大きく変わった働き方
会社に出勤して仕事をして家に帰るという当たり前の流れが、ここ数年ですっかり変化しましたね。家に居ながらにして仕事をする「テレワーク」、もうすっかり慣れたという方も多いのではないでしょうか。
通勤ラッシュなど、自分にとってのマイナス要素の部分を取り除くことができ、良かったと思う方がいる一方で、仕事のしづらさや気分転換の難しさに悩んでいる方も多いですよね。テレワークに欠かせない「リフレッシュ」について考えていきましょう。
意外と難しい。「リフレッシュ」すること
家にいながら仕事ができるというと、なんとなく良いイメージを持ちたくなりますが、実際にやってみると良いことばかりではないことに気づかされるのではないでしょうか。
仕事をするための機器や資料が揃っていない、部屋の掃除や洗濯などまだ手付かずの家事が気になる、などいくつかのマイナス面の中でも特に大きいのが「リフレッシュがしづらい」こと。
トイレまで歩く、お茶を買いに自動販売機まで行く、お昼を食べたり買いに出かける等、会社に出勤して働いていた時には当たり前にできていた「少し歩いたり誰かと軽く会話すること」ができなくなると、それらのことがリフレッシュに一役買っていたことに改めて気づかされますよね。
テレワークでの上手な過ごし方&リフレッシュ方法
家にいながら一人で仕事をしていると、会話もなくお昼のタイミングさえ決まらないなんてこともあるでしょう。ですが、休憩を取り、しっかりリフレッシュすることは必要なことですよね。上手にリフレッシュするための方法を見ていきましょう。
スケジュールを共有する
いくらテレワークで一人で仕事をしているとはいえ、パソコンを通じて同じ部署の同僚と繋がっています。「自分の休憩時間は何時から何時まで」というように見える化してみんなと共有することにより、自分も意識的に休憩を取ろうとすることができるでしょう。
オンとオフの境界線を明確化する
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いつでも仕事ができてしまう環境だからこそ、電話やメールの応対時間、自分が時間内にできる仕事の量を明確にし、仕事の時間と自分の時間の境界線を、同僚に対しても自分に対してもクリアにしましょう。オンとオフのメリハリをしっかりつけることで仕事の効率がアップします。
1日に1度は外出する
テレワークをすると決まった時間に家を出なくて済む反面、オンライン会議などで顔を出す必要がない日は、部屋着のまま一日過ごすことにもなりがちです。特に寒い季節は暖かい部屋にずっとこもっていたくなりますよね。
ですが体を動かさずにずっと同じ部屋にいてはリフレッシュは難しいもの。近くのコンビニ、カフェ、公園などリフレッシュのための散歩コースを決めましょう。もちろん、ゴミ出しに行くだけでもOKです。風に吹かれて少し歩くだけで気持ちがスッキリし、良いアイディアも浮かびそうです。
適度に体を動かす
家の中にいると運動量が少なくなりますよね。通勤したり会社内を歩いて移動したりと、出勤していれば意識しなくとも運動ができていたわけです。テレワーク中では、意識的にストレッチや筋トレの時間を設け、体を動かしましょう。
日々忙しくてストレッチや筋トレ時間をとるのが難しい方は、床拭きをしたり、お風呂掃除をしたりと、家事をこなしながら体も動かせば一石二鳥ですよね。仕事を終えた後にまとめて家事をしようとすると気が重いですが、リフレッシュを兼ねて気になる部分にちょっとだけ手をかけることで仕事と同時に家事もすすめられたら良いですね。
何もしない時間を設ける
疲れた頭を休ませるためには、何もしないのが一番。お気に入りの動画を見ることは気分転換にはなるものの、脳の休憩にはなっていません。目を閉じてゆっくり深呼吸したり、窓の外の景色を眺める等、何もしない時間を10分ほど設けましょう。
自分にぴったりのリフレッシュ方法で毎日を変えていこう
テレワーク時の、自分に合ったリフレッシュ方法は見つけられそうですか?外に出て散歩したり、美味しいものを食べるなど、家に居ながらにして気分の入れ替えができる方法をいろいろ試してみましょう。きっと、自分にぴったりのリフレッシュ法が見つかるはずです。