苦手なことはできれば避けたいけれど
得意なことや好きなことは、どんなに長い時間を費やしても不思議と疲れを感じないのに、苦手なことというのはそれに取りかかるまでにも、多くの時間がかかってしまいませんか?
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そもそも苦手なことはせず、好きなことだけをしていたいとは思うものの…。仕事でも家事でも、好きなことだけをやるというのは難しいものですよね。そんな時、どうやってはじめの一歩を踏み出せば良いのでしょう。
気持ちの良い1歩を踏み出すために…
役割分担できるなら好きな分野を選ぼう
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例えば仕事の場合、一つのプロジェクトを何人かのチームでやる場合は、役割分担を決めますよね。その際、それぞれが得意な分野を担当できれば、みんなが気持ちよくスムーズに進めていけるでしょう。
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敢えて苦手な分野を選ぶより、自分の得意を選んでさらに強みを伸ばしていった方が、自分にとってもチームにとっても効果的です。問題は、担当を指名されるなどして自分が得意分野を担当できなかった時、です。
失敗を恐れすぎるとかえって失敗しやすくなってしまうから
「失敗したらどうしよう、足を引っ張ってしまったらどうしよう」など、苦手分野を割り当てられることによって大きな不安に囚われると、視野が狭くなり、柔軟に思考を巡らせることができず結果的に失敗しやすくなる可能性があります。
電話や訪問など、行動を起こすベストなタイミングを逃すことにもつながってしまいます。かといって、自分の担当を変えてもらうことは難しい…。このような状況下に置かれた私たちは、一体どうすればうまく乗り切れるでしょうか?
思い切った「開き直り」が有効
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ならば、思い切って開き直ってみませんか?開き直るとは、観念してふてぶてしい態度を取る、居直るといった意味もありますが、覚悟を決めて堂々とした態度をとる、といった良い意味もあります。
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とはいえ、開き直ることに抵抗がある、または慣れていないという方も多いでしょう。上手に開き直るためのコツを見ていきましょう。
開き直るためのコツ
苦手なものは苦手と認める
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本当は苦手だけれど、それでも得意なことと同じように出来なければいけない、といった思い込みがあることは多いですよね。ですが、得意なことと同等にやるのはやはり大変なこと。
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苦手な部分の克服に時間を割くよりも、「私はこれが苦手なんだ」と認め、得意な人からアドバイスをもらったりコツを教えてもらいましょう。「苦手だ」と開き直ってしまえば人に教えてもらうことについて恥ずかしい等、気に病むこともありませんよね。
心配しすぎることに意味はないと心得る
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行動を起こす前から「失敗したらどうしよう」と、心配ばかりしたくなることもあるでしょう。ですが、まだ起こっていないことをいくら心配してもキリがありませんよね。
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「何かあったらその時はその時」と開き直って行動を起こしてみましょう。行動することによって、思いがけないトラブルはあったとしても、想像していたような事態が起こる可能性は低いということを、実感できるでしょう。
自分でコントロールできないことは手放す
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例えば仕事の取引先とのやりとりにおいて、相手の表情や連絡のスパンについて必要以上に思いを巡らせ気を揉んでしまう時ってありますよね。ですが、相手のことは自分がどう努力したところでコントロールできるものではありません。
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自分以外のことについては、相手には相手なりの事情があるんだろうと開き直ることによって、気を揉んで後ろ向きな方向へ堂々巡りをしている思考回路を手放し、しっかりと頭を切り替えましょう。
考え込むより開き直ってみる方が視野が開ける!
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行動を起こす前に頭で色々考えてしまうと、マイナスの面ばかりがフォーカスされがちです。「よく考えてから行動しなさい」なんてフレーズもよく耳にしますが、考えないからこそ体が動いてくれる場合もあるでしょう。
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「何かあったらその時はその時。状況に応じた解決方法がきっとある」と前向きに開き直って、まずは大きな一歩を踏み出してみましょう。その先に今まで知らなかった世界が広がっているような気がしませんか?