寒さは依然として続く2月ですが、春らしいファッションへ徐々にシフトチェンジしたいところ。今回は冬から春へとつなぐアイテムやレイヤードを楽しむ、大人の着こなしを紹介します。スタイリスト・富澤結希乃さんに、6アイテムを使った5通りの着回しを教えてもらいました。

ワックスジャケットでおなじみの『Barbour』から、デイリーに使いやすく、お手入れも簡単なピーチスキン素材が登場。ポリエステル地を起毛させた、柔らかくてなめらかな肌触りが特長です。ややAラインシルエットの程よいショート丈だから、ボトムスともバランスが取りやすいですよ。

重ね着がしやすい、裏地のない一重仕立てのジャケットは、寒暖差のある今の時季にあると便利。ポリエステルを使用した柔らかなニット素材で、形が崩れにくく、軽量性に優れているのが特長です。ビジネスにもカジュアルにも着こなせる、リラックスシルエットの軽やかな着心地が魅力。

猫のプリントに思わず目が釘付け！コーデに遊び心をプラスしてくれるカットソーです。プリントを堂々と主役にしてもよし、シャツやジャケットから可愛い猫をチラ見せしてもよし。また、ブランドの取り組みとして、売り上げの一部は犬猫愛護団体へ寄付されるそう。

リラクシーなボックスシルエットとハリのある素材で、カジュアルも、きれいめコーデも楽しめるシャツワンピース。消臭機能を持つ素材を使用しているから、お出かけやアクティブシーンでも快適です。前を開けてガウン風に羽織ったり、下にハイネックトップスを重ねたり、さまざまな着こなしができます。

ハリのある厚手で丈夫なコットン生地を使用したオーバーオール。ボーイッシュなアイテムですが、落ち着いたまろやかな色味のブラウンなら、コーデに柔らかな印象をもたらしてくれます。大人っぽく着こなすなら、ブラウスやジャケットなど、きれいめアイテムと合わせるのがおすすめ。

クラシックテニスシューズをベースにした、スタイリッシュなシルエット。消臭性&通気性を兼ね備えた機能的なインソールを搭載し、クッション性に富んだコンフォートな履き心地が自慢です。履き口に施したトリコロールのステッチが、フランスブランドならではのポイント。

2月14日はバレンタインデー。チョコレートの深みと甘い香りを想起させるような、ブラウンベースのコーデに、赤のストライプシャツを重ね着。アクセントカラーが入ることで、ボーイッシュなオーバーオールに可愛げが加わります。

“にゃん・にゃん・にゃん”の語呂合わせから2月22日の「猫の日」にちなんで、猫のプリントを主役にコーディネート。スニーカーのラインに合わせて、ネイビー系の小物をプラス。ニット帽や肩掛けしたニットのひと手間アレンジが、こなれ感を演出してくれます。

ハリ感のある白のシャツワンピースは、ビジネスカジュアルにも使える万能アイテムです。今の時季は、足元にタイツを合わせて防寒対策も抜かりなく。アウターを羽織っても、白の爽やかな色が効いてコーデが軽やかな印象に仕上がります。

ブルゾン￥49,500／Barbour × FREAK’S STORE（フリークス ストア渋谷）
シャツワンピース￥38,500／NEUTRALWORKS.（ゴールドウイン カスタマーサービスセンター）
スニーカー￥9,350／le coq sportif（デサントジャパンお客様相談室）
めがね￥44,000／OLIVER GOLDSMITH（コンティニュエ）、バッグ￥15,900／CHARLES & KEITH（チャールズ＆キース ジャパン）、タイツ￥1,320／靴下屋（タビオ）

オーバーオールは子どもっぽい印象になりそう……と不安な方は、ジャケットやアクセサリーなどきれいめアイテムを加えましょう。胸元のネックレスやプリントに目が行くように、あえて肩ストラップを片方だけ外して着用。着崩したラフなムードと、ジャケットやレザーバッグのきちんと感がミックスされた絶妙バランス。

仕事の資料作成に熱中モード。締め付け感のないリラクシーな着心地のシャツワンピースなら、座り作業もストレスなく過ごせます。タートルネックをレイヤードして、白と黒でメリハリをプラス。シャツワンピは第3ボタンくらいまで開けると、抜け感がアップしますよ。