フジイのオリジナルブランド「月兎印（つきうさぎじるし」。1980年に誕生したレトロかわいい風合と、その機能性の高さから、発売から30年以上経った今もなお、愛されています。

技術力に定評のあるホーローメーカー「野田琺瑯」が製造を請け負っている、スリムポット。琺瑯は熟練の職人によって、1つ1つ手作業で作られています。内部は超硬質ガラスでコーティングされており、汚れにくいのも嬉しいポイントです。

スリムな注ぎ口からは細くゆっくりとお湯が出てくるので、ハンドドリップでコーヒーを淹れるのにも重宝します。カラバリも多く、その上お値段もお手頃。とても魅力的なポットです。

キッチングッズとしてぜひとも取り入れたい、フィンランドのツール。中でもOPAのMariは、40年近く愛されている、とっても優秀なケトルです。

このポットを一躍有名にしたのは映画「かもめ食堂」。主人公サチエが、コーヒーを美味しくするおまじない"コピ・ルアック"と唱えてお湯を注いでいた時に使用していたポットです。0.5Lと1.5Lの、2サイズから選べます。

すっきりとしたシンプルな見た目はどこか素朴。使いやすさも耐久性もバツグン。コーヒーやお茶をいれたら、そのままテーブルの上に置いても絵になります。

新潟の燕市にある、本間製作所で作られている、仔犬印のエルム ステンレスティーポット。機能性、耐久性、軽さ…すべてにおいて技術力が高く、業務色の強いツールであるものの、愛さずにはいられない可愛らしさ感じます。

日本製らしく、その仕様は細部までこだわりがあります。例えば、ステンレスでありながらも、お湯を注いでも熱くなりにくい取っ手。同じく熱くなりにくく、開閉しやすい蓋。ステンレスは錆びにくいので、安心して長く使えます。

まるでホテルのサロンのティータイムに出されたかのようなシンプルだけど洗礼されたデザインは、どこに置いてもオシャレ。コーヒー・紅茶だけでなく、日本茶や中国茶を淹れても、違和感が全くない万能ポットです。

真っ白なボディに、白木の取っ手。デザイナーの小泉誠さんが手がけたこのポットは、この上なくシンプルなのに、使いやすい工夫がたっぷり詰め込まれています。

開口部が大きいので、中までしっかり洗浄できること。取っ手が木製なので熱くならないこと。底が大きいので、お湯が沸きやすいこと。そんなこだわりが詰め込まれています。

Kaicoという名前には、シルクのように白い「蚕」、どこか懐かしさ漂う「懐古」という意味が込められています。道具として優秀な機能を兼ね備えているのに、そばにさりげなく置きたくなる愛らしいポットです。

日本有数のステンレス加工工場を有する新潟県燕市にある、工房アイザワ。ランチボックスでその名を聞いた方も多いかもしれませんが、ポットだってとっても優秀です。

サラサラとしたツヤ消しのステンレスからは、高い技術力が感じられます。取っ手と蓋には孟宗竹が使われていて、熱が伝わらず、熱さを気にする必要もありません。

コンパクトなサイズなので、1～2人用の急須として使うのがおすすめ。急須がないお家も増えている中、こんなにコンパクトで洗練されたポットなら、食器棚にも違和感なく置くことができますよ。

レトロな見た目なのに、今使っても古さを感じないデザイン。銅色に輝くボディは丸いカーブラインを描き、見るほどにうっとりとしてしまいます。さらに驚く程に軽いので、女性でも楽々取り扱うことができます。

決して安い買い物ではないけれど、耐久性に優れているので、長く使えます。飴色へと変化していく日々の過程も楽しむこともできます。使うほどに、生活に馴染んでいきそうな薬缶です。