かわいい「布絵本」を手作りしてみませんか?
どうして布絵本がおすすめなの?
汚れたら丸洗いOK!
赤ちゃんの五感を刺激
軽くてコンパクト。持ち運びもラクラク
さっそく絵本作りにチャレンジしてみよう
①まずは型紙を作りましょう。後ほど無料でダウンロードできる型紙を紹介しますので、そちらも参考にしてみてください。もしもディズニーやはらぺこあおむしなどの好きなキャラクターがある方は、お気に入りのイラストを使ってもOKです。
②型紙に合わせてフェルトを切っていきます。背景となる絵本の土台部分と、絵本に貼り付ける部品を用意します。使う色によって印象が大きく変わるので、カットする前に布を重ねてイメージを膨らませてみてくださいね。ボタンを留める部分も切るのをお忘れなく。
③土台にボタンなどの付属品をを縫い付けていきます。位置やサイズなど、場所を確認しながら留めていきましょう。
④ボタンで留める部品以外の背景部品も土台に縫い付けていきます。例えば、花の下に草むらを付けたり、空に雲や太陽を付けたり、お好みで背景を作りましょう。
⑤全ての部品を付け終わったら、土台と同じ大きさのフェルトを縫い合わせていきます。1枚でもいいですが、裏を付けることで少ししっかりして、縫い目も隠してくれるんです。ミシンをお持ちの方は、ミシンで仕上げると時短になりますね。
簡単なのに外れにくい綴じ方
きれいな縫い方
縫物と聞くと苦手...と思ってしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、フェルトは比較的縫いやすいので安心してください。布絵本を作る時に、土台にモチーフを縫い付けるのはもちろん、ちょっとした飾りなどにも、刺繍糸を使うと色もカラフルでかわいい印象に仕上がります。
赤ちゃんがお口に入れてしまうことを考慮すると、可能なら使う糸も国産の安心できるものを選びたいですね。
とは言え、本格的な刺繍の縫い方は知らなくても大丈夫。まずは、普通のなみ縫いで、一目の幅を変えたり、糸を変えたりしながら違いを楽しんで見てください。この時に、一目の幅が均等になる様にすると、縫い目全体がとてもきれいに見えます。
ちょっと慣れてきたら、まっすぐだけではなく、丸や三角、波などデコレーションする感じで絵本をアレンジしてみてくださいね。刺繍糸は色も豊富なので、赤ちゃんが喜びそうな色を選んで楽しみたいですね。
どんな表紙にしよう?
おすすめはこんな仕掛け!楽しい布絵本に仕上げましょう♪
【1】生地を重ねて
【2】マジックテープを使って
最近のマジックテープはピッタリとくっつくことが多いので、あまり大きくマジックテープを使ってしまうと、小さな赤ちゃんには剥がせないことも。使うマジックテープの幅にもよりますが、大きくても2㎝程度でくっつく仕掛けを作ってあげましょう。
【3】音をプラスして
【4】ファスナーを使って
まだ指先を使う練習中の赤ちゃんにとっては、たるみがあると開け閉めが難しいものです。ファスナーを縫い留める時は、布もピンと張ってファスナーがたるまない様にしましょう。
【5】スナップボタンを使って
【6】ビーズを使って
見た目はもちろん握ったり動かしたりと、布絵本ではビーズは大活躍してくれます。ビーズの魅力は、形、色、大きさなどバリエーションが豊富なこと。あまり小さなものはおすすめしませんが、作りたい布絵本のイメージに合わせてビーズを選んでみてくださいね。
【7】ボタンを使って
ビーズ同様、ボタンもサイズや色が豊富なアイテム。普通のボタンはもちろん、クルミボタンなど様々な形のボタンを工夫して取り入れられると良いですね。
ラクチン♪無料でダウンロードできる型紙たち
布絵本を1から作るのはちょっと大変…。そんな時は型紙を利用してみて!下記のサイトでは、恐⻯の背中がマジックテープ仕様になった布絵本の型紙をダウンロードできます。
てんとう虫の真ん中の線がファスナーでできていて、黒丸を外して中にしまうことができる型紙。てんとう虫の横にはお花の真ん中のボタンで花びらを留めているので、色の組み合わせを変えて遊ぶこともできますよ。
ロケットが炎をあげて飛んで行くデザインの型紙は、土台の生地が二重構造になっています。ロケット付きのファスナーを上に引っ張ると、内側の炎が見える仕組み。他のモチーフでも使ってみたいアイデアです。
真ん中のかまくらがポケットになっていて、ひもをひっぱるとペンギンが中に収納される型紙。手が込んでいて、大人が見てもとっても素敵な世界観ですよ。
お手軽な人気のキットはいかが?
