副菜を盛り付ける器としてはもちろんのこと、取り分け用の器としても活躍する「小鉢」は、日々の食卓になくてはならない大事な存在です。
メインの器やお料理に合わせて自由にコーディネートを楽しめるように、色々な種類を揃えておくのはいかがでしょう。

今回は副菜・サラダ・スイーツなど幅広い用途に使用できて、様々なお料理を引き立ててくれる素敵な小鉢を集めました。
デザイン性と実用性を兼ね備えたお気に入りの器で、食卓をおしゃれに演出してみませんか？

主に副菜の盛り付けに用いられる「小鉢」は、手の平に収まる小ぶりのサイズと深さのあるデザインが特徴です。12cm前後の大きさが一般的ですが、薬味や調味料入れに最適な5cm前後の「豆鉢」もあります。色々なデザインや大きさの器を揃えておくと、シーンやお料理に合わせて様々なコーディネートが楽しめますよ◎。

ころんとした丸みのあるフォルムが可愛い小鉢は、岐阜県・土岐市にて作陶されている林 友加（はやし ゆか）さんの作品です。手仕事の温かみを感じさせる素朴な風合いと、やわらかくて上品な乳白色が印象的です。どんな食卓にも馴染むシンプルな小鉢は、和洋問わず様々な食器とコーディネートしやすいので自然と出番が多くなりそうです。

こちらのように木のプレートやカッティングボードと合わせて、ナチュラルな雰囲気のテーブルコーディネートも楽しむことができます。深さのあるデザインなので副菜はもちろんのこと、スープやみそ汁の碗としても使用できます。様々なお料理を引き立てるおしゃれな小鉢は、日々の食卓からおもてなしシーンまで幅広いシチュエーションに活躍してくれそうです。

こちらの「UFO鉢」というユニークなネーミングの小鉢も、碗と同じく林 友加さんによる作品です。様々なお料理を引き立てるシンプルな円盤型のデザインに加えて、お漬物・フルーツ・ソース入れなど幅広く使える小ぶりのサイズ感も魅力的です。少し深さがあるデザインなので汁気のあるおかずも盛り付けやすく、日常使いにおすすめの逸品です。

やわらかく上品な「白」が美しいUFO鉢は、和食器はもちろんのこと、ナチュラルな木製食器や北欧食器とも相性抜群。こちらのように先ほどの碗と一緒にコーディネートすると、統一感のあるおしゃれな食卓を演出できますよ◎。煮物・和え物・ソース・デザートなど中に入れる食品を選ばず、オールシーズン活躍する使い勝手の良い小鉢を、毎日の食卓にさっそく取り入れてみませんか？

次にご紹介するのは磁器作家・イイホシ ユミコさんの人気シリーズ、「unjour（アンジュール）」の素敵なボウルです。フランス語で“朝”を意味する「matin（マタン）」と名付けられたボウルは、朝食のサラダやシリアルなどを入れる器をイメージしてデザインされました。洗練されたフォルムと美しいカラーで、日々の食卓をおしゃれに演出してくれます。

ボウルは「S」・「M」・「L」の3サイズを展開しており、写真中央の「M」は小鉢として使用するのにちょうどいい大きさです。朝食時にはヨーグルトやグラノーラを入れたり、和食の時には酢の物や和え物を盛り付けたりと、シーンに合わせて様々な使い方が楽しめます。同じ「unjour」シリーズのプレートやカップも一緒に揃えておくと、コーディネートの幅がぐっと広がりそうです。

こちらは石川県・金沢市にて作陶されている宅間 裕子（たくま ゆうこ）さんの工房、「たくまポタリー」の素敵な小鉢です。陶器ならではの温かみのある風合いが魅力的な小鉢は、見ているだけでほっと心が和むような優しい色合いの「グレー」が印象的です。

こちらは“日本のものづくり”にこだわった高品質なアイテムを提案するブランド、「東屋（あずまや）」さんのシンプルで上品な六角高台の小鉢です。伊賀の土と釉薬を使用し、職人さんによって一点一点丁寧に制作される上質な小鉢は、食卓に置くだけで絵になる凛とした美しい佇まいが印象的です。

透明感のあるガラス素材の小鉢は、爽やかな春夏シーズンにぴったりのアイテムです。淡い黄色のドット柄が美しい「粒粒小鉢」は、愛知県を拠点に活躍されているガラス作家・吉村 桂子（よしむら けいこ）さんの作品です。直径13.5cmの小鉢は副菜はもちろんのこと、ヨーグルトやフルーツなどのデザート用にもちょうど良い大きさ。和洋問わず様々なお料理に使用できるので、幅広いシーンで活躍してくれそうです。

