痩せて見える服選び&コーデ術|着痩せとおしゃれを両立!

痩せて見える服選び&コーデ術|着痩せとおしゃれを両立!

ぽっこりお腹や二の腕のたるみなど、誰にでも体型コンプレックスはあるもの。さらに、年齢を重ねると痩せにくくなったり、体型が変化して、「これまで着ていた洋服が、どうもしっくりこない」と感じることもありますよね?今回は、すっきり痩せて見えるアイテムの選び方やスタイリングのコツをご紹介。お悩み別におすすめのコーデ術もご提案します。2024年06月10日更新

カテゴリ:
ファッション
キーワード
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着痩せする服やコーデが知りたい!

痩せて見える服選び&コーデ術|着痩せとおしゃれを両立!
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毎日の洋服選びは、おしゃれさはもちろん、すっきりと見える着こなしを意識する人も多いはず。特に30代後半を過ぎると、代謝が落ちて痩せにくくなるのが現実……。体重にはそれほど変化がなくても、お腹周りやヒップライン、二の腕のたるみなど、パーツごとの変化も感じるものです。さらに、ホルモンバランスも変化してくる40代・50代以降は、カバーしたいパーツが増えるのはなおさらのこと。

薄着で肌の露出が増える春夏、厚手のニットや重ね着で着膨れが気になる秋冬と、季節ごとにも悩みは尽きませんが、洋服選びや着こなしをちょっと工夫すれば、着痩せとおしゃれの両立も夢ではありません。スタイルよく見せることで、あか抜け度やきちんと感のアップにも! そんな着痩せのノウハウを、ぜひ参考にしてみてください。

目次

【基本】痩せ見えする服選び&着こなしのコツ

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着痩せして見えるには、洋服のデザイン選びはもちろんですが、サイズや色の選び方、コーディネート全体のトータルバランスを意識することも大切です。ポイントごとに解説していきます。

■シルエットについて

Aライン

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上半身は細身で、下半身にかけてボリュームが出る、文字通りアルファベットの“A”のようなシルエットを描くAライン。特に一枚で決まるロングフレアワンピースは、腰の張りや脚の太さといった、下半身のコンプレックスを隠すのに有効的です。あまり広がり過ぎず、シャープなAラインを描くアイテムを選ぶと、より痩せ見え効果が高まります。

Iライン

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まっすぐストレートなシルエットで着痩せ効果を発揮するIライン。ストンと落ち感のあるロングワンピースやサロペットは、一枚でIラインを描いてくれます。また、上下の組み合わせでも、ワイドストレートパンツやペンシルスカートに、スロング丈のカーディガンやジレなどをプラスすれば、縦のラインを実現することができます。

Xライン

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肩幅や胸が大きく上半身が気になる人や、ウエストにあまりくびれがない寸胴体型にお悩みの場合は、Xラインがおすすめです。ギャザースカートにふんわりしたトップスをインしたり、ウエストの切り替えデザインやドローストリングスで調節できるアイテムを選びましょう。

■サイズについて

体のラインを拾わないサイズ感

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ウィークポイントを強調しないワンサイズ上を

ボディラインに自信のある人ならジャストサイズですっきり見せることができますが、二の腕や背中周りの肉付きなど、気になるパーツがある場合は、ウィークポイントを強調してしまうことに。体のラインを拾わないサイズ選びを心がけましょう。

特にハイゲージニットなど、薄手で体のラインを拾いやすいアイテムは、ジャストサイズよりもワンサイズ上を選ぶのがおすすめ。体に付かず離れずのシルエットで、気になる二の腕やお腹周りの肉感も出にくくなります。

■色柄について

ダークな「黒」の痩せ見えのコツ

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ポイント使い&カラーバランスでほどよく引き締めて

黒は引き締めカラーではあるものの、全身黒でまとめてしまうと、色の存在感も相まって重たい印象に。着痩せ効果も半減してしまう恐れがあります。トップスorボトムのどちらかに取り入れて、明るめのカラーと組み合わせると軽やかな着痩せコーデに。
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バッグやベルトなど小物使いでメリハリを

黒のワンピーススタイルの場合は、アクセントカラーのショルダーバッグを加えたり、ベルトでウエストマークしたり、カラー小物を取り入れてほっそり見えする工夫をしましょう。黒を主役にモノトーンでまとめたいときは、ホワイトやライトグレーの小物を選んで。

膨張色「白」の痩せ見えのコツ

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同系色のグラデーションコーデ

白や淡い色味は膨張色ですが、同系色のグラデーションでまとめると縦ラインが強調され、すっきり見えにつながります。その場合、白〜ベージュといった具合に、下に濃いめの色を持ってくるのがポイント。さらにトップスをタックイン、シャツやカーディガンをたすき掛けして目線を上に向けるテクニックもおすすめです。
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寒色と組み合わせて

