消えることのない悩みとどう付き合う?
毎日を心安らかに楽しく過ごしたいとは思っていても、どうしてかスッキリと消えることのない悩み。思い悩むと言うほどではなくとも、なんとなく引っかかる、という程度の悩みは誰もが抱えているのではないでしょうか。
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数ある悩みの中でも多いのが、「やる、それとも辞める」「Aにする、それともBにする」のような、2択を迫られることですよね。
でももしその2択じゃなくてもいいのなら、2択だと思い込んでいるだけだとしたら…ほんの少し楽になると思いませんか?悩みとの上手な付き合い方について考えてみましょう。
選択肢の前で迷いを解消するためのヒント
不安要素同士の比較はしないこと
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Aと Bのどちらか一つに決めなければいけないという時、どのように答えを出しますか?Aを選べばこうなるだろう、一方でBを選べばこうなるかもしれないなど、どちらかといえば不安要素で比較をしているかもしれません。
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ところが不安要素というのは、考えれば考えるほど出てくるもの。さらにそれらの不安要素は、実際には起こらずに、自分の想像にしか過ぎないことも多いですよね。
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不安要素同士の比較には終わりがありません。考えるほどにかえって不安を膨らませることにもなるでしょう。だから、どっちの不安が少ないか、ではなくどちらがより楽しめるかどうか、を基準にしてみませんか?
どちらがより楽しめる選択肢か、考えてみよう
仕事はもちろん遊びでさえ、何を選んだとしても努力や勉強、練習や準備は必要でしょう。ならばそれらを楽しみながらできる方を選びたいですよね。
苦労しながら頑張って乗り越えるよりも「苦労しなくても楽しみながら努力ができる方」という基準で考えてみると、きっと見え方が違ってくるはずです。
そもそも選択肢は無限大
「2択しかない」という先入観を取り払おう
新たな基準を持って考えてみると、Aも Bもどちらも楽しめない気がする、という場合もあるかもしれません。それならばまずは「2択」という先入観を取り払いましょう。
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絶対にAかBのどちらかを選ぶ必要があるのではなく、自分で2択だと思い込んでいるだけということも案外多いものです。例えば、絶対に何かを自分がやるべき理由などなく、自分が楽しめないのならば、それを楽しめる人にパスするのがベストだと思いませんか?
「どちらも選ばない」という選択もあっていい
実際に、天才肌でカリスマ的なApple社のスティーブ・ジョブズ氏や、Panasonicの松下幸之助氏が退いても、会社は存続し、躍進し続けていますよね。多くの苦難と直面することになったかもしれませんが、別の誰かに代わることができたということです。
つまり、「この人じゃなきゃ無理、この人じゃなきゃできない」ことなんて、きっと無いはず。思い悩んで選ぶ必要はなく、「自分じゃない誰かがやればいい」のではないでしょうか。不安要素の比較をしてしまうくらいなら、いっそのこと「どちらも選ばない」という選択肢もあっていいのです。
たった1度きりの人生、自分に正直に楽しく生きたいから
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努力することや頑張ることが偉いと小さい頃から教え込こまれたせいか、私たちは「楽しいことだけを選び取る」のが苦手なのかもしれません。
でも、せっかく毎日を生きるなら楽しい気持ちで笑顔で過ごしたいですよね。苦労を重ねた上で手に入れる幸せもあるかもしれないけれど、肩の力を抜いてずっと笑顔でいられる方法があるのなら、その方がより自分の魅力を輝かせることができる気がします。
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何か悩んだとき、まずは2択ではないという前提で、そして絶対に自分じゃなければいけないことなんてない、という意識で物事を選んだり決められたら、これからの人生がもっと楽しくなると思いませんか?