いつも時間を教えてくれる「時計」
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壁掛け時計や腕時計、スマートフォンの時計など、私たちは日ごろからお気に入りの時計を活用しながら行動することが多いですよね。「何時に駅に集合」など、誰かと同じ時間を目指して行動することもあるでしょう。
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他人と関わりながら生きていく上で必要な「時間の感覚」。それを知るための時計は手放せないものではありますが、時間で動かなくてはならないことがストレスになることもあるでしょう。そんな時、少しだけ時計を手放してみませんか?
時計を見ない1日を作ろう
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時計を手放すとは、「時計を見ない1日を作る」ということです。普段の1日を振り返ってみると、朝起きて時計を見る、仕事をしながらパソコンの時計を見る、帰宅するためにスマートフォンの時計を見るなど、常に時計がそばにあります。
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時間を確認しようと意識していなくても目に入る、という状況も多いですよね。時計を見ることで「何時だから〜しなきゃ」と自分を急かしてしまうことはないでしょうか。
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反対に、時計を見て「まだこの時間だから大丈夫」などと、ホッとすることもあるかもしれません。私たちは日々、知らず知らずのうちに時間に縛られて、時間を見ながら行動していますよね。
休日1日だけ、時計を見ずに過ごしてみよう
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時計は便利である一方で、それに縛られることによってストレスを感じる原因にもなります。スマートフォンを見ずに過ごす、壁掛け時計は外してしまう、腕時計はつけないなど、休日だけ時計を見ないで済む環境を作ってみましょう。
はじめは、目覚めた時間がわからないとか、今何時であるかわからないことに戸惑い、不安に思うかもしれません。ですが、予定のない休日ならば、今何時か常に把握しておく必要は、ありませんよね。
自分の気持ちに素直に従ってみよう
時計を見ないことによって、お腹が空いた時にご飯を食べて、好きなことを満足するまでやるなど、自分の気持ちに素直に沿って行動できるでしょう。
たいしてお腹が空いていないのに、12時だからとお昼ご飯を食べたり、何時になったからという理由で物事を切り上げてしまうことが、なんと多かったかについて改めて気付かされるのではないでしょうか。
もちろん、生活のリズムを整えたり、多くの人と関わりながら仕事をしたり生活していく上で時間の感覚は欠かせないものです。なので、時計を見ない1日というのは、時間から解放されたくなった休日だけに許される最高の贅沢と言えるのかもしれませんね。
時計を見ないからこそわかること
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時計を見ないと決めていても、なんとなく時間を知りたいと思うかもしれません。そんな時に頼りになるのが太陽の高さです。太陽の位置以外にも、秋を感じる朝晩のひんやりとした涼やかな風とか、赤々と空を染める夕焼けなど、普段は意識することのない自然に目を向けることになるでしょう。
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時計があると太陽や風を感じなくても、毎日を同じように過ごすことができます。便利な反面、自然を全く感じなくても過ごせてしまうことは、とても残念なことですよね。
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吹いてくる風によって季節の移り変わりを肌で感じたり、太陽が沈んでいくことで1日の終わりを感じるなど、時計がないことによって自然の中で暮らしていることを改めて確認できるでしょう。
時々試したい。時間に縛られない自由
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何時にはこれをして、何時にはどこへ行ってと、時間で動くことが当たり前の毎日。一人で気ままに過ごしていると思っている時でさえ、時間という概念からは離れられていないのではないでしょうか。
明るくなったら起きて、お腹が空いたら食べて、暗くなったら眠る。自分の気持ちや体の状態を最大限に優先できる「時計を見ない1日」を、ちょっと試してみませんか?