会社のお昼休みや、学校、お子さんの為に作るもの……お弁当には色んなシチュエーションがありますね。お弁当箱には色んな思い出や、楽しみが詰まっています。

こちらは珍しいホーロー製です。日本のデザインを発進する倉敷意匠が苦労して作り上げたお弁当箱。ホーロー用鋼板のプレス加工や、プレス型の作成が出来る工場がなかなか見つからず、半年間、日本全国を回って完成させました。

ホーロー独特のつるんとしたテクスチャーや、丸みのあるフォルムが美しく、手に馴染みます。ホーローのキッチングッズが大好きな方、お弁当箱もホーローで揃えてみませんか？

和のお弁当箱として有名なのが、曲げわっぱ。北国に伝わる伝統工芸品です。こちらは秋田大館工芸社のもの。秋田産天然杉を利用し、伝統的な曲げの技法で作られた一品です。

木のお弁当箱は温かみがあって、中に入れたおかずも美味しそうに見えます。手入れが大変な印象もありますが、この曲げわっぱは表面にウレタン塗装を施してあるので洗剤でも洗浄もOKです。長く付き合えるお弁当箱として愛用して欲しい品です。

天然素材の竹かごは、昔から食品を入れるのに使われてきた日本人の知恵です。弾力性や通気性に優れ、軽くてしなやか。使い込むごとに味が出るのも魅力です。竹かごにおにぎり、素朴だけれど素敵な組み合わせですよね。

竹かごと言えば和風のイメージですが、こちらは正方形のサンドイッチかご。美しい編み目の竹かごはパンや焼き菓子にも良く合います。是非色んなものを詰め込んでみて下さい。

お弁当を包むのは専用のクロスだけではありません。手ぬぐいだって、立派なランチクロスに。お弁当に使いたい素敵な手ぬぐいを作っているのは、切り絵作家のYUYAさんと料理研究家のスパロウ圭子さんのユニット「アトリエ・フォーク」です。

YUYAさんの切り絵のような親しみやすい作風で表現された「大きな鳥」は赤の差し色も印象的な、可愛いデザイン。

「白い鳥」は手ぬぐいいっぱいに鳥が飛び交う、シンプルな色の組み合わせが素敵なデザインです。「大きな鳥」は香川の「手捺染（てなっせん）」で、「白い鳥」は大阪で「注染（ちゅうせん）」でと、デザインに合わせて技法を変えて染めるこだわりも手ぬぐいをより魅力的に見せています。

ALDINのウエルシュクロスは拭きあげ用ですが、大判でお弁当包みにぴったりです。吸水性が良く乾きも速いので、毎日使えるクロスとして重宝しますよ！上質な質感を感じられる一枚です。

新しい季節を迎える時には、気分も新たにしたいですね。ピカピカのお弁当箱で日々をリフレッシュしましょう！