"あの人になら聞きやすい"を目指して。「教え上手」の素敵な大人になろう

"あの人になら聞きやすい"を目指して。「教え上手」の素敵な大人になろう

職場やサークルなど、自分が所属している団体や組織に入ってくる「新しい人」。初めてだから、分からない事だらけなのは当然。そんな時は、元から所属している人が色々教えてあげるものですが…物事を教えるのは得意ですか?ゼロから何かを教えるのはとても難しいですよね。でも、「あの人の説明はわかりやすい、あの人になら聞きやすい」と言われたら嬉しいはず。ポイントを押さえて、教え上手な大人を目指しましょう。2020年10月01日作成

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何かを教えてもらった時のこと覚えていますか?

新しく仕事についた時や新しい部署に配属された時など、私たちは大人になっても誰かに「教えてもらう」機会があります。今の職場において初めて何かを教わった時のことを覚えていますか?
もし、とても分かりやすく丁寧に教えてもらったという記憶をお持ちなら、自分が教える立場に立ったときにその経験を活かしたいですよね。でも残念ながらそうではなかったという人も多いのではないでしょうか。

目次

「教える」にまつわる、いろいろな不思議

ひと言で“教える”といっても、その方法は人それぞれです。口数が少なく、見て覚えさせる教え方もあれば、説明が細かすぎるため全体像がつかみにくい教え方もありますよね。
分からないことはすぐに質問できれば良いものの、聞きにくい空気を醸し出している場合もあり、難しいもの。仕事ができる人は教え上手かというと、必ずしもそうではないこともあり、不思議ですよね。
もし自分が教える立場になったら、「分かりやすいし聞きやすい」そんなふうに思われたら嬉しいですよね。ポイントを押さえて教え上手を目指しましょう。

押さえておこう。伝わる教え方のポイント

伝わる教え方で押さえておきたいのは5つのポイントです。どんなふうに教えていくか、ポイントを基にして全体のイメージを作っておくとよりスムーズになるでしょう。

1 質問しやすい雰囲気を作る

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出典:unsplash.com
相手に伝わるように教えるには、話す順序や内容もさることながら、「質問しやすい雰囲気づくり」が重要です。質問しにくいシチュエーションだと教えられる側は分かったふりをしたり、分からないままになってしまいます。
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反対に教える側は、「理解しているんだな」と誤解をしてすれ違いが起きます。これでは、お互いにとって時間の無駄でしかなく残念なことですよね。笑顔を交えたり休憩を挟みながら、「質問しても大丈夫」というゆとりのある雰囲気づくりを心掛けることが必要です。

2 相手にわかりやすい言葉を選ぶ

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自分の中では当たり前になっている専門用語が、みんなが知っていて、分かりやすいとは限りません。誰が聞いてもわかるような言い回しを選びましょう。それが難しいときには、例えや比喩を使って、想像で補えるようにしましょう。

3 相手にテンポを合わせる

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テンポよく教えて欲しい人もいればゆっくり丁寧に教えて欲しい人もいるでしょう。相手の顔や反応を見ながら、相手のテンポに合わせて進めましょう。ただ、テンポを遅めたからといって理解できているとは限らないので、注意も必要です。

4 全体像を伝える

何かを教えるときには、担当するところだけをピンポイントで説明してしまいがちです。ですが、どんな仕事もいろんな部署や人と関係しているはずですよね。
仕事の手順やよくあるトラブルを例にとって教えることも大事ですが、まずは全体像を説明し、これから行う仕事が全体のどの部分を担っているのか、なぜ必要なのか、どうしてそのようなトラブルが起こり得るのかといった背景も含めて伝えることで、より理解がしやすくなるし、納得してもらえるでしょう。

5 理解度をしっかり把握する

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何かを説明し、伝えるだけでなく、どのくらい理解できたかを確認することも「教える」うちです。きちんと伝わっているかどうか、飲み込めているかどうか、逆に相手に説明してもらうなどして確認しましょう。

伝わるように教えることは難しい。でも楽しもう!

相手に伝わるように教えるというのは、本当に難しいものですよね。小さな子どもに何かを教えるのと違って、相手が今まで培ってきた知識やスキル、経験がベースにあることも、難しさの一因になっているのかもしれません。
ですがそれを逆手にとって、「自分も何か教えてもらおう」くらいの余裕を持って、「教える、教えられる」ではなく対等な関係性を保つことができたら、互いに気持ちよく前進できそうですよね。
相手の立場に立つことや、相手の目線で物事を眺めるなど、何かを教える上で大切な心構えもあるでしょう。ですがなによりもまずは、相手も自分も楽しみながら、互いに新しいことを吸収できたらすごく嬉しいことですね。

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