絵本人気は時代関係なく続いている
- 寝るとき何着てる?心地よい睡眠へと誘うパジャマの話キナリノ編集部
最新おすすめ絵本
友達と一緒に過ごす楽しさを感じられる「おわんわん」乾栄里子
ちょっとシュールで面白い「パンどろぼう」柴田ケイコ
ふっくらパンを狙ってパンがパンをどろぼうするお話です。パンどろぼうはある日、世界一おいしい森のパン屋というお店を見つけます。パンが大好きでおいしいパンをついついどろぼうしてしまうその姿は、なんだか憎めないシュールな作品です。
ルールやマナーを知ろう「おやくそくのえほん:はじめての「よのなかルールブック」」高濱正伸
子どもが小学校に入学する前に覚えておきたい、挨拶・靴を揃えるなど基本的なマナーやルールを絵本を通して覚えていこうというしつけの絵本です。嫌いな食べ物でも1口は食べてみよう、とか、友達との関わりかたなど親が言葉で伝えるだけではなかなか伝わらないことを絵本を通して教えてくれます。
国内/日本の人気作家が描く絵本(子ども向け)
国内/歯磨きや恐竜など読みながら学べる定番でおすすめの絵本
赤ちゃんの頃から馴染みがあると良い!「はみがきあそび」きむらゆういち
古くから人気があるしかけ絵本の定番シリーズです。恐竜さんが歯磨きの大切さを楽しく、わかりやすく教えてくれます。絵が大きいので、小さな子でも理解できて真似してみよう!という気持ちを引き起こしやすいです。
タッチペン付でカタカナも学べる!「にほんご えいご はじめてのずかん900」講談社
タッチペンで触れると音声で教えてくれます。ひらがな、カタカナ、英語まで多くの言葉を教えてくれるので、言葉を早く習得できる効果が期待できます。楽しみながら学べるのでとても人気があります。
非現実的なのに妙にリアル「ぼくんちのティラノサウルス」のぶみ
恐竜は図鑑よりも絵本の方がお子さんは興味を持ちやすいと考えられています。恐竜図鑑から出てきた卵を4歳のかんちゃんが育ててあげる、というストーリーです。恐竜が身近に感じられる絵本ですよ。
妖怪と宇宙人が同時に出てくる!「ようかいガマとの おエドでうちゅうじん」よしなが こうたく
エンターテイメント性があって大人気のガマとのが、落ちてきたUFOから出てきたケガした宇宙人を助けてあげる物語です。人のために行動する優しさを学べる絵本ですよ。
人体のことを知る1歩になる「はじめてのからだえほん」山田真
てづかあけみさんの可愛らしいイラストで、体の働きを教えてくれます。自分の体に興味を持つことは、子どもの成長に役立ちますし、一緒に読んでいる親も勉強になる作品です。
国内/0歳からはじめられる知育にも役立つおすすめ布絵本(012)
食事の大切さを教えてくれる「ファインモータートイ わくわく にほんのごはん」アイアップ
乳幼児期によく使う親指・人差し指・中指の遊びに焦点を当てた知育布絵本です。ご飯がテーマになっていて、キレイな色彩が子どもの興味をそそり、食育にもつながっていくので長く楽しめます。
指差しで動物を探したり仕掛けで遊んだり「はじめての冒険」エド・インター
ボタンやジッパーなど、子どもの興味をそそる仕掛けが多く、指先を器用にしてくれます。仕掛けの他にも海や牧場など自然や生き物も登場するので、好奇心が育ち、何にでも興味を持ってくれるようになりますよ。
遊びながらお風呂が学べる「フカフカ布えほん おふろタイム」
可愛らしいお人形さんが付属されていて、お風呂に関して遊びながら学ぶことができます。お洋服を汚したら、服を脱いで、体を洗って…という一連の流れを自然に覚えていきますよ。
国内/幼稚園でも人気の絵本シリーズ
いろんな姿が見れて可愛い「だるまさんシリーズ」かがくいいひろし
ページをめくるたびにリズムよく動くだるまや、どてっと転ぶ可愛いだるまは、子どもだけではなくて大人も楽しめます。時々「こんな形になるの!?」と読んでいて驚きも与えてくれる絵本なので、シリーズ通して人気の作品です。
可愛いくまさんの穏やかな日常「こぐまちゃんシリーズ」わかやまけん
