ナチスによるユダヤ人迫害が続く中、屋根裏部屋に隠れ住みながら書かれた『アンネの日記』は、架空の友人キティに向けて書かれています。キティはアンネの心の中の友達でもあり、私たち読者でもあるのかもしれません。

苦しい境遇の中でも人間の善性への信頼と美への感受性を失わず保ち続けた、アンネのみずみずしい日々に触れてみませんか？きっと大切な1冊になるはずです。

アニメ化で知られたムーミンですが、もとはトーベ・ヤンソンがスウェーデン語で綴った童話。ムーミン谷に暮らす多彩なキャラクターたちが織りなすお話には、どこか大人びた憂愁が漂います。

トーベ・ヤンソンの美しいカラーイラストをカバーにした全9巻の限定セットです。

スヌーピーやチャーリー・ブラウンなどのキャラクターでおなじみの『PEANUTS』は、2000年まで50年にも渡って新聞掲載されていた漫画作品。こちらはそのうち、1950年～1959年の掲載作品から選び抜かれたベスト集です。

達観したまなざしのキャラクターたちが語るせりふは、かわいいのにどこかドライで哲学的。ふとした気づきや気が楽になる人生のコツを教えてくれます。

慈愛に満ちたマザー・テレサの「祈り」「信仰」「愛」「奉仕」「平和」への想いが詰まった一冊。
マザー・テレサの生涯をともにたどりながら、本当の愛とは何か、ゆっくり考えてみませんか。彼女の言葉は、私たちの心を癒す灯火となり、進むべき道を教えてくれるでしょう。

妖精のような可憐な美しさで世界を魅了したオードリーですが、その内面については深く知らない人も多いかもしれません。オードリーの言葉からその世界観を垣間見ると、謙虚に自分の欠点に向き合い、ありのままに生きることを大切にした、真摯な1人の女性像が浮かび上がります。オードリー・ヘップバーンをもっと好きになれる1冊。

こちらはバーナード・ショーの代表作、戯曲『ピグマリオン』の映画化作品。『ピグマリオン』はオードリー・ヘップバーン主演のあの名作『マイ・フェア・レディ』の原作でもあります。

Amazon Primeの「ウォッチパーティ」機能を使えば、他の人と見ながらチャットでおしゃべりすることもできます♪

追放された公爵令嬢と冷遇されて家を出た貴族の末息子が森で出会い、恋を実らせるシェイクスピアの『お気に召すまま』は、まさに逆境そのものの境遇から始まる喜劇です。

「逆境は、毒をもつ醜い蟇蛙のように、その額には貴重な石を宿している」そう書かれた言葉の通り、悲惨な境遇は最後には大団円のハッピーエンドに。

「泣かないで、きっと何とかなる。全部うまくいくさ、だから泣かないで」と慰め、語りかける温かな曲です。自分が落ち込んでいる時に聴きたいのはもちろん、見通しの立たない状況でつらい思いをしている友達にも贈りたい曲。

「嫉妬について」「恋の療法について」はたまた「恋愛から見た諸国民」について、読みやすい短文で綴られたスタンダールの『恋愛論』は、赤裸々かつ克明な筆致で恋する者たちの心情を描き出します。スタンダールが各国で耳にした奇矯な実話も語られ、興味が尽きません。

サッカレーの原作小説『The Luck of Barry Lyndon』をスタンリー・キューブリック監督が映像化。18世紀のヨーロッパを舞台に、ライアン・オニール演じるアイルランドの少年バリー・リンドンが成り上がるまでを描いた作品です。

貴族社会をつかの間覗き見たかのような気分になれる美しい音楽と映像が楽しめます。

1つ1つをさっと読めて、自分にはない視点や発見、新しい思考の枠組みを提供してくれる「名言」ワールド。スピーチや雑談の役に立つこともあれば、名言にふれたことが偉人や作家を深く知るきっかけになることもあります。

『世界の名言名句1001』は世界中から集めた豊富な名言、充実度の高い解説が特徴の1冊です。分厚く読み応えがあるので、少しずつ長く楽しみたい人にもおすすめです。

高橋書店の「手帳大賞」受賞・優秀作が日めくりカレンダーになって登場。手帳大賞は『手帳にメモしたくなる、日常の中で出会った忘れられない名言』を一般から集め、4人のイラストレーターが絵を付けました。

なるほどと思わずうなずかされるような一言や、無邪気さ・かわいらしさに笑顔になってしまうチャーミングな名言に毎日出会えます。