突然、頭痛や腹痛におそわれた時のための常備薬は、いつも持ち歩いている方も多いでしょう。ですが、心が痛くなった時や心がクタクタに疲れてしまった時はどうでしょうか？

常備薬がわりに、いつでもこの魔法のような珠玉の言葉の数々を心に留め、回復して頂けたらと思います。

恋多き女性だったという、北欧アイルランドの女性作家、アイリス・マードック。長編小説がいずれもベストセラーという素晴らしい功績を成し遂げ、大英帝国勲章も授与されているマードリックの名言です。

毎日生きていれば、心に雨が降るような日だってあるでしょう。ですがその雨もまたいつか止み、美しい青空が目の前に広がる日が必ずやってきます。状況とは常に移り変わるもの。そもそも雨が降らなければ、虹だって見ることはできないのですから。

世界的な大企業パナソニック株式会社を一代で築き上げた「経営の神様」こと、松下 幸之助。小学校を中退し、9歳から丁稚奉公をはじめ、数々の厳しい試練を乗り越えてきた成功者の言葉だからこそ、重みがあります。

今でこそ歌手、俳優、タレントとして、幅広い分野でご活躍されていますが、社会に根を張る差別の実態をえぐり出したシャンソン歌詞の生々しい言葉や同性愛者であることを公表したことなどから周囲から理解を得られない不遇な時代もあったという美輪明宏さんの言葉を紹介します。

真面目な人ほど、心の病にかかりやすいもの。自ら責任を背負ったり、仕事を受けすぎてしまっているなら、ちょっとだけ見直してみて。必要のない肩の荷は降ろして、とりあえずリラックスすることを意識してみませんか？

旅や恋を愛し、政治家、自然科学者、劇場監督として情熱的に82年の生涯を生き抜いた、世界的な文豪ゲーテ。そんな偉大なゲーテだって、心がホッとするような言葉を遺しています。

ああ、今日はもう何もしたくないし、何も出来ないような気分の時ってありますよね。そんな時は思い切って休んで、近所をぶらぶら散歩したり、森の中を歩いたりしてリフレッシュしましょう♪そしてたくさん睡眠をとれば、心だって元気になってきますよ！

世界中の人々に、夢と感動を与え続けてきたアメリカの実業家ウォルト・ディズニー。今もなお来場者が絶えないディズニーランドの建設を成功させたウォルトは、どんな言葉を遺しているのでしょうか？

不屈の意志でインドをイギリスから独立させたマハトマ・ガンジー。「マハトマー」とは、“偉大なる魂”という意味の尊称です。揺るがない精神力で世の中を変えてしまうほどの影響力を持つガンジーもまた、素敵なメッセージを遺しています。

気品と愛らしさを兼ね揃えた、みんなの永遠の憧れの存在でもある女優オードリー・ヘップバーン。 映画「ローマの休日」で、その美しさに釘付けになった方も多いのではないでしょうか。晩年は人道支援活動に力を尽くし、ユニセフ親善大使として活動していました。慈愛に満ちた彼女が教えてくれた人生のヒントをどうぞ。

私達はよく過去の失敗を後悔したり、未来のまだ起こってないことを過度に心配したりします。ですが、私達の人生は、いつしか折り返し地点を迎えます。残り少ない人生、明るく楽しく充実した毎日を送りたいものです。昨日でもなく、明日でもない、今日というこの1日を精一杯楽しむこと、今を生きることの大切さを、オードリーは伝えています。

現在のスマホ社会、ネット社会に大きな影響を与えた、アップルの創業者スティーブ・ジョブズ。私達のライフスタイルに変革をもたらした彼の言葉をご紹介します。

ゴールだけを見ていると、まだまだ先は長いなあと思うこともあるかもれません。ですが今は人生という長い旅の途中です。目標に向かって進んでいる、その過程でさえ楽しめるようになると、もっと心が充実して幸福感に満たされていくのではないでしょうか？

最後に、日本の女性の言葉をご紹介します。波乱万丈の半生を歩んでこられた瀬戸内寂聴さん。作家・尼僧として活躍されていますが、 戦争、不倫、離婚、出家、ベストセラー作家という様々な経験を持つ方のお言葉です。