ボトムスに白を取り入れたい場合は、トップスに寒色または黒などのダーク色を持ってくると着痩せ効果あり。靴にも引き締めカラーを選ぶなど、小物使いも工夫するとより効果的です。

「柄物」の痩せ見えのコツ

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ストライプや小さめパターンがおすすめ

柄アイテムで痩せて見せるには、ストライプや小ドット、小花柄がおすすめです。ストライプは縦のラインを強調してくれるため、着るだけでスラッと見せてくれる視覚効果が期待できます。花柄やドットは、モチーフが大きいと柄の印象に引っ張られて、視覚的にも大枠に捉えられてしまいがちなので注意しましょう。
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ドット柄はモノトーンですっきり

ドット柄の場合はさらに、モノトーンカラーなど色数を抑えたコーディネートでまとめるとすっきり見えます。水玉の配色をベースに組み合わせるアイテムを選んで。
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ダークトーンの小花柄で大人っぽく

小花柄は、色選びにもポイントが。ホワイトやベージュなどの淡いカラーよりも、ダークトーンがベースの配色だとより痩せ見え効果を発揮します。フラワープリントの1色をトップスのカラーに持ってくるとしっくりまとまります。

定番人気「ボーダー」の痩せ見えのコツ

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細ピッチが鉄則!パネルボーダーもおすすめ

定番人気のボーダー柄ですが、縦縞ストライプが細見え効果があるのとは真逆で、横線が幅を強調してしまう作用があるので要注意です。着痩せして見せるには、太いボーダーよりもピッチが細いものを選ぶようにしましょう。コーディネートに関しても、サロペットのインナーにしたり、ジャケットを羽織ったりと、ボーダーの露出面積を抑える工夫をするのがポイント。また、余白のあるパネルボーダーデザインや、身頃と袖でピッチを変えたデザインのアイテムを選ぶのもおすすめです。

【悩み別】おすすめデザイン&着こなし術

ひと口に“着痩せ”といっても、体型のお悩みは千差万別。ここからは、お悩み別におすすめのアイテムやコーディネートのポイントを紹介していきます。

上半身のボリュームを抑えたい

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⇒Vネック&ドロップショルダーですっきり華奢見せ

上半身のボリューム感が気になる方には、Vネックのアイテムがおすすめ。首元のラインがシャープな印象をもたらし、デコルテを出すことで胸元をすっきりと見せてくれます。スキッパーデザインでも同様の効果を発揮。さらに、ドロップショルダーだと肩幅の広さをほどよくカバーしてくれます。

胸の厚みで太って見える

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⇒浅めVネック&ハリ感or厚手の素材で

鳩胸などバストの厚みが気になる方は、首の詰まったデザインはNG。浅めのVネックなら、デコルテをほどよく出しつつ胸元に視線が集まりにくいのでカモフラージュできます。首元の開き具合を調節できるヘンリーネックやハーフジップデザインもOK。また、とろみのある素材や薄手のものだと胸のラインを拾ってしまうので、ハリ感のある素材、もしくは厚手の生地をチョイスすると効果的です。

二の腕の太さやたるみが気になる

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⇒フレア&ボリュームスリーブでカバー

二の腕の太さをカバーするなら、フレアスリーブのトップスがおすすめです。肩から袖口にかけてふわっと広がるシルエットが二の腕の太さをカモフラージュ。また、腕のラインを隠しつつ大人可愛い印象に見せてくれるバルーンスリーブもトレンドです。手首とボリューム袖との対比で華奢見せに。いずれも、特に肌見せが気になる春夏に活躍してくれます。

ウエストのぜい肉やぽっこりお腹が気になる

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⇒ウエスト切り替えトップスをチョイス

お腹周りは脂肪がつきやすかったり、食事の後にぽっこりと出てしまい気になる方も多い部分。ウエストに切り替えのあるデザインならシルエットにメリハリが生まれ、ウエストの太さなどコンプレックスをカバーできます。また、裾にドローストリングスを配したアイテムなど、シルエットを調整できるデザインもよいでしょう。

お腹とヒップのラインを隠したい

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⇒ビッグトップス&チュニックシャツにお任せ

お腹周り~お尻のカバーには、ゆったりとしたデザインかつ着丈が長めのトップスやチュニックがおすすめです。さらにハリのある素材感だと、お腹周りがより目立ちません。ただし、ボトムスまでワイドなシルエットにしてしまうとラフになり過ぎてしまうので、テーパードや細身のボトムスでメリハリをつけましょう。
きれいめ&体型カバーが叶う「チュニックブラウス」の大人コーデ
きれいめ&体型カバーが叶う「チュニックブラウス」の大人コーデ

パンツやスカートとの重ね着が楽しい「チュニックブラウス」。長めの丈感が腰まわりをカバーしてくるので、体のラインが変化してくる40代・50代のおしゃれにもうまく取り入れたいアイテムです。そこで今回は、大人の女性におすすめのアイテムをご紹介。おしゃれな着こなし技もピックアップしますので、ぜひ参考にしてみてください!