薄くて読みやすい絵本で、シリーズ全般を通して優しい気持ちになるような物語がほとんどです。お母さんと一緒のホットケーキを作ったり、お友達と一緒にお誕生日会を開いたり…誰もが経験するような日常を柔らかい絵で表現しています。読みやすくて、年齢を重ねても時々読み返したくなるような絵本ですよ。
非日常の中のリアルが人気「おばけのかぞくシリーズ」西平あかね
おばけ、といえば怖い存在に感じますが、この絵本に出てくるおばけのかぞくは昼夜逆転しているだけで、普通の暖かい家族と変わりはありません。おばけの暮らしを垣間見えて、クスッと笑えるシリーズです。
みんなが大好きなアンパンマンがたくさん!「アンパンマンをさがせ」やなせたかし
アンパンマンの絵本シリーズでも特に人気がある作品です。たくさんのアンパンマンの中から本当のアンパンマンを探したり、そのほかのキャラクターを探すなど楽しみがたくさんあります。集中力をUPさせる効果も期待できます。
国内/日本のイベントや国が題材の絵本
日本地図も国旗もこの1冊で知ることができる!「ちずでぐるり!世界いっしゅうえほん」吹浦忠正
日本以外にも世界中の地図や国旗、文化について紹介しています。イラストなので読みやすく、年齢を重ねても読むことができるので長く楽しめる1冊です。
節分に向けて活用したい絵本「おにはうち!」中川ひろたか
ずっと園児達を見守ってくれているにおくんのお話です。鬼の姿はしているけど、みんなのことを陰ながら支えていますが、節分の時期にはちょっと姿を隠してしまいます。多角的に物事を見る目を養える作品です。
七夕を可愛く学べる「みんなのおねがい」すとうあさえ
ウサギのうーちゃんが七夕に、願いがお星様に届くよう丁寧に笹飾りを作る物語です。七夕とは何か、どんな行事なのかをあおいじゅんこさんの優しいイラストと共に学ぶことができます。
海外/外国人作家が描くおすすめ絵本(子ども向け)
海外/おすすめの世界の名作絵本
人間の好奇心をくすぐる「ぜったいにおしちゃダメ?」ビル・コッター
ボタンの絵があらわれて、「絶対に押しちゃダメ」というルールを教えられます。でも、不思議なモンスターがありとあらゆる言葉を使って「押してみない?」と誘ってくるワクワクな絵本です。ダメ、と言われるとやりたくなるのが人間心理なので子どもも大人も楽しく読めます。
カラフルでワクワクする仕掛けも!「はらぺこあおむし」エリック・カール
子どもに読ませる初めての海外作家の絵本としても有名な作品です。色鮮やかな絵と子どもが大人に成長するまでの過程、触れる遊びも加えたエンターテイメント性溢れている絵本です。グッズもたくさん販売されているくらいに人気があります。
寝かしつけにぴったり優しい物語「スイミー ちいさなかしこいさかなのはなし」レオ・レオニ
優しい色合いが美しい絵本です。ちいさな黒の魚・スイミーは家族がいなくなり、1人で旅を続けます。どんなに小さくても、みんなで力を合わせれば大きなものにも打ち勝つ力があるのだ、という勇気を与えてくれるようなお話です。
人気の世界の昔話「長ぐつをはいたねこ」シャルル ペロー
遺産相続として、1匹の猫をもらった主人公が、機転のきく猫のおかげで驚くような変化を遂げることができるお話です。長ぐつと袋だけを用意させた猫が、いかに主人公が幸せになれるように行動できるのかが見どころです。
海外/クリスマスやハロウィンなどが題材の子どもに人気の絵本
妙にリアルなサンタが面白い「さむがりやのサンタ」レイモンド・ブリッグズ
寒いのが嫌いなサンタクロースは、「寒いなぁ」と愚痴を言いながらプレゼントを配ります。仕事を終えたらトナカイに美味しいエサをあげたり、お風呂に入ってリラックスするなど、子どもたちの知らないサンタクロースの姿をユーモアたっぷりに見ることができます。
可愛い魔女とおばあちゃんのやりとりがほのぼの「ハロウィーンってなぁに?」クリステルデモワノー
魔女・ビビちゃんがおばあちゃんに「ハロウィーンってなぁに?」と聞き、由来やハロウィンの楽しみ方までおばあちゃんが教えてくれます。イベントの1つとしてハロウィンを学べる絵本です。
