だんだん秋めいてくる9月。季節の変わり目は何を着ればいいのか分からない……という方も多いかもしれません。そこで、スタイリスト・北川沙央里さんに、秋の新作5アイテムを使った5通りの着回しを教えてもらいました。

ネックラインの配色と首元についたロゴ刺しゅうがポイントのカットソー。ソフトで伸縮性のある生地を使い、程よいフィット感で着心地も抜群です。一枚はもちろん、コンパクトなシルエットなのでインナー使いもしやすく、秋口に重宝するアイテム。

オンオフ問わず使える、ベーシックなオックスフォードシャツ。袖口にタックが入っているので、立体感のある美しいフォルムが魅力です。ゆったりとしたサイズ感ながらすっきり見えるのもうれしいポイント。厚さのある貝ボタンを使い、ディテールにもこだわった一枚。

太すぎず、細すぎないシルエットだから、さまざまなトップスと相性がよく、定番パンツとして押さえておきたいアイテム。ドライなタッチや深めのサイドポケットなど、着心地も実用性も兼ね備えているので、秋の行楽シーズンにも重宝しますよ。

すっきりと洗練されたIラインのワンピース。深めに入ったキーネックがアクセントになり、ブラウスやハイネックトップスなど合わせるインナーによって表情を変えられる一枚です。デイリーはもちろん、ビジネスやお呼ばれシーンでも活躍します。

バラがモチーフの鮮やかな色柄とシルク100％のつややかな光沢で、コーディネートをグッと華やげてくれるスカーフ。88×88cmの大判サイズだから、肩に掛けたり、首に巻いたりと幅広くアレンジが楽しめます。

敬老の日に合わせて、家族で食事へ。カジュアルなリンガーカットソーときれいめワンピースが、意外にも相性抜群。親しみやすさがありつつも、きちんと感も押さえたコーデの完成です。スカーフの鮮やかなオレンジが効いて、顔まわりが明るい印象に仕上がります。

9月17日は、イタリア語で料理を意味する“cucina（クッチーナ）”の語呂合わせに由来して「イタリア料理の日」だそう。コンパクトなサイズ感のカットソーだから、袖や手元も料理の動きの邪魔にならず◎。パンツはクロッグサンダルに合わせて、丈をロールアップするとバランスがいいですよ。

オックスフォードシャツとチノパンのプレッピーな着こなしも、可愛らしい刺しゅうが施されたパンツなら、ポップに仕上がります。袖を軽くまくって抜け感をプラスして。大判スカーフの対角の端をそれぞれ結んで、バッグのようにアレンジ。コーデのポイントに、そしてエコバッグの代わりにも◎。

過ごしやすい日も増え、キャンプシーズンの到来！防水性のあるジャケットと実用性に優れたパンツ、水にも強いブーツなら、アクティブシーンもお手の物。カットソーとソックスで赤&白をリンクさせたら、コーデにまとまりが生まれます。

ワンピースと同じ黒のブラウスをレイヤードして、キーネックから首元のリボンをチラ見せ。気温差のある9月は、カーディガン代わりになるシャツが便利です。ストラップにスカーフを巻いて、いつものお仕事バッグを印象チェンジ！オレンジがコーデの差し色にぴったり。