白い服は好きですか?
シンプルに白い服を着こなしている方を見ると、清潔感や明るさが感じられてとても素敵ですよね。白い服を好んで着る方がいる一方で、苦手と感じる方も多いのはなぜなのでしょう?
それは「白い服は汚れが目立つ」から。食事や家事の場面で、汚れが気になってしまうことにあります。また、透けが気になってインナーに何を着ればいいか悩むというのも白い服を敬遠したくなる一因かもしれません。でも、「白い服」を素敵に着こなせたら嬉しいですよね。
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
白い服を素敵に着こなすために意識したいこと
出典:unsplash.com
汚れが気になるからといって白い服を着ないというのはもったいない話。ましてや、好きな色なら毎日のように着たいですよね。今まで躊躇していた方が白い服を手に取って、素敵に着こなすために、見方を変えてみませんか?
汚れたら洗えば良いと考える
白い服は「汚れたらどうしよう」ではなく「汚れたら洗えば良い」のです。汚れるのは当たり前、ならばこまめに洗って汚れを落とせば良いこと。当たり前のことですが、そう考えると気が楽になります。
素材とボリューム感に着目して選ぶ
白い服は透けやすい点も気になりますよね。だからといって敬遠するのではなく、素材選びに気を付ければ大丈夫。織物ではなく編まれた生地は、厚みがあるので透けにくいといわれています。薄手のシャツよりニット、ロンTよりスウェットの方が取り入れやすいですよね。もちろん、やや薄手のものでも肌の色より若干暗めのベージュやグレーといった透けにくいインナーを重ねるなど工夫次第で心配は解消します。
また、白は膨張色でもあります。上がボリュームのある服なら細身のボトムスを合わせるなどして、上下のバランスをうまく取ると魅力がアップします。
知っておこう!白い服のお手入れ方法
とはいえ、白い服だと、実際に汚れてしまった時のお手入れ方法が気になるところ。買った時の白さを長く保てれば、より嬉しいですよね。お手入れ方法を見ていきましょう。
白の強みは漂白可能であること
色物には使えない漂白剤も、白い服なら気兼ねなく使えますよね。漂白力の強い塩素系漂白剤は、白物の汚れをしっかり落としてくれます。また、白いものをより白く見せる蛍光剤入りの洗剤なども白物の洗濯によく使われるそう。
ただ、ここで注意したいのは真っ白ではなくオフホワイトや生成り色の服。せっかくの温かみある色味が損なわれてしまうリスクがあります。オフホワイトや生成り色などの服には、酸素の泡で汚れを分解してくれる酸素系漂白剤を使うことをおすすめします。
デリケートな素材には注意
風合いが大切なリネン素材は中性洗剤で洗濯し、手でシワを伸ばしてから陰干しするなど、ひと手間必要です。ウール、ニットなどの場合はドライマーク用洗剤を使いましょう。
食べ物、化粧、泥などは汚れの特性に合わせて
食べ物汚れの代表・カレー、ミートソースは食器用洗剤で
油分と色素の両方を含むカレーやミートソースなどの食べ物汚れは落ちにくいですよね。そんな厄介な食べ物汚れには食器用洗剤を利用しましょう。食器用洗剤を数滴たらし、汚れを広げないようにあて布をしてブラシなどで汚れを溶かし出してから、漂白剤入り洗剤などで洗濯すればOKです。
汚れ落ちが悪い場合は、40〜50℃のお湯に酸素系漂白剤を溶かし、30〜60分ほどシミ部分をつけおきします。あとは普段通りに洗濯しましょう。
化粧品汚れはクレンジングオイルで
ファンデーションや口紅などが服についてしまった場合は、その下にタオルなどであて布をして、クレンジングオイルをブラシなどを使いよく馴染ませてから40℃ほどのお湯でもみ洗いします。そのあと普段通りに洗濯すればOKです。
泥汚れは繊維に入り込んだ汚れを押し出す
泥汚れは繊維の中に入り込んでしまった細かな砂や土を取り除く必要があります。まずは大まかに汚れを払い落としてから固形石鹸をしっかりと塗り付け、洗面機などにお湯をためて汚れを押し出すようにもみ洗いします。
お湯に汚れがうつり濁ってきたら、今度は皮脂汚れを落とすために食器用洗剤を数滴たらして仕上げのもみ洗いをします。あとはぬるま湯でよくすすぎ、普段通りに洗濯しましょう。
白い服をもっと気楽に楽しみましょう
お手入れ方法を知って、汚れたら洗えば良い。そんなふうに考えると、白い服もずっと気楽に手に取れる気がしませんか?好きな服を自由に着られるととてもワクワクしますよね。白い服を着て、毎日おしゃれを楽しみましょう。