本当の自分を隠していませんか?
CASE1、本当の自分を見られるのが恥ずかしい
我慢せずに感情を表に出してみる
怒りや悲しみなど、マイナスな感情を持つことは決して悪いことではありません。むしろ、相手は本音でぶつかってきてくれたことをうれしく思ってくれるはず。全ての感情をさらけだす必要はありませんが、時には我慢せずに、喜怒哀楽を表に出してみることも大事です。
CASE2、プライドが高い
本当の自分の気持ちを優先する
プライドの高い人は、いつも「人にどう思われるか」を気にして選択肢を狭めがち。本当に大事なことは「自分がどうしたいか」です。人の顔色ばかり伺っていては、ストレスも溜まりやすく、自分が本当にしたいことも分からなくなってしまいます。
自分の心に嘘をついたり、意見を持つことをやめてしまったら、人に素直な自分を見てもらえるはずもありません。人それぞれ異なるアイディアを持っているからこそ、良い答えが導き出せることもあります。いつも自分の本心に耳を傾け、少しでもこうしたい!と思うことがあるのなら、自分自身の気持ちに素直に行動してみましょう。
CASE3、自己肯定感が低い
感謝の言葉を口に出して伝えてみる
大人になるにつれ、ついつい言葉にするのを忘れがちな感謝の気持ち。「ありがとう」という言葉は、感謝された側だけでなく、感謝を伝える自分も温かく気持ちにさせてくれます。また、人から褒められたときに否定で返してしまうことは、相手の素直な気持ちを無意識に否定していることに。
自分の気持ちをさらけ出せない人は、普段から「ありがとう」を言葉にすることで、思っていることを自然と口に出すための訓練にも、素直になれる&信頼できる友達や仲間が増えるきっかけにもなります。まずは、勇気を出して、感謝の気持ちを素直に伝えることを意識してみましょう。
CASE4、過去に自分を否定された等のトラウマがある
弱い部分や過去の失敗も全て受け入れてあげる
仕事でミスをしたとき、素直に謝るのではなく、真っ先に言い訳をしてしまっていませんか?失敗や過去の過ちは消すことはできません。しかし、次に同じような事を繰り返さないためには、自分の弱い部分や失敗を素直に認めて、ひとつの経験として自分の中で浄化し、反省することが大切です。
弱い所や欠点は誰しもあるものなので、自分を否定する必要はありません。自分で自分を否定してしまうと自信がなくなり、どんどん素直に行動ができなくなってしまいます。今の自分を全て受け入れ、否定するのではなく改善できる対策を見つけてみましょう。
CASE5、そもそも「素直」というものが分からない
生まれ育った環境によって、そもそも“素直”とは何なのかが分からないという方もいるでしょう。自分が兄弟の一番上で「お姉ちゃん(お兄ちゃん)でしょ」と両親から言われ続ていると、自分の感情を抑える癖ができてしまうことも。いざ大人になったときに素直な気持ちを出せなかったり、周りに頼ることも避けてしまいがちです。
周りの人を信用して頼ってみる
元々人に頼ることが出来ない人は、なかなか本音を言えなかったり、辛いことも一人で考え込みがちです。自分でどうにもできない問題に立ちはだかったとき、一人で抱え込んでしまっていては、問題もなかなか解決できません。少しずつ周囲に心を開き、頼る努力をしてみましょう。
すでに、周りの人達はあなたの不安を感じ取っているかもしれません。自分の悩んでいることを相談することで、さらにその人との信頼関係が深まり、ありのままの自分で接することができるようになるはずです。頼ること、話すことも素直になるための第一歩ですよ。
シャイであるが故に、人前で怒ったり泣いたりすることに抵抗感がありますよね。どんなときでも自分の感情を上手くコントロールすることはとても大切なことです。しかし、思っていることを言わずに我慢をし続けると、自分にストレスがかかるだけではなく、周りの人達も自身の過ちに気付けないままになってしまうなんてことも。