種を撒いて水をあげると、芽が出てつぼみができ、花が咲く。お花の成長も一緒に勉強することができる布絵本です。フェルトをカットして縫い付けるだけなので、シンプルな作業だけでOK。手作りならではのぬくもりある一冊になります。
ちょっと本格的な布絵本が作りたいときは、全12ページのこちらもおすすめです。靴ひもを結んだり、時計の針を動かしたり、様々な仕掛けを楽しむことができるので飽きずに遊べるでしょう。大まかにカットされているので、意外と簡単にできるのも魅力です。
中を開けるとまるで自分のお部屋のような、とってもかわいいデザインになっています。パーツは細かいものの、予めカットしてあるので、組み立てるだけで完成します。ピンクを基調としているので、かわいいものを探している人にぴったり。
厚さ3cmにもなる大作に挑戦したい人におすすめの手作りキットです。フェルトのパーツはほぼカットしてあるので縫い付けるだけでOK。遊び方がたくさんあるのである程度の年齢になっても楽しく遊んでくれそうです。時間をかけてボリューミーな一冊を作ってみませんか?
急ぎのギフトに*市販のおすすめ布絵本
にぎにぎお箸のマスコットがついた「にほんのごはん」。和食がかわいいキャラクターのようなデザインになって登場します。鮭・ご飯、焼き魚、おしるこ、豆腐、などたくさんの種類が出てくるので、食べマネして遊ぶのもいいですよね。
カラフルなコントラストのある色使いで赤ちゃんが興味を示しやすいデザインです。音が出るページや顔が映るミラー、歯固めのおさるさんもついているので、一冊で大満足しそう。リングつきなのでベビーカーや鞄につけられることから、お出かけ用としても重宝します。
お風呂屋歯磨きなどの生活習慣を学べる布絵本です。うさぎのキャラクターのお世話を介して自立心を育てます。中のミルクが取り外せたり、お風呂上がりのタオルを着せることができたり、細かい仕掛けが盛りだくさん。布絵本自体は周りにファスナーがついているので、小物をなくしにくくなっていますよ。
小さめ絵本のセットなら、気分によって変えて遊べます。果物シリーズ、乗り物シリーズ、野菜シリーズ、色&形シリーズとシリーズごとに4冊の組み合わせになっています。すべてアルファベットなので英語に触れ合うきっかけにもなりますよ。
子どもが大好きなキャラクターものも見逃せません。鈴が入っていたり、パリパリと音がなったり、様々な仕掛けで赤ちゃんの興味をひきます。リングつきなのでベビーカーにもとりつけられますよ。赤ちゃんが見える柄を使用しているのもポイントです。
汚れてきたらお洗濯しても OK!
気にしているつもりでも、お茶をこぼしてしまったり、口に入れたりと何かと汚れてしまう赤ちゃんのおもちゃ。布絵本なら、丸洗いできるので安心して長く使うことができます。
洗えるフェルトや布を使っている場合には、ネットに入れて洗濯機で洗って大丈夫です。また赤ちゃんが触るものなので、すすぎはしっかりとしましょう。気になる方はオーガニックの洗剤を使うのも良いですね。赤ちゃん用の洗剤は、西松屋などでも販売されているのでチェックしてみてください。乾いていない部分があると雑菌の原因になるので、お天気が良い日にしっかりと分厚い部分まで乾かしましょう。
洗えない素材を使っている場合は、濡れたタオルで汚れている部分をポンポンと叩いてから、干します。もしも毛羽だっている部分があれば、アイロンで軽くおさえて仕上げましょう。
「絵本」と言うとめくって遊べるようなものを想像してしまいますが、枚数も大きさも自由自在に調節できるのがハンドメイドのメリット。あまり複雑なものに最初からチャレンジするのは勇気がない方は、まずは1ページから始めてみてはいかがでしょうか。
とは言え「めくる」と言う行為も赤ちゃんにとってはワクワクするポイントなので、最後に表紙も含めて数ページ作れると素敵ですね。