下半身をすっきり見せ、脚のラインを出したくない

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⇒引き締めカラーのテーパードパンツがおすすめ

下半身が気になるなら、引き締めカラーのボトムを選ぶのが鉄則です。ブラックやネイビーが代表的ですが、テーパードシルエットを選ぶとお尻や太もも部分にゆとりがありつつ膝から下は裾に向かってほっそりと。さらに、センタープレス入りだと縦のラインをすらっと強調してくれます。
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⇒太ももの張りや脚のむくみ隠しにはワイドパンツ&ロングスカート

太ももの張りや足のむくみ太りが気になり脚自体を出したくない方は、ダークカラーのロングスカートやワイドパンツがおすすめです。ロングスカートは落ち感のある素材やラインがきれいなものを、ワイドパンツなら広がり過ぎずきれいなシルエットを選ぶのがポイントで、ロングスカート風に見えるパンツもあり。タックインやトップスをコンパクトにまとめましょう。

全身をすっきりと見せたい

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⇒ロングジレやロングカーディガンを羽織って

全身のすっきり見えを目指したい方は、ロングジレやロングカーディガンを取り入れた着こなしがおすすめです。一枚羽織るだけで縦長のIラインシルエットを実現。ボトムスの色とトーンを合わせると、よりスラリとしたラインを描くことができます。

【+α】着痩せする小物使いテクニック

ここからは、アクセサリーやファッション小物使いですっきり見せる+αのテクニックをご紹介します。

縦長ラインでスタイルアップ

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⇒ロングネックレスで視線を上に

着丈が長めの無地トップスやロングワンピースの場合、そのまま着るとのっぺりと見えてしまうことも……。そんなときは、ロングネックレスをプラスしましょう。縦長ラインが視線を上に向け、おしゃれのアクセントに。シンプルコーデに華やかさを添えてくれます。
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⇒ロングストールやショール使いでほっそり見せ

ストールやストールを一つ加えるだけで簡単に縦長ラインを演出できます。サッと肩掛けするだけでも様になりますし、ふわっと首にひと巻きすると小顔効果も。春夏は、リネンなど軽やかな素材感のものを選ぶのがおすすめです。

顔周りをすっきり見せたい

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⇒透明感のあるシャープなイヤアクセサリーを

顔周りをすっきりと見せたい場合は、シンプルなピアス&イヤリングを選びましましょう。主張しない透明感のある素材や、顔のたるみが気になる場合はシャープなデザインや縦長のチェーンタイプがおすすめです。
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⇒ブローチやコサージュをワンポイントに

首が詰まったデザインの洋服は、すっきり見せるのが難しいアイテム。コサージュやブローチをワンポイントにするのがおすすめです。写真のように鎖骨に沿った上の位置に付けるのがコツ。また、下半身太りが気になりスタイルに自信が持てないという場合も効果的で、視線が上に行き気になるパーツから注目をそらすことができます。

アクセサリー使いで小顔効果

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⇒メガネや大ぶりピアスをプラスして

できるだけ小顔に見せたいなら、メガネを取り入れてみて。太フレームよりも、細フレームの方が華奢な印象になります。また、大ぶりのピアスやイヤリングを取り入れるのも手。耳元にポイントがいくので、相対的にフェイスラインをコンパクトにカモフラージュしてくれます。

寸胴体形でメリハリが欲しい

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⇒ベルトのウエストマークでくびれを演出

体形カバーができるとゆったりシルエットが人気ですが、ロングワンピースの場合はのっぺりと見えてしまいがち。ウエスト位置をうやむやにするよりも、あえてベルトでマークしてメリハリをつけた方がXラインでほっそり見えにつながります。洋服と同系色だと主張し過ぎず、高めの位置でハイウエスト気味に締めるとよりスタイルアップに。また、身頃部分をつまんでアレンジするミニベルトも便利です。

着こなしの工夫で脱ぽっちゃり、−5キロ見せ!

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体型のお悩みは、選ぶアイテムやスタイリング次第で目立ちにくくカバーできます。着こなしによっては、マイナス5キロ見せも夢ではありません。基本のシルエットや色のバランスを意識したり、小物使いを工夫して、自信を持っておしゃれを楽しみましょう。

この記事の執筆者

坂本祥子
ライター
坂本祥子
大学卒業後出版社に入社し、ウェディング誌や女性誌の編集に携わった後に独立。ライター・編集業の傍ら、スタイリストとしての経験を積む。現在は、編集・ライター・スタイリストとして、雑誌、広告、カタログ、web媒体など幅広く活動。得意分野はファッション、ライフスタイル全般。
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