自然が美しい絵本「わたしのすてきなクリスマスツリー」ダーロフイプカー
雪景色の中、大きな1本のツリーの近くには1つの美しい星が輝き、動物たちが集まってきます。森が織りなす美しい自然のクリスマスの景色が鮮やかな色使いで描かれていて、白い雪や動物の毛の色などがしっかりとわかり、自然について学ぶことができます。
海外/人気キャラクターが出てくるシリーズ物の絵本
人と暮らすおさるの日常を切り取った絵本「ひとまねこざるシリーズ」H.A.レイ
アニメ「おさるのジョージ」としても知られている絵本です。賢いおさるさんが人間と一緒に暮らす中で、ちょっとした冒険をしたり、人間では思いつかないようなことをする展開に、子どもも大人も心を奪われます。自由な発想を与えてくれるシリーズとして、大人気です。
知らない人はいないほど有名な絵本「うさこちゃんシリーズ」ディックブルーナ
有名なミッフィーの絵本です。本来は「うさこちゃん」という名前で描かれていました。色もはっきりしていて鮮やかで、穏やかに物語は進んでいきます。低年齢からちょっと大きくなったお子さんでも楽しめる絵本なので、シリーズ通して人気があります。
おしゃれで可愛い猫が主役の絵本「ねこのピートシリーズ」エリック・リトウィン
いろんな靴を履いたおしゃれなねこのピートは、どんな苦難に対しても前向きで「最高!」という口癖を使っています。読んでいる側もポジティブな気持ちになり、子どももチャレンジしてみようという気持ちが芽生える作品として人気です。
不思議だけどほのぼのしている絵本「ムーミン谷から」トーベヤンソン
ムーミン谷に住む妖精・ムーミントロール達のほのぼのとした毎日のお話です。主役であるムーミン一家の他にも、個性的で可愛いキャラクターがたくさん出てくるので、子どもだけではなくて大人まで楽しめます。
海外/ピアノや歌が楽しめるおすすめ絵本
ピアノの音色が聴こえてきそう「クマと森のピアノ」デイビット リッチフィールド
こぐまのブラウンは、森の中でピアノを見つけ自然と弾けるようになります。美しいピアノを奏でられるようになったブラウンは、たまたま通りかかった人間の親子に町へ行こうと誘われます。美しい色合いで繰り広げる友情の物語です。
いろんな形の友情を学べる「歌うねずみウルフ」ディック キング=スミス
ねずみのウルフは、美しい声で歌う才能があります。ピアノが上手なハニービーさんは、ウルフと仲良くなりたくてある計画を立てます。歌と音楽が物語のポイントになり、年齢の違う2人が友情を育む姿は、友達作りのヒントをくれます。
音と共に楽しめる絵本「クラシック おんがくのおやすみえほん」サム・タプリン
有名クラシックを聴きながらお話を読める仕掛け絵本です。絵本の中には5つのボタンがあり、森のふくろうたちが動物の赤ちゃんのために音楽を演奏するストーリーなので、子どももワクワクして読めますし、寝る前の絵本として最適です。
手遊び歌を英語で!「おとのでるえほん 英語の手遊び歌」新星出版社
音が出るので、初めて英語に触れ合う子どもにもぴったりです。手遊びを楽しみながら、英語に慣れることができるので、成長の1つのきっかけになります。
ちょっと変わった絵本サービス(子ども向け)
絵本アプリなら無料で読み聞かせや遊び心もあっておすすめ
スマートフォンがあればどこでも絵本が読めちゃうので、アプリを利用している人も多くいます。絵本は読み聞かせが重要だと考えられていますが、最近手はアプリで読み聞かせをしてくれるんです。
本ではあまり落ち着いて聞いてくれない子どもでも、アプリだと触れたら絵本の中が動くものもたくさんあり、好奇心を引き出してくれます。絵本を持ち運ぶとなると重たくてママは大変!と感じやすいですが、アプリならスマホがあればOKです。
無料で利用できる絵本アプリが多く、王道の絵本から新しい人気の絵本まで様々取り扱っています。アプリの場合は自分で絵本を買わなくても、アップデートによって絵本が増えるので、便利です。
絵本の定期購読サービスは届く楽しみがあるのでおすすめ!
