褒められるとやっぱり嬉しいよね
子どもの頃に親や先生など身近な大人に褒められると、すごく嬉しかった記憶はありませんか。だんだんと年齢が上がるにつれて、友達に褒められたり、同僚に褒められることが嬉しいと感じるようになるのかもしれません。
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褒められ方や褒められる相手が変化しても、「褒められたら嬉しい」ことには変わりありませんよね。でも残念なことに大人になると褒められること自体が少なくなってきます。今からでも、大人同士で「褒め合うこと」を増やしませんか?
褒められると嬉しいのはどうして?
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そもそも褒められて嬉しいのは、相手が自分のした事を見ていてくれたから、ではないでしょうか。仕事でも家事でも、縁の下の力持ち的な役割って多いものです。そこに着目してくれたこと自体が嬉しく感じられるのかもしれません。
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もうひとつは、褒められると「もっと頑張ろう」とか「もっと出来るようになりたい」など、自分の内面でプラスの変化が起こることが嬉しいですよね。劇的な変化の少ない毎日の中で、気持ちを上げてくれる出来事は良いアクセントになります。
大人同士で「褒める」ということ
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大人が子どもを褒める時にも気をつけるべきポイントがあると思いますが、大人同士で褒める場合はより一層気をつけたいポイントがあります。まずは、子どもと大人に共通する褒める際のポイントをみていきましょう。
他人と比べずその人自身の成長を褒める
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子どもを褒める際、兄弟姉妹がいるとつい無意識にやってしまいがちな比べるということ。これは褒められても素直に喜べません。子どもも大人も誰かとの比較ではなく、以前と今のその人自身の成長や伸び率を褒めることが大事です。
具体的に良い部分を褒める
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「頑張ったね」「よくやった」など、褒めているようでいて、誰にでも、どんな場面でも使えるような定型的な言葉では本当に褒められているのか疑問に思う事もありますよね。「あなたのこんな働きが素晴らしかった」とか「あの言葉はすごく説得力があった」など、具体的に褒めましょう。
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上記は子どもを褒める時でも気をつけたい事ですが、大人同士で褒める場合の難しさは「立場」にあります。大人同士だと、対等な間柄だけでなく、上司や年上の同僚、年上の部下など様々な立場の人がいますよね。それぞれ、どんな褒め方が適切か、みていきましょう。
主語を私にしてシンプルに褒める
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大人同士でもどんどん褒めていこう、といっても年齢が上の人を褒めるというのは抵抗があるものですよね。さらに立場が絡んでくると一層複雑になってしまいます。
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そんな時には「私はあなたの〇〇なところを尊敬しています」とか「私はこの部分が参考になりました」など、シンプルに伝えましょう。都度、「参考になりました」とか「勉強になります」などの言葉を添えると、褒めるのと同様の効果が期待できます。
長所を褒める
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褒めるのは、何か大きな仕事をした時とは限りません。日頃から素敵だな、見習いたいなと思っている相手の良いところをシンプルに伝えることは、大切です。思っていても口には出さないという方も多いですが、褒め合えたら関係性も深まりますし、とても嬉しいことですよね。
恥ずかしがらずに褒められよう
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自分がいざ褒められた場合、咄嗟に「そんな事ありません」などと返してしまいませんか?謙虚さや気恥ずかしさから出る言葉かもしれません。ですが、褒められて嬉しいと感じたなら「いいえ」ではなく「ありがとう」と返したいですね。
褒められ上手になるには
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「ありがとう」としっかり受け取ってもらえると、褒めた方もとても嬉しく思えるものです。それは、「もっと褒めよう」という気持ちにつながりますよね。褒められることを恥ずかしがらずに、素直に受け取りましょう。
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褒められて嫌なはずはないのに、どうしても「いいえ」という言葉が出てしまうなら、「いいえ、そんなことありません。でもそう言ってもらえると嬉しいです」と、笑顔で素直な気持ちを伝えると良いでしょう。
褒められるって嬉しいことだから
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大人になると褒めたり褒められたりすることが少なくなりますよね。相手の言葉を裏読みしてしまったり、社交辞令に感じてしまう事がその一因なのかもしれません。ですが本来、褒め合うことは楽しくて、この上なく嬉しいことではないでしょうか。
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無理に捻り出さなくたって、誰しもいいところを必ず持っているはずです。思っていても口には出さない、というスタンスはやめて素直に伝えてみましょう。また、褒められたら素直に受け取ってみましょう。それだけで自分も周りもハッピーになれる気がしませんか?