東京オリンピックをひかえ、海外からも日本文化に注目が集まる中、繊細な日本の伝統工芸に魅せられる人は年々増え続けているとか。中でも細い糸を細かく編み合わせて作る伝統的でモダンな『組紐』は、アクセサリーとしても人気が高く、その知名度は“KUMIHIMO"で通用するほど。古来から日本の生活に深く浸透し親しまれてきた『組紐』を改めて見直してみませんか?
ダイソーなど100均の「組紐メーカー(レシピ付き)」も人気!
ダイソーなどの組紐メーカーもとても人気。リーズナブルな価格で、組紐が手軽に楽しめます。刺繍糸やビーズなども100均でいろいろと販売されていますので、まとめて材料を購入できますね。
プレート・糸・留め具などがセットになったキットもあります
材料が全部そろったキットがあれば、すぐに組紐が始められますね。通販などでもいろいろなキットが販売されているようです。
とくに道具がなくても簡単にできるひも4本の組紐ですが、こちらは紙コップを使ってより手軽に編んでいます。
ひも8本の組紐も、ディスクを使えば同じ動作の繰り返しでとても簡単にできます。ブレスレット・ミサンガなどを作るのにもオススメです。
慣れたら、ひも16本に挑戦。ちょっと複雑になりますが、基本的に手順は同じ。糸の色や配置を変えることで、組紐の模様が変わります。いろいろ試してみましょう。
「梅結び」の結び方を動画で見られます。実際の手の動きを見れるのでわかりやすいですね。
素材が水引ですが、結び方は同じです。縁起のいい結び方を覚えておきましょう。
あわじ結びを覚えたら、あわじ玉も簡単にできそうですね。アクセサリーにも使いやすい結び方なので、マスターするといろいろ楽しめます。
魔除けにオススメの「総角(あげまき)結び」の結び方
神前幕をたぐり上げたり、御社殿の御簾(みす)を巻き上げる房の結び方としても知られていますので、神社で注意深く探すと、この総角結びを目にすることができるかもしれません。
手作りお守りなどにオススメの二重叶結びは、とても装飾性の高い結び方。水引にも用いられる、縁起のいい結び方です。
「菊結び」の動画です。完成形も工程も、中国で古くから使われる吉祥結びにとてもよく似ています。
手作りの際のデザインの参考にも♪通販で買える『組紐アイテム』
かんざし・リボンバレッタ・ヘアピンなど組紐の「ヘアアクセ・髪飾り」
100円ショップの材料だけで作る、リーズナブルで簡単な組紐ヘアアクセサリーの紹介がされています。夏の浴衣などに合いそうですよ。
組紐ネックレスの作り方が、金具の付け方まで全工程見られます。外国語ですが、分かりやすいです。
機能的な「カメラストラップ」&タッセルなどが美しい「キーホルダー」
水引梅結びのストラップの作り方です。金具の留め方も紹介されていますので、気軽にトライできます。100円ショップの材料でもOKですが、手芸店で販売されている絹巻水引が扱いやすいそうです。
配色や模様のバリエーションなどが学べる!『組紐の本』
16金剛などもディスクで簡単!「いちばんやさしい!組ひも」
組紐の本を何冊も出している多田牧子さんの「いちばんやさしい!組ひも」。組紐ディスクを使って、複雑な模様も簡単にできますので、初心者の方は1冊持っていると便利です。
丸台を使った組紐の作り方「うつくしい組ひもと小物のレシピ」
こちらの本には、丸台を使った組紐のレシピが基礎から応用まで紹介されています。より深く組紐の世界を楽しみたい方にオススメです。
組紐体験教室も、東京・京都など全国各地にあります!
組紐の体験教室も全国にあるようです。興味のある方は、お近くの教室を探してみるのもいいですね。
たくさんの時間と手間をかけて作り上げる『組紐』からは、毎日を丁寧に生きる大切さが伝わってくるようです。故くて新しい『組紐』の世界…あなたも組紐で“粋”なおしゃれを楽しんでみませんか?
組紐は、日本伝統の工芸品である飾り紐です。その歴史は古く、奈良時代に大陸から伝わったとされています。その後、時代とともに日本文化に合わせて、独自の発達を遂げてきました。