絵本を揃えたいけど買いに行く時間が無い、という場合は絵本の定期購読サービスを利用してみてもいいかもしれません。年齢ごとにコースが分かれていて、子どもの興味に合わせたコースもあります。
毎月届けてもらえるので、子どもにとってはプレゼント感覚で楽しめますし、親としては選ぶ手間が省けます。定番から新作まで届くので毎月の楽しみになりますよ。また、届く絵本の種類を決めることもできるので、サービス内容はよく確認してください。
届く絵本は1冊から3冊程度ですが、毎月のこととなると絵本が増えていく一方なので、定期購読サービスは利用する際は収納場所だけはしっかりと確保しておきましょう。
大人におすすめしたい絵本
大人が感動して泣ける絵本「いつでも会える」菊田まりこ
飼い主を失った犬が、喪失感から立ち上がる物語です。誰しもが経験する「大切な人との別れ」をシンプルな絵と文章で表現していて、自然と涙が流れるような絵本です。
これから赤ちゃんを迎える人に「ちいさなあなたへ」アリスン・マギー
親であることの悩みや喜びを淡々とだけど優しく描かれています。この絵本は、これから親になる人で不安いっぱい!という人に寄り添ってくれるような物語です。
寝る前に読みたい優しい絵本「おおきな木」シェル シルヴァンスタイン
木は、とても優しくてあらゆる人の困り事を解決していきます。それは、自分の身をけずって叶えていくため、大きかった木はどんどん小さくなっていくのです。優しさとは何かを教えてくれる、大人だからこそ読みたい本です。
大人同士のプレゼントにおすすめの絵本
恋人に気持ちを伝えたい時に贈りたい絵本「幸福な質問」おーなり由子
可愛い2匹の犬がお互いに質問し合い、愛情溢れる答えを披露していく物語です。カップルだからこそ、不安で聞きたいけど聞けない…なんてことも多いのでは?絵本を通してお互いに質問してみてもいいかもしれません。
結婚式で相手に贈りたい絵本「ぼくのキュートナ」新井良二
大好きなキュートナに向けて送る、15通の手紙の物語です。大切な人のことを考えて書く手紙は、言葉よりも温かみがあり、嬉しくなります。結婚式の時に絵本と一緒に手紙を添えて贈るとより、愛が伝わりますよ。
“ごめんなさい”と素直に言えないあなたに「ぼくはきみできみはぼく」ルース・クラウス
友情や愛について考えさせられる絵本です。愛とは何か、友達ってどんな存在?など、当たり前に見えて分からなかったことに気付かせてくれます。相手に素直になれない時、身近な存在の大切さを知ることはとても大切です。
友達の誕生日に贈りたい穏やかな物語「ふたりはともだち」アーノルド・ローベル
気の合うカエルの友情物語です。友達って相手が悲しいと自分も悲しいですし、嬉しいと嬉しいものです。友達との不思議な関係について改めて感じられる話なので、プレゼントにおすすめです。
絵本の補修は糊や補修テープがおすすめ
絵本は長年読んでいると、どうしても破れてしまったり、ページが取れてしまうなどが発生します。どれだけ大事にしていても読む頻度が高かったり、保存によってはこうした劣化は生じてしますのです。そんな時はぜひ、補修をしてください。
絵本の補修にはセロハンテープを使う人が大半です。ですがセロハンテープは変色が起きたり、剥がれやすいので絵本には専用の補修テープを使用してください。テープ幅も補修にちょうど良い3cmのものが多く、真っ直ぐ貼れなくてもある程度修正が効くので便利です。
取れたページを補修する時は、ビニール糊が本の開閉にも支障が無くて接着力も強くおすすめです。
【補修方法〜取れたページを直す〜】
・糊を接合部につけて張り合わせる
・輪ゴムや重石を使って1日程度そのままにする
ページが破れた時は補修テープを貼るだけでOKです。補修、と聞くと難しいと感じるかもしれませんが、方法や使用するものさえあれば簡単です。
子どもが大好きなカラフルな色の絵本です。黄色や緑、青といったはっきりとした色は目でも楽しめますし、犬の形をしたお碗のおわんわんとカエルさんの出会いから始まる、お友達と交流する物語です。新作なのに、懐かしさも感じられる不思議な絵本ですよ。