過ごしやすい気温の日が増える10月。少しずつ秋冬ファッションへ関心が高まってくるころです。そこで今回は、スタイリスト・玄長なおこさんに、秋の新作4アイテムを使った5通りの着回しを教えてもらいました。

上品なミモザ柄のリバティプリントブラウス。首まわりのフリルが、華美すぎず程よい甘さをプラスしてくれるから、かわいらしさもありつつ、シックに着こなせます。冬は下にタートルネックを重ねるのもおすすめです。

ノーカラーのデニムジャケットは、インディゴならではの深い色合いだから、使い込むことで経年変化を味わえる一着です。大きめのフロントポケットやスリット開きを入れた袖口など、ディテールにも凝ったデザイン。ボックスシルエットの大きすぎないサイズ感なので、さまざまなボトムスと相性◎。

ウエストがゴム仕様のイージーなはき心地のパンツ。フロントのサイドにタックを配し、腰まわりにゆとりをもたせたリラックスシルエットです。秋冬はコーデが重く、暗くなりがちなので、ホワイトやキナリなどライトな色合いのボトムスがあると便利ですよ。

コクーンシルエットのオールインワン。腰まわりをカバーしつつも、裾にかけてテーパードがかかっているので、すっきりと見せてくれます。起毛感があり、温かみのあるオーガニックビエラを使用。ゆったりとしたシルエットとやさしい着心地で、リラックスしたムードに。

10月26日は、語呂合わせから“デニムの日”だそう。デニムジャケットを羽織ってお出かけ。サロペットのコクーンシルエットによって、女性らしさが漂うボーイッシュなコーデに仕上がりました。グリーンのソックスが、さりげないポイントを加えてくれます。

街がハロウィンの装飾でにぎわう時季。ジャケットの下には、赤のニットを仕込んでレディライクに。足元は、裾をロールアップして、ハロウィンにちなんだオレンジの靴下を。鮮やかなカラーをジャケットや裾からちら見せすることで、コーデにメリハリが生まれます。

幼い印象になりがちなサロペットですが、上品なブラウスを合わせると大人っぽく仕上がりますよ。フリルやリボンがポイントになり、顔まわりが華やかな印象に。落ち着いた色味のコーデに、ミモザのイエローがよく映えます。

食欲の秋！新米が収穫され、魚にも脂が乗って、最もおいしく寿司が食べられることもあり、11月1日は“寿司の日”だとか。フリルブラウスは、首元のリボンをほどいて抜け感を演出。きれい見えしつつも、程よくカジュアルな装いは、ランチで寿司を楽しむのにぴったり。

肌寒い日も増え、体調管理のためにも、休日はおうちでごろごろ。体を締め付けないゆったりサロペットは、リラックスシーンにもお似合い。シャツワンピを羽織って、コーデもゆるっとラフに。ピンク系のアイテムでやさしい表情に仕上げたら、穏やかな気分で過ごせそう。