日差しが日に日に暖かくなり、いち早く春のおしゃれを楽しみたくなる3月。とはいえ朝晩の気温差が激しく、まだまだ肌寒い日も続くので、何を着たらいいか迷ってしまいますよね。そこで、スタイリスト・高上未菜さんに、4アイテムを使った5通りの着回しを教えてもらいました。

フリルが特徴的なシャツだから、一枚でも存在感抜群。顔まわりが華やかな印象に仕上がります。カーディガンやスウェットなどを合わせて、襟元をポイントにするレイヤードコーデもおすすめです。コットン100％の軽くて柔らかな肌触りも魅力。

ムラ感のある生地とふんわり柔らかな質感で、ヴィンテージムードが漂うパーカー。ゆったりとした身幅でありつつも、やや短めの着丈なので、ロングスカートやワイドパンツと合わせてもバランスよくきまります。フロントのカットが利いた、こなれ感のあるアイテムです。

身幅は程よくゆとりがありながら、立体的なつくりですっきりと着られるジャケット。ピークドラペルやゴールドボタンなど、クラシカルなディテールを取り入れた、タイムレスに愛せる一着です。ビジネスシーンはもちろん、カジュアルなデイリーコーデのクラスアップにも一役買ってくれます。

羽織としても使えるデニムシャツワンピースは、寒暖差のある季節の変わり目に重宝するアイテム。見た目より軽い生地感なので、気軽に着られますよ。フロントのポケットがアクセントになって、着こなしにさりげない表情を加えてくれます。

旬の春野菜を使って手の込んだ料理に挑戦！料理もファッションも素材の活かし方が大切。長すぎない着丈のパーカーだから、ワンピースの切り替えがきちんと際立ちますよ。フェミニンなワンピースもラフなパーカーと合わせれば、甘くなりすぎずに着られます。

ブラウスとシャツワンピをレイヤード。首元のフリルがスパイスになって、ほんのり可愛らしさをプラスしてくれます。ソックスもブラウスに合わせてピンクをチョイス。ポップなエッセンスが加わり、細部にセンスが光るお仕事コーデの完成です。

3月下旬になると、桜の開花予想の話題に。春の新緑のような爽やかなボーダーがお似合いです。お花見をするなら、動きやすいパンツスタイルで体温調整のしやすいコーデにしましょう。シャツワンピースを羽織って、寒くなったら着込めるようにニットカーディガンは肩かけしておくと◎。

いつものデニムスタイルをジャケットで上品にアップデート。ジャケットに合わせて、バッグやシューズといった小物類もきちんと感のあるものをセレクト。ラフに羽織ったジャケットから、キュートな犬のプリントをチラ見せして遊び心は忘れずに。

甘めのフリルシャツ&ボーイッシュなパーカーは、意外な組み合わせのようで、実は好相性。フリルシャツによって、パーカーとパンツのカジュアルさが抑えられます。首元のカッティングからのぞくフリルが、さりげない存在感を発揮。