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慣れてくると、実は簡単。ゴミを減らす工夫
「サスティナブル」「エコ」「SDGs」など環境問題に関連するワードを聞く機会が増えてきました。取り組みの一環として、エコバッグやマイボトルを利用する方をよく見かけるようになりましたよね。レジ袋が有料になった当初は不便を感じたこともあったかもしれませんが、慣れてくると意外に無理なく続けられると気がついた方も多いのではないでしょうか。
今チャレンジしたいのは、もう一歩踏み込んだ「エコ」な暮らし
少しずつ地球のことを考えた消費活動が増えてきたとはいえ、環境の汚染や温暖化など深刻な状況は今も続いています。今よりさらに「エコ」を意識した暮らし方のアイデアを衣・食・住に分けて、実際に購入できるアイテムも交えてご紹介します。
いずれかひとつだけからのスタートでも、もちろん大丈夫。ほんの少しでもよいので意識を変えていくことが大切です。
いずれかひとつだけからのスタートでも、もちろん大丈夫。ほんの少しでもよいので意識を変えていくことが大切です。
「衣」にまつわるエコなこと
お直ししても使い続けたい。上質な素材の服を選ぼう
服を作る工程では、原料の調達から染色、紡績、輸出入とたくさんのエネルギーを使い、CO2も排出されます。また購入された衣類のうち約68%はリサイクルされず、そのまま可燃ゴミとして廃棄されています。環境に負荷をかけないためには、流行に左右されず長年着続けられるものを選ぶようにしたいところ。たとえばデニムパンツならお直ししたり、何回も洗濯を繰り返すことで自分だけの味わいある1着へと育てることができます。
人と被らない自分だけの1着。古着を買ってみよう
唯一無二のお気に入りを探すなら古着屋もおすすめ。丁寧に作られた昔の洋服は、時代は変わっても魅力のあるものがたくさん存在します。安いから、流行っているから、という理由だけでなんとなく衣類を買い込んでいた方は、これを機にお買い物のスタイルを見直してみませんか?
「食」にまつわるエコなこと
価格に惑わされないで。食べきれない量の買い溜めをやめよう
買うものリストを作って、いざスーパーへ行ったら予定していなかったものまで買ってしまった……なんて経験はありませんか。新商品やセール品など、手頃な価格で美味しそうな食品が並んでいるとつい買い溜めしがちですが、本来なら食べられるはずの食材を家庭内で捨ててしまう「食品ロス」は年間で約280万トンにのぼります。レジに並ぶ前に必ず「今、本当に必要な買い物かな?」と冷静に考えるようにしましょう。
野菜の皮は栄養満点!「ベジブロス」を作ってみよう
料理するとき、野菜の切れ端を生ゴミとして捨ててしまってはもったいないことをご存知でしょうか。野菜は身の部分だけでなく、皮やヘタ、種も「ベジブロス(野菜の出汁)」として調理に使うことができます。お水とお酒でゆっくりと煮込むことで、驚くほど深みのある味に。野菜が本来持つ旨味を味わいながら、ゴミを削減することもできるので大変おすすめです。
基本のベジブロス
ベジブロスを使ったポトフのレシピ
ビニール製ラップの出番を減らす。「みつろうラップ」を使おう
みつろうには保湿性があるため、野菜の切り口などにぴたっと密着。鮮度をキープしながら保存することができます。電子レンジでの温めには使えませんが、冷蔵庫の保存用としては充分に活躍してくれます。
abeego|ビーズワックスラップ
さっと洗って再利用。布製のアイテムを賢く取り入れよう
シンクの掃除や食器拭きにはキッチンペーパーを使うことも多いですが、布製のクロスなどを使えばゴミを減らすことができます。キッチン周りで、使い捨てることが当たり前になってしまっているものは意外にあるはず。ここでは2つのおすすめ布製アイテムをご紹介します。
さささ | 和晒ロール
中川政七商店 | 茶巾生地のコーヒーフィルター
OMOM|オーガニックコットンの巾着
「住」にまつわるエコなこと
毎日の汚れは優しく落とす。ナチュラル素材の洗剤に切り替えよう
出典:unsplash.com
洗濯用の合成洗剤には、衣類の汚れを取り除き、香りや柔らかさを感じられるようさまざまな化学部質を含んでいるものが多く販売されています。価格は低めで家計は助かるものの、石油由来の原料が使われていることが多く、環境への負荷は高いのです。
ecostore | ランドリーリキッド ユーカリ 1L
スーッと爽やかなユーカリの香りがクセになる液体洗剤。「ecostore(エコストア)」はニュージーランド発の人と環境に優しいブランドです。素材は植物・ミネラル由来成分のみとシンプルですが、一度使えばその洗い上がりの柔らかさに驚きます。大きな詰め替え用ボトルもあり、ゴミの削減も叶います。人工的な香りが苦手な方にもおすすめです。
ecostore ランドリーリキッド ユーカリ 1L
1,407円〜(税込)
※価格等が異なる場合がございます。最新の情報は各サイトをご参照ください。
THE | THE 洗濯洗剤
お風呂は沸いたらすぐ入る。追い焚きをやめて節約も
出典:unsplash.com
暑い日も寒い日も、お風呂は気持ちのよい時間。でも、暑いお湯を沸かすにはガスや電気をたくさん使います。沸いてから時間が経ってしまったときに使う追い焚き機能は、光熱費がかさむ原因にも。できることなら沸いたらすぐに入り、シャワーの出しっぱなしにも気をつけたいですね。
夜は電気をオフ。キャンドルナイトで節電&リラックス
夜は本来とても暗いもの。当たり前のようにつけている照明やテレビなどを消して、キャンドルの灯りだけで過ごしてみませんか。節電対策はゴミを減らすような目に見える「エコ」とは異なり変化がわかりにくいですが、継続することでCO2排出の削減につながります。気分転換も兼ねて、夜の暗さを楽しむ日を週に1、2日取り入れるのもおすすめです。
Cul de Sac|ヒバウッドキャンドル“HIBA WOOD CANDLE TYPE 02”
iittala | Kivi キャンドルホルダー
身近なことからエコに。今日からできる小さな工夫
普段何気なく行っている家事やお買い物の中にも、エコへの第一歩を踏み出すアイデアはたくさん隠れています。環境を思いやることは、自分や家族を思いやることにもつながります。エコバッグやマイボトルにとどまらず、ほどよくエコを取り入れて気持ちよく過ごせるシンプルな暮らしを送りましょう!
画像のご協力ありがとうございました
野菜の切れ端を煮込んだシンプルなベジブロスのレシピです。このままスープとしてはもちろん、つゆとしても使えます。冷凍保存ができるので、小分けにして作り置きしても。