まるでお店のようで作っているこちらもテンションが上がります。
いつものお料理にもパセリや大葉など緑のアイテムを振りかけて盛り付ければちょっとだけヨソイキになりますよね。そんな小さな楽しみが私は好きです。
これがあれば怖くない！「鉄揚げ鍋セット」
夏場など薄着になってくると揚げ物の作業はやっぱり少し躊躇してしまいますよね。でも、夏場のそうめんと一緒に食べる天ぷらや、みんなが集まる時の唐揚げや野菜の素揚げ作りなど、揚げ物は美味しいので必須になってきます。
そんな時はこの油はね防止ネットがあれば安心です。実際に揚げている食材の様子を見ることができるので失敗なく揚げることができます。
コンパクトサイズはあると便利！「蒸し板・蒸し器」
蒸し器が欲しいけど置く場所がない方にオススメしたいのが、まるで宇宙船のような面白い形の蒸し器です。
こんな感じで開いて使うんですよ！
小さい鍋でも使うことができるので一人や二人分の少人数のシュウマイを蒸したりするときに便利です。コンパクトにしまえるので邪魔になることもなく、いつも使わないお鍋の中にポンと入れておけばOK。普段使いのお鍋で使うときは、ふたから水滴が垂れないように、ふきんをつかってふたをくるんでから使うと美味しい蒸し料理をつくることができます。
酢飯を作ったり盛り付けにも使える「飯台」
お料理の道具というわけではないのですが、我が家で活躍の頻度が高いのが酢飯を混ぜたりするときに使う「飯台」です。
手巻き寿司の時ははもちろんですが、その他にも人が集まる時などオープン稲荷や巻き寿司など作っておき、蓋をしておけばその間に他の準備もできます。
これはオープン稲荷を作った時。最後の飾りをする前にダダダと並べてフタをしておき、お客様がいらっしゃる少し前に最後の仕上げをすればOK。ラップをする必要もないので上に乗せた食材がくっついてしまうストレスもありません。ご飯が乾燥することもないので本当に重宝しています。
いつものお料理ですら美しくみせてくれる「ONE KILNのプレート」
ごはん、焼き魚、おひたし、卵焼き何気ない普段のお料理。ワンプレートにさっと並べて食卓へ。また、人が多く集まる時の見た目も鮮やかなサラダや、笹の葉を敷いて規則正しく巻きずしを並べてみたり…。
黒いお皿なのにどこか温かみを感じることができる「ONE KILNのプレート」。
そっと食材を乗せるだけで見事に美しく変身させてくれます。食洗器でも使えるので便利です。オーバルのサイズ違いもあり、和洋中などお料理に縛られず自由に使える便利でおしゃれなお皿です。
大好きな道具で「楽」してお料理作りを楽しみましょう♪
いかがだったでしょうか？丁寧な暮らしを心がけているもののいつも丁寧でいることはやっぱり難しい…でも今回ご紹介したグッズがあることでずぼらな私の暮らしはずいぶんと助けられています。日々のお料理作りは、なんとなく頭の中で組み立てて、順を追って完成していくさまが好きです。自分が食べることよりもしかしたら自分が作った食事を誰かが食べてくれているのを見ることが好きかもしれません。
食べることは体を作る大切なこと。大人数も少人数もみんなに喜んでもらえるお料理を作っていくためにこれからも日々精進して行きたいと思います。皆様も一緒に頑張って行きましょう♪
近所にたくさんの友達が住んでいることもあり、我が家には人が多く集まることが多くいつもたくさんの料理を作ります。日頃は丁寧な暮らしをこころがけてはいるものの、お料理の量や数が多いとそうも言っていられないときもあります。元々ずぼらな性格なので人が遊びに来てくれるから綺麗にしなきゃとバタバタ掃除をしバタバタお料理を作る。そしてみんなが食べてくれているときホッと一息ワインを飲む。