“サシェ(sachet)”で、暮らしに“香り”を取り入れて。
出典:stocksnap.io
サシェの基本は、乾燥ハーブを布で包んだもの。でも、サシェのバリエーションは実に豊か。
布ばかりでなく紙製のものもあり、形も中身が取り出しやすい巾着型や封筒型の他、クッション型やテトラ型などがあります。また、リボンやレース、刺繍を施したりと装飾も多様で、“サシェ”作りの世界は広く実に奥深いものです。市販のものが種類豊富に販売されていますが、多くの方が端切れや使わなくなったハンカチや布巾等を再利用して手作りを楽しんでいます。
布ばかりでなく紙製のものもあり、形も中身が取り出しやすい巾着型や封筒型の他、クッション型やテトラ型などがあります。また、リボンやレース、刺繍を施したりと装飾も多様で、“サシェ”作りの世界は広く実に奥深いものです。市販のものが種類豊富に販売されていますが、多くの方が端切れや使わなくなったハンカチや布巾等を再利用して手作りを楽しんでいます。
サシェは使い方も様々
《サシェ》の使い方に、決まりはありません。
クローゼットやドロワーの中、車内や玄関、ベッドサイド。衣類やタオルの間、通勤時のバックの中に。入れたり、置いたり、挟んだり、ぶら下げたり。香りが欲しい場所や必要な箇所に。
クローゼットやドロワーの中、車内や玄関、ベッドサイド。衣類やタオルの間、通勤時のバックの中に。入れたり、置いたり、挟んだり、ぶら下げたり。香りが欲しい場所や必要な箇所に。
出典:stocksnap.io
ハンガーひとつひとつに手作りサシェをつるすのもGOODアイデア。
図案や布やレースの組み合わせを考えながら、手作りするのは楽しいもの。
端切れやレースの余りを利用して。
香りの効能・効果を利用して
中身の乾燥ハーブを変えたり、アロマオイルを使えば、色んな香りのサシェを作ることが出来ます。サシェを置いたり、入れたりする場面に応じて、香りをかえてみましょう。
クローゼットやドロワーには、防虫効果のあるものを、
靴や下駄箱の中には、消臭効果のあるものを、
通勤バックの中には、爽やかでリフレッシュ効果のあるものを、
ベッドサイド等部屋の中には、リラックス効果のあるものを。
サシェの中身に工夫すれば、香りを楽しみながら、ハーブやアロマオイルの効果を同時に得ることが出来ます。
クローゼットやドロワーには、防虫効果のあるものを、
靴や下駄箱の中には、消臭効果のあるものを、
通勤バックの中には、爽やかでリフレッシュ効果のあるものを、
ベッドサイド等部屋の中には、リラックス効果のあるものを。
サシェの中身に工夫すれば、香りを楽しみながら、ハーブやアロマオイルの効果を同時に得ることが出来ます。
サシェの中に、乾燥ハーブの代わりにハーブティーを入れても◎。
その他にも、アロマビーズやポプリ、木材のチップなどで作るサシェもあります。
サシェの中身の基本 ラベンダー
サシェの中身は、乾燥ラベンダーがおすすめです。
アロマテラピーで最も活用されているのが、ラベンダー。副作用の心配が少ないハーブとしてよく知られています。その最大の効能は、“リラックス効果”。
不安や緊張といった「心的不調」や、頭痛や筋肉痛、神経痛等の「身体の痛み」を取り除く作用がある他にも、強力な殺菌作用や衣類の虫除け、消臭効果もあります。
乾燥ハーブの代わりに、ラヴェンダーのアロマオイルを染み込ませた化粧コットンや綿を詰めても。
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
基本のサシェの作り方 (リネン+ラベンダー)
サシェの作り方は簡単です。基本の作り方を紹介しますので、ぜひ参考にして作ってみましょう。
中身のハーブは別ですが、ハーブを包むものは、家の中にある端切れや、使わなくなったハンカチや布巾等を活用しましょう。布地は何でも構いませんが、《リネン》を使うことをおすすめします。使わなくなったリネンのテーブルクロスや布巾等を活用してみましょう。
リネンの長所と特性について
サシェ作りに《リネン》を推奨するのは、リネンには優れた特質があるから。
リネンは、水分の給水・撥水性に優れるため、中身の香りを発散させやすく、また防カビ性に優れる特質があるため、衣類と一緒に置いても安心です。
布地を切り、袋状に縫い、中身を詰めて、閉じる、という基本をマスターすれば、後は様々に工夫を加えれば、愛着の湧くオリジナルのサシェを作ることが出来ます。
もし、布地を用意したり縫ったりするのが面倒であれば、布製の包装材として市販されている巾着型の小袋を利用しても良いでしょう。
もし、布地を用意したり縫ったりするのが面倒であれば、布製の包装材として市販されている巾着型の小袋を利用しても良いでしょう。
サシェの作り方―基本編―
ラヴェンダーのサシェ。
用意するものは、端切れと乾燥ラヴェンダーと、縫製道具のみ。
かたちや大きさなど、特に決まりはないので、臨機応変に作ってみましょう。
用意するものは、端切れと乾燥ラヴェンダーと、縫製道具のみ。
かたちや大きさなど、特に決まりはないので、臨機応変に作ってみましょう。
こちらは布を合わせてミシンで仕上げるタイプの作り方。英語ですが、画像付きでわかりやすいです。
サシェの作り方―縫わずに作る簡単編―
出典:www.flickr.com(@Will Fuller)
ミシンをもっていなくても、手縫いでOKなのが小さなサシェを作るいいところ。
糊や両面テープ、アイロン接着テープなどを使えば、もっと簡単に作ることができます。
四角く布を切り、三辺を「アイロン接着テープ」などで閉じ、表に返して乾燥ラヴェンダーを詰めて、再び「アイロン接着テープ」で閉じれば完成です。
詳しい作り方はこちらへどうぞ(英語です)
基本をマスターしたら、後はアイデア次第。以下では、工夫を凝らしたサシェの数々を紹介します。参考にして、オリジナルで愛着の湧く素敵なサシェを作って下さい。
布に一工夫したサシェ
少し刺繍を入れただけで。
形をかえてみれば
おわりにかえて ―キッチンリネンをリサイクル―
昔は、端切れや着古しを利用して、お手玉といった子供の玩具や、袋物などを日々の暮らしの合間、合間に手作りしていました。サシェも欧米の人々のそうしたものの一つだったはずです。
多忙な日々の中で“手作りする”ことは難しいものですが、もし心身の癒やしのために時間やお金をかけるのであれば、サシェを一つ二つ作ってみて下さい。出来上がる頃には、きっと気分も変わっているはずです。
リネンはとても丈夫な素材。使い込めば込むほど、風合いが増して手触りが良くなるものです。捨てるに捨てられないリネンは、《サシェ》を作って再利用しましょう。
多忙な日々の中で“手作りする”ことは難しいものですが、もし心身の癒やしのために時間やお金をかけるのであれば、サシェを一つ二つ作ってみて下さい。出来上がる頃には、きっと気分も変わっているはずです。
リネンはとても丈夫な素材。使い込めば込むほど、風合いが増して手触りが良くなるものです。捨てるに捨てられないリネンは、《サシェ》を作って再利用しましょう。
《サシェ》は、フランス語でハーブや香料を仕込んだ小袋(匂い袋)のこと。