淡い黄色をアクセントにした温かみのある優しい色合いは、素朴な風合いの陶器やアンティークのカトラリーとも相性抜群です。いつものテーブルコーディネートに涼やかなガラスの小鉢をプラスして、季節感あふれる爽やかな食卓を演出してみませんか？

ぱっと花が咲いたような可憐なデザインと、直径約5.5cmの小ぶりのサイズ感が可愛い村上 直子（むらかみ なおこ）さんの「マーガレット豆鉢」です。ちょっとしたおつまみや薬味、ソース入れにぴったりの豆鉢は、単品使いはもちろんのことワンプレートの小鉢にも◎。温かみのある素朴な風合いと、グレーがかったような優しい色合いの「白」も印象的です。

可憐で愛らしいマーガレット豆鉢は、和洋どんな器にも品よく馴染むシンプルさも魅力です。ナチュラルな木のカトラリーや器と組み合わせれば、カフェのようなおしゃれなコーディネートも楽しめますよ。テーブルを素敵に彩る花モチーフの豆鉢は、春の食卓にぜひおすすめです。

こちらはリンゴをモチーフにしたユニークなデザインと、コロンとした丸みのあるフォルムが魅力的な古谷 浩一（ふるたに ひろかず）さんの「りんご鉢」です。粉引の白が美しい「鉄散」と深みのある茶がおしゃれな「錆釉」は、同じデザインでも趣が異なり、それぞれ違った雰囲気を楽しむことができます。

副菜やデザートを盛り付けた時の印象も大きく変わるので、「鉄散」と「錆釉」どちらも色違いで揃えておくとコーディネートの幅がぐっと広がりそうですね。ユニークで愛らしいデザインが目を引くりんご鉢は、独特の個性的な存在感も魅力のひとつ。テーブルコーディネートのアクセントに取り入れて、いつもとは一味違うおしゃれな食卓を演出してみませんか？

錫（すず）特有の美しい光沢と、三角と四角のモダンなデザインがおしゃれな「能作（のうさく）」の小鉢。洗練されたフォルムと独特の存在感で、日々の食卓をスタイリッシュに演出してくれます。

繊細な雫模様と黒い釉薬のコントラストが美しい「掛け分け小鉢」は、信楽を拠点に活躍する陶芸作家・安田 宏定（やすだ ひろさだ）さんが手掛ける「白釉四季彩」シリーズの器です。シックで洗練されたデザインがおしゃれな小鉢は、副菜はもちろんのこと、フルーツ・ヨーグルト・スイーツなど和洋問わず幅広く使用できます。

こちらの小鉢は外側を黒い釉薬で仕上げ、内側は白い釉薬に紺とグレーのラインを描いたモダンなデザイン。直径10cmほどの使いやすい大きさなので、酢の物や和え物を入れたり、アイスクリームやフルーツを盛り付けたりと、様々な用途に使用できます。こちらの写真のように同じシリーズのプレートと組み合わせると、統一感のあるスタイリッシュなコーディネートが完成しますよ◎。

白地に十草のラインを描いたモダンな角小鉢は、信楽の文五郎窯にて作陶されている奥田 章（おくだ あきら）さんの作品です。約6cm角の小ぶりなサイズは、ちょっとしたおつまみや薬味、ディップのソースを入れるのにちょうどいい大きさです。単品使いはもちろんのこと、ワンプレートの小鉢としても活躍してくれます。

黒地に白い十草のラインを描いたデザインも展開されているので、色違いで組み合わせておしゃれなコーディネートも楽しめます。シックでモダンな雰囲気の角小鉢は、和洋どちらのシーンにも馴染むシンプルさも魅力です。お気に入りの器と組み合わせて、日々の食卓をスタイリッシュに演出してみませんか？

酢の物や和え物などの副菜をはじめ、ヨーグルトにシリアル、フルーツやアイスクリームなど。
幅広い用途に使用できて様々な料理を引き立てる「小鉢」は、日々の食卓になくてはならない大事な存在です。

朝食時にはワンプレートの小鉢に使ったり、コーヒータイムには角砂糖やスイーツ用の器にしたりと、アイディア次第で様々な使い方が楽しめるのも魅力のひとつ。
メインの器に合わせて自由にコーディネートできるように、色々なデザインの小鉢を揃えてみませんか？