パーフェクトじゃなくていい。不完全な自分を認める「やめることリスト」

パーフェクトじゃなくていい。不完全な自分を認める「やめることリスト」

理想通りにできない自分を責めたり、不得意なことを努力し続けたり……。人間は不完全な存在です。苦手なこと、向いていないことがあって当然なのです。それを認められずにいると、どんよりとした満たされない気持ちでいっぱいになります。自分の不完全さをそのまま認めるのです。これでいいと自分にOKを出せれば、晴れやかで清々しい気持ちでいられます。頑張りすぎていること、本心とは異なること、我慢し続けていることはありませんか。それらをいったんやめてみるのです。そのヒントとなる「やめることリスト」をご紹介します。2021年06月02日作成

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不完全な自分を認めてあげるには――

パーフェクトじゃなくていい。不完全な自分を認める「やめることリスト」
出典:unsplash.com
人間関係や仕事、家事など、日常生活で頑張りすぎたり、我慢し続けたりしていませんか。

それは、不完全な自分を認められず、無理をして“完全な自分”を装っているのです。

自分に無理強いするようなことをやめること。そうすれば、不完全な自分のままでいいと認められるのです。

目次

人間関係

人間関係は完全にゼロにできないものだからこそ、自分にとっていい塩梅を見つけるのが大事です。無理していること、つらいことを我慢していませんか。

そういったストレスになるようなことは、避ける、遠ざけるのが賢明です。

嫌われないために八方美人でいること

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仲間はずれを恐れ、嫌われないためにいい顔をする。それは、自分がどういう付き合い方をしたいのかを、他人任せにしているのと同じです。

常におどおどして、他人の顔色をうかがうことになりかねません。そんな付き合いは一生続かないもの、堂々としていればいいのです。

苦手な人に気を遣うこと

苦手な人、波長の合わない人に気を遣って疲れていませんか。心のエネルギーは無尽蔵ではありません。

同じ心を尽くすのなら、自分自身や大切な人のために。立場の弱い人、困っている人のために心を尽くすのが、精神衛生的にもよいのではないでしょうか。

自分の価値観を相手に押し付けること

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価値観や考え方は人それぞれ違うものです。そのことを忘れて、相手にも自分と同じ価値観を求めてしまうこともあるでしょう。

自分と考え方が異なっても、それが当たり前だと受け止めること。自分が正しいと思うから、つらくなるのです。

仕事や家事

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やりたいことを仕事にできればいいのですが、現実はそうではないことが大半です。生きていくためには、そんな贅沢は言っていられないという方も多いでしょう。

仕事そのものは変えられなくても、自らの心持ちや視点は自らの意志で変えられます。苦しくなるような考え方をやめてみるのです。

認められることを目的にすること

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成果主義である以上、他者からの評価は避けられません。しかし、他者評価を得ることだけを目的にしてしまうと、むなしさが増します。

自分で考える、工夫する、実践する。主体性をもって行動する。そんなオリジナリティがあってこそ、あなたの仕事に価値が宿るのです。

ひとりで抱え込むこと

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到底さばききれないような仕事を、ひとりで抱え込んでいませんか。それは、できない自分を認められないのと同じです。

できないこと、苦手なことは、素直に認めます。得意な人に任せる勇気も必要で、その逆もしかりです。適材適所でこそ、組織や家庭はうまくまわります。

自分のせいだと思うこと

トラブルやミスがあったとき、自分ひとりのせいだと思いつめないことです。きっかけはそうだったとしても、あなただけの責任ではありません。

組織で仕事している以上、連帯責任であり、おたがいさまなのです。助けられることもあれば、あなたが誰かの力になれることもあるでしょう。

考え方と行動

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人間関係や仕事は、人生の表層部分でしかありません。そのもっと根本的なもの、人生の根っこの部分が重要です。

こうありたいという自分のあり方、これだけは大切にしたいという信念をしっかりもつこと。そうすれば、少々の外的要因では揺らがない自分軸をもつことができます。

本心を隠すこと

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本当はこうしたいのに、そうでないほうを選ぶことはありませんか。過去の体験が原因で、自分にOKを出せないでいるのでしょう。

自分の思いとは逆の方向へ進むと、幸せがどんどん遠ざかってしまいます。あなたの本心はもっと尊重していい。それが幸せへの近道なのですから。

古い思い込みに縛られること

子ども時代に、周囲の大人に刷り込まれた古い価値観。苦い経験から、自分を守るためにしみついた回避的な考え方……。

古い思い込みや決めつけは、今の自分を不自由にするものです。価値観も考え方もアップデートしましょう。あなたはあなたの意志で変わることができるのです。

100%の正解を求めること

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100%の正解というものは、数学でもない限りあり得ないものです。失敗や挫折も含めて、わたしたちの人生なのです。

それを織り込み済みにしておくことで、自分にも他人にも寛容になり、穏やかな心でいられるのです。

価値判断をすること

比較したり、良し悪しを判断したりすることは、身のまわりにあふれています。損得勘定、お金の有無、ルックスの良し悪し、友人の多寡、話し上手か否か……。

そうではなく、どちらでもない「中庸(ちゅうよう)」や、どちらでもいい「両亡(りょうぼう)」という選択があってもいいのです。そういうゆるさをもっていれば、いちいち気にすることもなくなります。
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「両亡」については、こちらの記事をご参考になさってくださいね。

パーフェクトじゃなくてもいい

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出典:unsplash.com
不完全な自分を認める「やめることリスト」をご紹介しました。

頑張りすぎたり、我慢し続けたり、自分に無理強いをしないこと。自然なままの自分にOKを出すこと。

そうすれば、どんよりとした満たされない気持ちは、いつの間にか晴れやかな気持ちへと変わっていくでしょう。

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